記事の詳細

車を売るタイミングとしては、生活環境が変わる時期が一番だと言われています。
1年間で見れば、就職、転職、入学など、こうした変化が訪れるのは、3月~4月に集中しているはずです。

しかしこの時期は、新生活で出費がかさむので、案外、売れるかどうかは、転居したかどうかに左右されるところもあるでしょう。

新車が売れる時期!ディーラーの決算期が狙い目

中古車を販売する際は、タイミングは特にありませんが、それでも新車がよく売れる頃に、流通が盛んになることは確かです。
新車が売れる時期とは、ズバリ、ディーラーの決算期で、3月と9月であり、その前の月から実は中古自動車の流通も盛んになります。

買い替えを検討するなら、ボーナス時期ということを考えると、8月を過ぎた9月~10月は、大型連休もなく、新車購入を諦めたが、車は欲しいという人が密かにいる可能性は高いです。

つまり高く売れるかどうかではなく、流通が盛んであれば、業者間でも流通が盛んだということがでてきます。
高く売れるかどうかは、結局、最新の車のトレンドに一番深い理由が隠されています。

今が売りどきの車は、販売店にある

いくら高く売ろうと思ったところで、時勢に合わない車を高く売ることは不可能です。 
売れ筋を調べても、リンカーンコンチネンタルなどは当然ありませんし、だからといって、シーマなどが出てくる気配もありません。

自分が気に入った車が、必ずトレンドを目指すのなら別ですが、今の主流は、低燃費のコンパクトカーであり、ハイブリッド車とガソリン車の中間を埋めるエコカーです。

代わりに、大型のワンボックスカーや、セダンタイプは、高級路線にシフトし、ある収入以上の世帯向けにリリースされており、これは中古市場のトレンドではありません。
同じワンボックスでも、軽なら、新規格で大きくなった最新のタイプで、塗装はカラフルなタイプの方が売れ行きは良いそうです。

20代を中心とした、スポーツタイプは、売れ行きが悪く、かといって完全なファミリーカーは需要過多の状態ですから、何がトレンドなのかは、メーカーのホームページを見たり、価格ドットコムの売れ筋中古車情報とか、大型の中古車展示場に見に行くと、非常にわかりやすいです。

ディーラーでも、展示してある車種は、売れ筋で、一つのアイキャッチとして展示しますし、中古車展示場では、車道に並んだ車種が、今のトレンドを如実に語っています。

本当に売りたいのは、利益がある車ですが、弾数が欲しいのは、普段から回転が良い、つまりは売れ筋を目立つようにするのが、業界の心理としてあるからです。
これは、買取り業者を見つける前に、自分の車の価値判断にもなります。

需要の有無を考える

前述したように、大型ワンボックスは、あまりに流行したお陰で、需要過多になっており、正直言って、どの中古自動車販売でも、邪魔な車種の一つになってしまいました。 

既にファミリカーとしては大きすぎるのと、毎週、キャンプに出かけるほど余裕がなくなった景気の変化で、敬遠される車種ですね。
中古車販売店でも目玉とすることは、なくなりました。
デザイン的にも、飽きられている感じは強いですね。
これらのワンボックスの役割は、今は軽自動車が担っています。

今すぐ売りたいなら販路がしっかりしたところを選ぶ

確実に、販路が確立しているところなら、今の時代に見合う売れ筋を把握しているので、それだけ一般的なコンパクトカーでも、新車価格からそれほど価格を下げず、高年式、短い走行距離なら、かなり高く買い取っています。 

普通の小売りなら、売り場から判断しなければなりませんが、自社で流通させているということは、それだけデータの蓄積もあり、何が早くい売れていくのか手に取るように、多数の車種で把握できるはずです。

これは、中古自動車を売る最大のコツと言っても良いのですが、大手で低い査定を付けられたが、他で高く売れるというのは、その車種が欲しい業者にたまたま当たっただけで、それがそのまま売れ筋となるわけではありません。
そのため今後、長い目で見ると、そうした業者が業界で生き残るのは、非常に難しい時代になったと言えます。

それだけ、新車のサイクルが早いわけで、結局は多量にストックできる企業が、安定的に継続して査定し、標準的な査定額を提示するということになっていくものなのですね。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る