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よく、終身VS定期とか、終身or定期などと言われますが、そもそもこの2つは、どちらがいいとか悪いとかと言ってむやみやたらと比較するものではなく、上手に組み合わせて使うものなのではないかと思います。

事実、多くの生命保険のプランを見ると、死亡保障については終身型になっているものの、医療保障については定期型であるものが目立ちます。

そもそも生保というのは、亡くなった後にまとまったお金が受け取れる、いわゆる死亡保障がメインです。
つまり、途中で解約するなんていうのはタブーと言っても過言ではないもので、そういう点では、終身型との相性は抜群と言えるでしょう。

貯蓄目的で入る養老や学資保険とは異なり、金利がどうのこうのとか、満期がいつかなんて深く考える必要はありません。
保険期間は死ぬまで!
そう徹しなければ、結局は意味も価値も半減してしまうものと見られます。

定期的に見直しする

それに対し、医療保障の方はと言うと、生きる事を目的としたサポートを受けるためのものです。
その時々に適切な治療が安心して受けられてこそ価値が出るというもの!

実際問題、医学の進歩と共に、治療の方針も変わり、今では癌でも日帰り手術や短期間の入院で完治を目指せる時代です。
それを考えると、平均10年から15年という保障期間の定期型は、ほど良く見直しのチャンスを与えてくれる最適なスタイルであると言えそうですね。

ただ、主契約の終身保険に特約として付けられているような定期型の医療保険は自動更新になっているため、特に口座引き落としだと、少々保険料が値上がりしていても、気が付かないままになっておられる方も少なくないでしょう。

それでも、老舗の大手生保会社で加入していれば、担当者がやって来て、間もなく更新時期である事。
自動的に更新されると、保障は従来通り継続されるものの、加齢により、月額が値上がりする事。
そして、同じ値段でもっと手厚いサポートが受けられる商品が出ている事などを教えてくれます。

早い話、見直しのおすすめではありますが、それもまた、決して煩いだけの話ではないでしょう。
重要な人生の分岐点を通り過ごさずに済むと捕らえる事が大切です。

ライフステージに応じて必要な保障を考える

けれど、21世紀に入って急激に売上げを伸ばして来た通販型や外資系保険会社においては、担当者が付かない、動かない事によってコストを抑え、安価に充実の内容を持つ商品を提供している訳ですが、その分、加入者は、全てを自己責任において管理し、活用しなければなりません。

そうなると、更新の案内は郵送で送られて来るものの、忙しさにかまけ、ついつい見過ごしてしまわれる方も大勢いらっしゃるものと思われます。
しかも、先のように、口座引き落としだと、少々金額が変わっていても気が付かないというケースも多く、結果、いざという時に、十分なサポートが受けられないという事になるのです。

ですが、ならば、こまめに見直す事を前提に、定期保険だけで生死全てを賄うというのがベターなのかと言うと、これがまた、必ずしもそうとは限っていません。

死亡保障については実際問題、先にも書いた通り、死ぬまで持ち続ける事が第一条件ですから、解約なんてしないし、返戻金も宛てにはしないという条件の下、掛け捨ての定期型でもいいようには感じます。

ただ、医療保障については、更新ごとに見直すのであれば、都度健康状態のチェックが入るため、時と場合によっては、新規契約できない可能性もある事を念頭に置いておかなければならないのです。

そこで、いずれの場合も、保障は変わらないものの、保険料も変わらない終身保険を一つ、それこそ保険として維持しておかれる事をおすすめします。
特に医療保険については、見直ししないのであれば、定期にしておく意味がなく、加齢とともに払込金額が上昇するだけ損です。
同じように大したサポートが受けられないのであれば、ずっと契約当初の安いままの価格で行ける終身型の方が、絶対お得ですよね。

そして、後はライフステージに応じて、定期保険を上手に組み合わせる事がポイント!
例えば、35歳から40歳という年代は、比較的安価に保険加入が出来る最後のチャンスですから、そこで15年ないし20年の定期保険に入り、死亡した時の保険金を増やせば、子供たちが成人するまで何とかなるというご家庭も多い事でしょう。

あるいは、収入保障保険と呼ばれる、死後に月々決ったお金が何年間か支払われるタイプの商品もおすすめです。
むしろ、終身の方である程度の一時金が受け取れるのであれば、こちらの方が、細く長く安心を維持できるかも知れません。
医療の方も同様で、この辺りで、成人病発症に向け、がん保険や先進医療が受けられるタイプに入るのは賢明だと言えそうです。

共済や民間生保、逓減型定期保険は加入時の年齢に注意!

ちなみに、安いのにそこそこ充実していると言われる共済は、口コミでも評判の定期保険の代表格ですが、年を取ってからよくよく見ると、保険料はそのままなのに、入院給付金や保険金などの保証額が大幅に下がっているという事があります。

ですので、こちらを使うのであれば、正しく現役のうち!
また、民間生保会社の逓減型定期保険も、似たような性質を持っていますから、加入時の年齢によっては、十分注意が必要です。

という事で、終身vs定期とか、終身or定期というのではなく、それぞれのメリット・デメリット、加えて、商品ごとの性質の違いを十分踏まえた上で、何歳まではいくらくらいの保障が必要なのかを弾き出し、上手にその総額が受け取れるように組み合わされるのが賢い作戦なのではないでしょうか?

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