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一言で言えば、「よく回転する(販売台数が多い」車が、中古自動車業界では、比較的、高めで買取り、直ぐに店頭に並べて、直ぐ販売という感じですね。

国産か外車のどちらかで言えば、国産車で、メーカー別では、トヨタ、ホンダ、ダイハツ、スズキの順でしょうか。 
スバルなどは、トヨタと資本提携しているため、スバル車専門の方が、球数も多く、売れ行きは結構好調のようです。

車種では、セダンは最近の売れ筋ですが、やはり小型車、排気量1,600CC以下というのが、業界の常識みたいになっています。 
一頃のワンボックスカー大流行は、今は沈静化して、かえってアルファードのようなものは、価格は下がっています。 

エコカーでは、いぜんはトヨタ・プリウスでしたが、モデルチェンジと同時にアクアの登場で、中古市場では人気はトヨタのアクア、業界で売りたいのは、在庫が過剰気味のプリウスでしょう。

他には、ホンダのフィットも相変わらず好調で、続いてヴィッツですね。
軽自動車は、震災直後から価格が高騰しましたが、今は原油価格の下落で、かえって買取価格はかなり低いです。
スズキのワゴンRなどは、顕著に下落を続けています。

ちょっと変わったところでは、スズキのジムニーや、ダイハツタントなどが、人気が出てきているので、品薄感があるようです。

注目される車種は時代によって変わる

バブル時代は、高級車なら、何でも売れましたが、その後、輸入のワンボックスカーやステーショナリーワゴンなどが台頭し、その後中古自動車専門点では、ほとんどが軽自動車、それもワゴンタイプが主流でしたが、現在はエコカーのコンパクトが大体、どの店舗でも売れ筋になっています。

エコカーでも、ワンボックスの排気量の大きい物は、正直言って今は高く買取る業者は少ないでしょう。 
メーカーではトヨタ車が、新車の人気もあって、買い替え時期に敢えて、トヨタの前モデルを購入といったケースも多くなってきているようです。 
トヨタ以外のハイブリッド車は、現在、非常に価格は下落しており、在庫過多とまではいいませんが、売れない中古車の一つになっています。

輸入車では、メルセデス・ベンツやBMWに代わって、ポルシェや、FIATの一部など、ステイタスよりも、特徴のある所謂、日本車とは違ったデザインに人気があり、フィアット500は中古市場でも、価格がなかなか下がらないようです。 
MINIは、新車では売れ行きが良いのですが、中古車では何故か人気がない状況が続いています。

売れないものは個人事業主へ

人気のない車は個人事業主へと渡るケースが多いです。

個人事業主というのは、大手のグループ企業や、フランチャイズではなく、個人で中古車買取りや販売を手がけるような小さな個人経営のお店です。 
廃車や下取り、果てはヤードといって、部品取り用の車も扱い、あるメーカーだけを扱うような会社ですね。 
フォルクスワーゲン・ビートルならFLAT4、フランス車なら、埼玉県のキャロルなど、首都圏でも有名な店舗がいくつかあります。

クラシックMINIんばどは、昔から専門店が多いように、非常にマニアックなお店が多いのですが、査定というよりは、交渉してパーツ取り車にするとか、下取りの相談など、買取り以外にも柔軟に応じています。
ネットで検索せずとも、直接店舗での相談で対応する形になります。

人気中古車ランキング

インターネットで、調べると、実態にそぐわない意図的なデータもありますが、信頼できそうなところから選ぶと、以下の様な感じになりますね。

1位:フィット:デザインがトヨタに似ているのもあり、それでいて価格帯が高くても200万前後なので、買取でも、それほど低く見られることはないようです。

2位:ワゴンR:軽自動車の中では、スペース的に広いといった評価が多く、価格も最大で180万円台、新車同様で販売されているため、これも回転が良い車のようです。

3位:プリウス:250万前後から、289万と、中古車では輸入車に該当する価格帯ですが、ニューモデルとの価格差を考えると、新車で売る場合は、中古車でも価格差は少ないです。 
ただし、1世代前だと、ツーリングセレクション、フル装備でも170万円台なので、ガクッと買取価格も落ち込みます。

4位:ヴィッツ:こちらは、ニューモデルの人気が大変高いため、車種というより、価格帯で前モデルが手頃になったのが大きいです。
平成24年のもので、100万円台を切ることもあるので、売るなら、ニューモデルに限りますね。
平成26年で走行5,000kmでも、100万円台の販売価格に乗れるかどうかです。

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