記事の詳細

初めての等級は6等級から

同じ車格で年齢も同じなのに、ネットに良くある比較サイトで見積もりを出したら、保険料が違っていたなんて経験はありませんか?
通販型自動車保険などは、典型的に運営コストが低いので、それが大きな要因で安く思われがちです。

しかし損保会社のコストは、一概に支店数などの運営自体だけではありません。
ひとつは、自動車保険を運営する意味では、提携する信頼できる修理工場というものが必要になります。
これは、公正に正しい損害費用を計算するために必要なことです。
また、24時間対応と言っても、それが事故受付なのか、事故車両の移動に関することまでを含めたサポートなのかでは大きな違いがあります。

しかも、この2つは実際にその損保会社を利用しなければ、なかなかわからないことでもあります。

保険料や加入年齢の目安はいくらくらい?

簡単な話、保障を最大にしていれば、いざというときに代理店型自動車保険で対応の不備や、スピードではまず不満が残ることはありえません。
賠償に関しては、全ての損保会社で、事故後数日以上かかって算定をしていますから、問題は事故当日の対応ということだけになるでしょう。

根本的に、基本的な賠償責任部分の補償は、どの自動車保険でも削ることはできませんし、同乗者傷害は自動付帯です。
この2つの保証だけに限って保険料を算定すると、およそ新車で車格が1,600CC以内なら2万~3万くらいが6等級の保険料でしょう。
この基本的な補償に、自分の車の修理費をカバーする車両保険を付帯させますから、5万~6万くらいが平均値になります。

ところで、加入年齢はこの時関係あるのでしょうか?
答えは簡単で、それは免許証を取得した初年度が目安になっています。
例えば20歳で免許を所得した人が、6年も運転経歴を持つはずがありませんよね?
しかし、20歳で運転免許証を所有し、35歳で新車を買った場合はどうでしょうか?
この場合、その新車の走行距離を見れば、まさか10年以上の運転歴があるとは誰も信じないでしょう。

つまり、年齢というよりも免許所得から何年たって、加えてどれくらいの頻度で自動車を運転しているかの目安が、運転免許証の初年度登録と走行距離なのです。
免許証は人に譲れませんから、明らかにこれが証拠として有力となるのです。

運転初心者の場合は補償を充実させる

自動車保険の契約において、以前に加入して一旦解約して、数年後に再契約するといったパターンは、まずほとんどありません。
しかも、各損保会社は情報共有をしていますから、その人の事故歴も等級で知ることができます。
そのため、6等級で契約した場合は、等級が下がったか、まっさらの新規契約以外にはあり得ないことになります。

つまり、事故で等級が下がったわけではない、新規契約6等級スタートは、いうなれば運転初心者と同様です。
こうした人は、あまりにシンプルな補償内容では、肝心の事故の時に保険が役に立ちません。
できれば車両保険を手厚くし、とにかく自動車保険でカバーできる範囲を広げる必要があります。

初めて自動車保険に加入するということは、自分は運転に不慣れだということを自覚し、費用はあまり節約するのは避けたほうが無難です。
自動車保険を選ぶ際に便利なのが、ネットの一括見積もりです。
下記に人気の見積もりサイトをいくつかご紹介していますので、加入の際の参考にして頂ければと思います。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る