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その昔は、車検が車買い替えの一つのタイミングとして代表的なものでした。
多くの方は、車検ではディーラーや民間の車検代行へ依頼するので、その時の費用次第で、今後も保有するか、手放して新しい車を購入するか、迷ったものです。

今はどちらかと言えば、燃費や更には税金対策で、車を買い換える場合が多いようです。
エコカー減税など、ハイブリッドを始めとする、現在の自家用車には、様々な税制面での優遇処置があるからですね。

これに更に自動車保険の保険料と考えると、等級がそのまま引き継げる点では、新車に買い替えたほうが更にお得と考えるのも無理はありません。

等級を引き継ぐためには車格や排気量が同クラスであることが必要

言葉遊びのように聞こえますが、車格は変わらずそのまま新車に乗り換える場合を除き、例えば、今まで1,200CCクラスが、1,600CCクラスに乗り換えるといった場合、車のナンバーは小型車のままですが、保険契約はそのまま引き継げないことになります。 

これは、実際に保険会社に問い合わせてみると、同じ輸入車でありながら、排気量の違いは、等級は同じでも、保険料は引き上がるとのことでした。

無論、今までの車が、走行距離では10万キロ以上で、次に買うのが新車の場合は、若干、違ってきますが、一応、基準は同じ排気量であるというのが、保険料は変わらない前提であるということです。

つまり、保険料を引き下げ、なおかつ、等級をそのまま引き継ぐためには、同じような車格と排気量である必要があるのです。

納車日に事故を起こした場合

今の自動車保険は、契約の際に、それが車の入れ替え、つまり買い替えや乗り換えなどで、納車待ちとして、その期間、古い車で事故を起こした場合でも、廃車手続き前なら、旧契約の保険内容と旧車両保険の契約で、事故対応をそのまましてくれる、車両入替えの猶予期間を設けています。 

もちろん納車後に新契約となるので、事前に契約終了で、新契約は納車日かその翌日としてある場合は、「車両入れ替え」の手続きを保険会社と新規に締結するまでは、車に乗らないほうが良いでしょう。

万一、交通事故を起こした場合は、実費ですべて自賠責保険請求まで、やらなくてはいけない羽目になります。

契約変更は、車検証が必要

これは、コピーで大丈夫ですので、新車のナンバー所得と、初回の車両登録が、運輸支局などで済ませてあるなら、その車検証のコピーを使えます。

通常は、納車日直前までにディーラーや、販売店が運輸支局で手続きを済ませてあるはずです。保険契約の更新でも車検証のコピーなどが必要になる場合もあります。

契約車両の変更には、納車日と車検証、車検証がまだないなら、車の型式、車名、初年度登録日、ナンバープレートの番号、車台番号、所有者と使用者名などを、売買契約書などを参考に、保険会社に伝える事になります。

その際に必要な情報の一つは、使用を中止する(今まで保険契約としてあった車)の走行距離計の数値と、新たに納車された車の使用開始時点での数値を、保険会社に通知する必要があります。

車両入れ替えの手続きは、新規で契約するとのは違って、非常に簡単ですから、それほど心配はいりません。 

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