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生理痛や吐き気、イライラ、性交痛など子宮内膜症の気になる症状チェック!
子宮内膜症は自覚がないまま進行することもあります。
私の場合は「ダグラス窩」にチョコレート膿腫があると見立てられ、調べてみたら進行度合い的には末期、と記載されていてとっても落ち込みました。
自覚症状としてはなんか、だるいな、しんどいな、足がちょっと、うまく上がらない感じがする…程度でした。
立ち仕事をしてましたので、単なる足の疲れと思ってやり過ごしていたら、どうにもしんどい。
夜中に急に汗をかいて目覚める、などのちょっとただの疲れにしては様子が違っていたので、念のために婦人科に行ってみました。
胃腸とは違う、程度の自覚はありましたので婦人科を選びました。
結果は即手術したほうがいい大きさの膿腫でした。
気になる項目があれば即受診を
吐き気、頻尿、イライラ、頭痛、眠気、発熱、めまい、レバー大の血の塊が生理出血に混じる、出血量がだんだん増えてきた、生理痛がひどい、とか、常に腰痛があるとか、性交痛、排卵痛、排便通も自覚症状のパターンとして挙げられます。
チェックしてみて気になる項目がありましたら、まずは信頼のおける婦人科を探してください。
症状が重くなって、手術しなくてはいけない状態になってからお医者をさがすのは大変です。
いざ、入院加療までできるところを探してみると、地方だからか数件しかありませんでした。
かけこんでも半年待ちなどがザラです。
だって数件しかないのですから、患者も集中します。
重篤な方から対応するといわれますが手術相当と診断されても半年待ちも十分あると考えても良いでしょう。
自分はそうでした。
セカンドオピニオンやサードオピニオン
捻転をおこしたら救急車で来てくださいと言われながらも半年待ちは精神的にきついです。
早期発見、早期対応、信頼できる医師を早め探しておくのが安心です。
そして症状に対する医師の見立ても様々なので、出来ればセカンドオピニオン、サードオピニオンも受けられる余裕を持たれてください。
私が最初にかかった医師は、腫瘍が四センチありましたが、でも、そのまま妊娠しても問題ないとの判断でした。
因果関係ははっきりわかりませんが、そのときの子供は成長して発達障害の診断を貰っています。
妊娠の際に症状が見つかることもあります。
納得のいく説明をしていただける産婦人科医を、どうぞ探されてください。
後々、もやもやすることもあります。
痛みがないからといって放置するのはダメ
症状がないから毎回検診は行きたくないな、と思って、全然痛くなくなりました。と一度医師に言ってしまいました。
痛みが全くないなんて、それはがん化してるおそれがあります。とがん検診されました。
本来溜まるところではない場所に血が溜まっているのですから、放置は基本的に悪いことのようです。
まあ、当然のことですが。
そのため最終的には手術して卵巣は一つ切除しましたが卵巣がある限り、月経がある限りは再発の可能性があると言われています。
なにせ原因は不明ですし、再発する人は数か月で再発するとかかりつけのお医者さまには言われました。
結局、4センチの大きさだった膿腫が5年で15センチになってしまって、本来はうずらのたまごくらいの大きさのはずの卵巣が血を貯めてソフトボールくらいになっていたという症状でした。
でも、重ねて言いますが、深刻な自覚症状はありませんでした。
定期的な健診は重要だということを痛感します。