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大手と中小の引越し業者の比較として一番の大きな違いは、専業事業者でも、兼業運送業者でも、トラック台数と人員の規模が違うということです。
経費の金額が大きいため、全国に支店や拠点を持っており、配送センターを経由し、どの場所でも受け付けて対応できる点ですね。

一方の中小とは、地元の産業のようなもので、その土地独自のタクシー会社があるのと同じ、所謂、地場産業と似たようなものです。 
大手と違うのは、より地元に詳しいため、細かい住所を知っていることと、繁忙期でも比較的、予約は取れやすいという点です。

引っ越しは、転居先の住所を運送業者が詳しくわかっていれば、スムーズに行えますから、ある程度、時間の節約にもなります。
規模が小さいなら、やはり一度の収益は大切ですから、価格交渉にも応じてくれやすいといえます。

任せっきりは後悔やトラブルのもと

大手のデメリットは、価格設定が細かく、システムになっているので、トラックがこの大きさなら、必要人員はこれくらい、作業は1時間単位、オプションで細かい作業は対応など、結局は最初から、業者都合で話が進みがちです。
従って、ある程度は利用者側で手間を惜しまない様でないと、任せっきりでは、費用は膨らんでいくばかりです。 

一方メリットは、完全に梱包、荷解きまでを、業者に任せるプランが利用できる点です。
これは、専用のボックスや資材をリサイクルして、作業効率を良くするシステムが会社で持っている必要があり、資本が大きくないと、そうした開発も出来ないからです。

とにかく、短時間でゴミの処分も出来ないし、とりあえず引っ越してから、色々したいなど、必要に迫られた場合、こうしたプランやパックは、大手であれば対応できます。

当日の変更や依頼にも柔軟に対応してもらえる

では中小規模の業者は、どうでしょうか?

メリットは、軽作業くらいなら、簡単に請け負ってくれるので、ついでにこの荷物も運んで欲しいとか、設置は1階の予定だったけど、2階に上げて欲しいなど、当日の変更にも柔軟に対応してくれる点です。

大手は、必要な作業を細かく管理しているため、当日の追加作業は断るケースが多いのです。

デメリットは、遠距離対応では、かなり費用が大手に比べかかることです。
これは、所有トラック台数にもよりますが、時間がそれだけ1案件にかかってしまうということは、同じ時間で収益は低いこともあるので、釣り合いを取るため、時間と荷物量と人件費の他に、距離もまた費用に含め無ければならない事情があります。

全国に支店や拠点がない場合は、やはりそれが理由になってますね。 
反対に近距離であれば、大手よりも安い見積もりを出す可能性は大きいです。

フットワークが軽い!費用の相談も気軽にできる

赤帽などもそうですが、中小のメリットはフットワークにあります。

ホームページなど、ネットの情報は、大手より少なく、不安に感じるかもしれませんが、引越しを繰り返していると、次第に見積りの相談をしたくなります。 

しかし、大手の場合は、担当の質問に答えていくだけで、自然と見積りが出来てしまい、なかなか価格交渉とまではいきません。

しかし、中小の場合は、電話応対がドライバーのケースだったりするので、これはできるが、これはこれくらいの費用になるとか、相談することも、結構気軽に出来ます。

荷物がある程度の分量だとわかれば、何を減らせば、費用が安くなるのかのヒントにもなるんですね。

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