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とにかく無事に元気に生まれて来てくれればいい!
おなかに赤ちゃんがいる事が分かると、誰もが真っ先にそう願います。

ところが、いざ出産となると、思いのほかお金が掛かるもので、しかも、子供を産む事は病気治療ではないため、健康保険は使えません。
ですので、頼るのはまず、自治体から支給される出産育児一時金!
ですが、こちらは一律42万円と決まっていて、決して十分な額とは言えないようです。

出産にかかる費用の相場はいくらくらい?

事実、あるアンケート調査によると、子供1人を出産するのに掛かる平均費用は27万円前後!
地域や医療機関によっって、費用や助成制度が異なるため、42万円もあれば大丈夫とおっしゃる方もおられますが、足りないとおっしゃる方もおられるでしょう。

そして、通常分娩に比べて手間が掛かり、長期入院を余儀なくされる帝王切開ともなれば、尚更の事、その経費は嵩みます。
ちなみに、自然分娩で赤ちゃんを産んだ場合の入院日数は3日から7日とされていますが、開腹手術を伴う出産になると、最低でも1週間、長ければ2週間程度もの間病院にとどまらなければなりません。

という事で、その総費用は22万から25万円と定められている手術費用にその他の医療措置や薬代、そして入院費を含めた50万円から60万円と言われていて、出産一時金では完全に足が出てしまうのです。

ところがところが、実際には、それほど差がないか、むしろ普通分娩より安く済むとか、うまく行けば儲かる事もあるというのですから不思議です。
これは一体全体どういう事なのでしょうか?
そこには、通常分娩と帝王切開の医療機関での扱いの違いと、2つの保険の存在が潜んでいました。

確定申告で手続きすれば医療費控除の対象となる

ちなみに、出産そのものは、妊娠中の定期検診も含め、確定申告で手続きする事により、医療費控除の対象となります。
通院のための交通費も認められていますので、領収書や記録はきちんと残しておく事がポイントです。

とは言っても、妊娠して出産するというのは病気ではありませんから、先述の通り疾患治療を目的とする健康保険の対象にはならず、いくら医師の診断書を取ったところで、生命保険の医療保障も関係ないという事になるのですが、体にメスを入れる帝王切開については立派な医療行為です。しかも、母子の命を守るための措置であって、美容行為や予防行為ではありません。
そこでまず健康保険が使える事となり、手術費用や投薬費用、そして、最低限の入院費は3割負担で行けるのです。

医療保障の対象になる!女性向けの商品なら手厚いサポートも!?

加えて、健康保険も認める立派な疾患となると、当然、生命保険の医療保障の適応対象にもなります。
もちろんこれは、あらかじめ加入している事と、入院時に給付金が受け取れる特約を付帯させている事が絶対条件で、生命保険入ってないでは話になりませんが、特に女性向けの商品であれば、かなり手厚くサポートしてもらえる可能性もあるでしょう。

例えば、入院日額1万円となっていれば、1週間で7万円、10日で10万円、2週間で14万円です。
これに手術給付金がいくらか加算されると、20万円程度になる事は珍しくなく、出産一時金と合算する楽に60万円を超えます。
結果、仮に自己負担分が40万円掛かったとしても、20万円の利益が出るという訳です。

ただし、商品によっては、元々手術給付金のない医療保険も多いですし、何より妊娠が発覚した段階で、すでに責任開始しているものでなければならないと見て間違いないでしょう。

契約直後の出産が自然分娩で問題なければ次は保障される

よく、妊婦は生命保険に加入できないと言われますが、決してそんな事はありません。
それこそ、妊娠は病気ではない訳ですから、闘病生活している訳でも、持病を持っている訳でもないのです。

とは言え、以後、切迫流産や切迫早産、そして帝王切開といった大事に至るリスクは必ず誰にでもあるもので、それを承知で契約するのは、他の加入者に対して、明らかに不公平を招きます。

そこで、妊娠から出産までの一連の医療行為については、一切サポートしないという、いわゆる「特定部位不担保法」という法則を用いて契約成立させるケースが圧倒的多数!
そのため、プレママは保険に入れないなどという噂が流れるのでしょう。


それでも、契約直後の出産が無事に自然分娩で行われれば、2回目については、全面的に保障され、先のように、切迫早産や帝王切開による入院や手術が必要になっても、給付金が支払われるケースが大半です。
それで助かったという経験をお持ちのご家庭は少なくないものと思われます。

一度利用すると二回目は使えない!?

ですが、一度でもこうした事で保険を使ってしまうと、2回目は使用出来ないのが一般的!
また、普通分娩で出産した際には、産後半年から1年程度で、希望の保険に新規加入したり、見直ししたりが簡単にできますが、切迫早産や帝王切開をしてしまうと、それが困難になります。

何故なら、告知書にある過去5年以内に手術をした、あるいは入院したという項目にチェックが入ってしまうからです。
結果、加入は認められても、やはり特定部位不担保付きになり、厳しい会社だと、婦人病全体に対して、契約後数年間はサポートしないというところもありますので、できる限り独身のうちか、結婚してすぐ生保に加入される事をお勧めします。

実際問題、主婦に生保なんて必要ないという方も少なくないですし、どこの保険にも入ってない奥様は大勢いらっしゃるでしょう。
けれど、高齢になればやはりその必要性は高まるのにも関わらず、加齢による保険料のアップや健康面上のリスクも高まるため、安価に契約する事が困難になります。

これは男でも同じですが、女性の場合は、それにプラスして、こうした妊娠や出産の結果が足を引っ張る事も大いに考えられるのです。
ですので、特に若い独身女性たちは、人生設計の一環として、生命保険の加入を検討される事が重要でしょう。

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