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生命保険の定期保険というと、まるで銀行や郵便局の定期預貯金のように、これぞ積み立て型だと思っておられる方がいらっしゃるようですが、それは大きな間違いです。
ここで言う定期とは「一定期間を定めた上で保障する事を約束しましょう」というものであって、お金を貯めるものどころか、掛け捨てです。

満期があって貯めたお金が戻ってくるタイプ

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ちなみに、本当にお金を貯められる生命保険というのは、学資保険のように満期があって、それと同時に貯めたお金が戻って来るもの!
そして、期間中に何かあれば、給付金がもらえる仕組みになっていて、いわゆる保障と積み立ての両方が出来る一石二鳥の代物です。

内容が濃い分、納めなければならない金額は中途半端ではないものが多く、皆さん必死に子供に将来必要になるからと言って掛けておられますね。

それに対し、掛け捨てとは、貯蓄の要素は全くありません。
保険料として支払ったお金は、保険金としてしか返っては来ないというもの!

すなわち保険金として受け取るという事は、何らかの災難に見舞われた時であるところから、ある意味、戻ってこないことこそが最大の幸せだと言えるはずなのですが、やはり人間と言うのは欲深い生き物らしく、どうしても損するようなイメージをもたれがちです。

満期金や解約返戻金のある学資保険や終身保険

しかし、実際にはこれほど身近な商品はなく、自分は絶対に掛け捨て保険には入らないといいながらも、実はしっかりと加入しておられる方が大半です。

何しろ、自動車保険や火災保険・地震保険と言った損害保険は、100パーセントがこの形なのですから、損得勘定だけでは避けられない必要性の高い商品も多いのです。

しかも、このタイプは、いつ解約してもお世話にならなかった以上、必ずマイナスになるという事で、逆に開き直っていつでも辞めたいときに辞めたり、見直しをしたりが簡単にできます。
つまり、家族構成や子供たちの年代ごとに必要な保障を受ける事ができ、案外無駄な出費を防げるものであるという事も知っておきましょう。

でも、それって、終身型の生命保険でも同じじゃないの?
と思われるかもしれませんね。

しかも、満期金や解約返戻金のある学資保険や終身保険などは、今までの支払いが返金されるのだから、その方がやっぱり断然お得でしょう。というのが一般的な見解なのですが、それはあくまでも一定期間払い込みを済ませた時の話で、実はこうしたものの多くは途中解約すると、なぜか少し損をする仕組みになっているんです。
早い話、これまでの支払総額が100万円あるはずでも、実際に振り込まれる返戻金は98万円程度という事も珍しくないということです。

特に、掛け金を安く抑える代わりに、払込期間満了時までに辞めると、絶対的に減額されますよ。と最初から謳って販売している低解約返戻金型などはその代表格で、それを承知で契約した以上、文句は言えません。

とは言え、先述の通り、我々人間はどうしても欲望が作用してしまいますから、高いお金を払っていればいるほど、貯まらなく悔しい思いを味わう事になったりなんかもするのです。

月々の掛け金が安いタイプ

その点、元々月額の安価な定期の場合は、その悔しさを大幅に軽減できます。
そう、掛け捨て保険の最大の特徴であり、メリットは何と言っても、月々の掛け金が安い!
これに優るものはないでしょう。

例えば死亡保障が1億円の保険に、終身・掛け捨てともに払い込み期間10年で加入したとします。
もちろん、これは保険会社の利率等によっても随分異なってくるのですが、まあ相場と言いますか、平均と言ったところの保険料は、方や月55万円、方や月19,000円です。

そうなんです。どっちがどっちかは言うまでもないと思いますが、これだけの差額が生じるという思わず目が点になりそうな現実、知らん顔はできませんよね。

その代わり、終身はその名の通り一生涯保障してくれるというもので、払い込み期間満了後に死亡しても、しっかりと給付金が下り、受取人はほくほく顔!
ですので、お金に余裕があれば、どうと言う事もないものなのかも知れませんし、事実、相続税対策として使われる方は大勢いらっしゃいます。

けれど、この場合、本当に比較しなければならないのは、我々一般庶民を対象にした10年後の状況ですね。
まず、後者の方は228万円支払ったのにも拘わらず、その間何事もなければ、一銭の見返りもありません。
それなりにめでたしめでたしだとは言え、何とももったいない話でもあります。

それでは、前者の方はどうでしょう?
流石に6,600万円も頑張って払っただけあって、それがそっくりそのままどころか、多少なりとも利息分増えた状態で残っています。

当然のことながら、それは自分のお金ですから、いつでも自由に解約し、手元に取り戻す事が出来るのです。
という事で、喜び勇んで解約します。
ところが、先の一生涯というのは、この契約が保険会社に残っていての物種ですから、解約してしまえば、そこでおしまい!
定期と同様に、その後は何があっても1円も保険金を受け取る事はできないのです。

それを考えた時、ある意味、10年間1億円という保障を228万円で購入するのか、6,600万円で購入するのかという事になり、新たな見解が芽生えてくる方も少なくはない事でしょう。

高利回りの資産運用に資金を回す?

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そうなんです。単に1億円保障の分だけなら、掛け捨てでも何ら問題はない訳で、本気でお金を増やしたければ、この差額の6,000万円を超える大金をもっと高利回りの資産運用に回すという事もまた、一つの大きな選択肢なのです。
実際問題、今の保険の利率は、どんなに高いところでも、1パーセントには達していません。

確かに、銀行の普通預金に比べれば悪い率ではありませんが、それでも探せばいくらでも、これ以上の好条件の資産運用は存在するでしょう。
また、途中で潰せば損をする可能性が高いというリスクも忘れてはいけません。

と、ここまでの話を聞いていて、どこが一般庶民向けなんだと言われそうですが、事実、10年で5,000万円も6,000万円も貯蓄だの、財テクだのとできる人は一般ピープルとは言えず、それ自体が特別な人ですから、早い話、終身でも定期でも、お好きな方をお選び下さいと言ったところなのです。

けれど、考えてもみて下さい。
月々わずか2万円足らずの投資で、運良く行けば、1億円が手に入るかも知れないんですよ。
これぞ、我々一般人にとっては、なかなか美味しい話と言えるのではないでしょうか?
旦那の小遣いを削って保険を掛け、その夫が他界すれば奥様はたちまち億万長者です。

掛け金が安い!サポートの手厚い定期保険への加入

と、これはまあ本当は不幸な話であって、くだらない冗談ですが、現実問題、離婚して、ろくに慰謝料や養育費ももらっておられないような母子家庭などは、何が心配って、自分が死んだ時より今現在、病気や怪我で入院した時でしょう。

なぜなら、お母さんが亡くなれば、子供たちには遺族年金がもらえますが、寝込んだだけでは、精精治療費が健康保険や福祉の方から出されるだけで、その間の生活は誰も面倒を見てくれません。

そういう時に、入院や通院に対する給付金や収入保障が得られれば、どれほど有り難いかは言うまでもないものと思われます。

これは全ての低所得者に当てはまる事で、人間、むしろ死ぬより生きる方がお金が掛かるんです。
そこで、そうした時の事を考え、わずかな掛け金でサポートしてもらえる定期保険に加入する事は、間違いなくおすすめなのです。

人気の商品をランキングなどで調べ、一度真剣に検討してみられてはいかがでしょうか。
とはいえ、いろんな保険会社や商品があり過ぎて、自分では判断でき兼ねるという方が大半だと思います。
そんな時に便利に利用できるのがFP(ファイナンシャルプランナー)の無料相談サービスです。
来店型もありますが、自宅や指定した場所へ出向いてもらえるサービスもあります。
複数の保険会社から中立な立場で、自分に合ったプランを提案してもらえるので、見直しや新規加入の際に利用される方が増えています。

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