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本来は引越し業者に頼めばいいのですが、

  • 荷物が少量
  • お金を節約したい
  • 3月などの引越しシーズンのため、引越し業者に断られてしまった


  • そんな理由のために自分で引越しをしようと考える人は多いのではないでしょうか?

    そんな時に気になるのが、自力で引越した場合、

  • 果たして依頼するよりも本当に安く済むのか
  • プロの業者でなく素人の自分がやって問題点はないのか
  • そもそも一人でできるのか


  • など、さまざまな疑問や不安が浮かんでくると思います。

    ここでは、自力で引越しをする時に注意すべき点やコツを紹介すると同時に、業者に依頼した時との費用を比べてみたいと思います。

    荷物の梱包

    narrator
    まず考えるのは、旧宅の荷造りでしょう。

    荷物の大小、種類もいろいろでしょうから、荷造りもそれに応じて梱包する必要があります。

    小物類の荷造り

    一つの段ボールなどに一緒に混在させても破損の心配がないものは大して気にする必要はありませんが、食器類など破損の心配のあるものは一つ一つ新聞紙で包むなどの工夫をしなくてはなりません。

    段ボールに詰めた時に隙間ができるようであれば、詰め物をして中で暴れないようにすると、より確実に破損の防止になります。

    布団・衣類の荷造り

    自力で引越しを行う際は、とにかく荷物をコンパクトにすることが、引越しを手際よく行うコツになります。

    そこで問題になるのが、かさばる荷物である布団や衣類です。

    布団に関しては真空パックにしてコンパクトにできるものが市販されているので、これを利用するのがいいでしょう。

    サイズにして半分以下にできるので、かなり効果のある器具です。

    10枚セット2,000円ほどで購入できるので、金額的にも大きな負担ということにはならないでしょう。

    もともとは旅行の時に使うものですが、引越しでもかなり活躍してくれます。

    衣類については、これも真空パックにできそうな下着・肌着類、パジャマや冬物のトレーナーなどは、この器具を使ってコンパクトにしてしまいます。

    大型家具の分解

    タンスやクローゼットなどは分解できるものが多いので、可能な限り分解しておけば、省スペースで運ぶことができます。

    また一つ一つを軽量化できるので、転落防止になり、間違って落下させてしまった時もダメージを最小限に止めることができます。

    搬出の時の養生

    旧宅の形式にもよりますが、特に集合住宅の時は、要所に養生をしておいた方が無難でしょう。

    業者に依頼した時のように、全てをきちんと養生するのは大変でしょうが、階段の曲がり角・踊り場、エレベーター、建物の出入り口には養生しておくのが得策です。

    もし、冷蔵庫や洗濯機など、比較的大型の荷物が多くなければ、必要なものだけをタオルケットや毛布で包むという方法が時間を節約できます。

    引越し車両の手配

    自分の車があれば使用できるでしょうが、引越しに適した車を必ずしも保有しているとは限らないでしょう。

    引越しで活躍してくれる車としては、トヨタ・ハイエース、または軽トラックになりますね。

    これらの車両にもいくつかグレードはありますが、一般的なもののレンタカー代金などを紹介します。

    トヨタ・ハイエース

    積載可能スペース:長さ2,435、幅1,545、高さ1,353ミリ
    乗車定員:9名まで

    これだけの積載可能スペースがあれば、単身者の引越しであれば一回でほとんど荷物を積むことができるでしょう。

    ただし、冷蔵庫など大型家電がある場合、縦に積むことが難しいため、横積みになるかもしれないので、冷蔵庫の水抜きはきちんとしておかなければなりません。

    レンタカー代金は下のようになっています。

    ・6時間まで:9,720円
    ・12時間まで:12,420円
    ・24時間まで:14,580円
    ※超過料金:1時間ごとに2,160円
    (トヨタレンタカーの場合)


    軽トラック

    積載可能スペース:およそ長さ1,900、幅1,400、高さ1,800ミリ
    乗車定員:2名まで

    ハイエース同様、単身者の引越しであれば、一度で済むような積載スペースがあります。

    また高さ制限に余裕があるので、冷蔵庫も立てて積み込みができます。

    長さがハイエースに比べて短いですが、30センチ程度ならはみ出しての積載も可能なので、長い荷物にも対応できそうです。

    ただ、幌があればいいのですが、ないタイプではもちろん雨では濡れてしまうので、雨天は避けるか、決行であればブルーシートをかけるなど工夫が必要になります。

    レンタカー代金は下のようになっています。

    ・6時間まで:5,400円
    ・12時間まで:5,400円
    ・24時間まで:7,020円
    *超過料金:1時間ごとに1,080円
    (トヨタレンタカーの場合)



    このほかにも、レンタカーを使う場合は、ガソリン代、自動車保険代が必ず必要になります。

    他にもカーナビ代(500円程度)、乗り捨ての場合の代金(50キロ以内で3500円程度)などもありますので、必要に応じて申し込みます。

    手伝ってもらう友人

    男性であっても、大型の家電類、特に冷蔵庫や洗濯機などを一人で車に積みおろしするのは酷でしょう。

    できるとしても、怪我や建物や車の破損などの心配もあります。

    やはり友人2人ほどには手伝ってもらえれば安心です。

    その時の友人の食事代や謝礼も、引越し費用に考慮に入れます。

    また来てもらう時に交通費がかかっていれば、そのぶんも忘れずに支払うようにしましょう。

    謝礼の相場は5,000円と言われていますが、現金でなくとも、商品券や物品でも構いません。

    友人の喜びそうなものであれば、なおいいでしょう。

    新居への荷物の搬入

    荷物を新居へ運び込む際にも注意しなくてはならないのが、壁や廊下などにぶつけてしまい、建物を破損させてしまうことです。

    特に集合住宅で共用部分となっている箇所は、事前に要所だけでもしっかりと養生して、破損防止に努めるのがいいでしょう。

    自力で引越しをした時の費用

    ここまで自力で引越しをした際の注意点など見てきましたが、費用を一通りまとめてみます。

    梱包資材

    段ボール(160サイズ10枚):2000円
    エアキャップ:1500円
    テープ類:500円

    レンタカー代金(ハイエース、12時間リース、40km走行として)

    レンタカー代:12,420円
    自動車保険代:1,500円
    ガソリン代:1000円

    友人への謝礼(友人2人分)

    食事代:5000円
    謝礼:1万円

    合計33,920円

    もちろん、荷物の量に応じて友人人数、レンタカー代金も変わってきます。

    それに応じた計算が必要になりますが、あまり経費を切り詰めても、引越しの最中に追加で購入する羽目になることもありますので、最初は余裕を持った経費を考えておくといいでしょう。

    ただ、上記を見てみると、最も経費がかかっているのが人件費になっています。

    どうしても節約したいので、すべて一人で行うという場合には、友人への費用がなくなって、合計で18,920円となり、かなり抑えた金額で引越しが可能になります。

    引越し業者に依頼した場合

    では引越し業者に依頼した場合は、どれほどの金額になるでしょうか。

    上記のケースは、単身者が40km圏内に引っ越すことを想定していますので、同様に算出して見たいと思います。

    単身者の場合は、引越し業者それぞれから単身パックという、単身者に特化した引越しプランを提供しています。

    かなり割安な設定になっているので、こちらを利用するのがいいでしょう。

    日通の単身パック

    ・単身パックS:15,000円
    ・単身パックL:16,000円



    これは、コンテナーボックスと呼ばれる、滑車付きのコンテナーに荷物を載せて移動するもので、引越し業者にとっても効率的に運搬ができるようになっています。そのため、費用も割安に抑えることができています。

    このコンテナーのサイズは、幅108センチ、奥74センチ、高さ175センチとなっており(Lサイズ)、上記のハイエースや軽トラックに比べたら、かなり小さいサイズになっているのが分かります。

    小型の冷蔵庫ならいいのですが、3ドアーのものは無理ですし、ベッドは折りたたみができても、積載は困難でしょう。

    このサイズに収まりきる場合にはいいのですが、入らない場合には通常のプランになり、それなりの費用がかかります。

    通常の引越しプランの場合、繁忙期と閑散期でかなり金額が違ってくるので、それぞれのケースを見て見ます。

    繁忙期:13万円前後
    閑散期:8万円前後



    もちろん引越し業者によって幅がありますが、今回のケースのような単身者引越しの相場を示せば、上記のようになります。

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    費用対効果を考える

    金額面を見れば、やはり自力で行った方がかなり安く引越しできますが、総合的にみた場合は、どちらがいいのでしょうか。

    というのは、時間が割とある学生なら自力でもいいかもしれませんが、時間のない会社員などは、自分で梱包したり、車を手配し、搬出〜搬入をするというのは、かなり難しいと思われます。

    そのような場合は、プロの業者にすべて任せ、その上、引越荷物運送保険が付帯されるので心配も少なく、使い終わった梱包資材も引き取ってくれるので、手間がかかりません。

    自分の荷物の量や内容、引越しのために確保できる時間を考え、上記の内容を参考にしつつ、より「お得」と感じられる方法を見つけてください。

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