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自動車を売る際に、色を含めて気をつけたいことがいくつかあります。
それをリストにしたのが以下です。

    1. 喫煙車

シートのニオイは、どんなに脱臭しても、やはり煙草を吸わない人には、敏感にわかります。
特にファブリック関係は、どんなに消臭しても残りますので、査定では相当に割り引かれて、価格は大幅に下がるでしょう。
エアコンを効かせると、一気に臭う車は、下手をすればクレームの要因にもなります。

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    1. ホイールが社外品

完全にオリジナルが何より査定の基準ですから、オーソドックスなアルミならまだしも、超扁平のタイプにした場合は改造車と見られて、これも査定額はかなり低いです。

タイヤの目減りは無関係ですが、ホイールの交換はステアリングに影響しますし、乗り心地も変わるため、サイズダウンはご法度と考えるべきです。

    1. 再塗装したボディカラー

どんなに、民間のカスタムショップの腕が良くても、オリジナル塗装の皮膜とは、耐久性がまるで違います。
下地も弱く、結果的に退色も早いため、全部再塗装したものは、大手買取専門店では、扱ってくれない場合も多いです。

また個人経営のお店でも、買取価格は非常に低く、売るときは価格帯に”色”をつけ、販売時に値引きといったことで、売るケースも多いです。

    1. オリジナルパーツを交換してしまっている

ステアリング、ノブ1本から、シートはもちろん、カーステまで、オリジナルでないものは、査定ではマイナス要因です。

メーカーのオプション品なら構いませんが、社外品、非正規ディーラーでのリビルド品装着も、最終的に見積もりでは下がる要因です。
これは、年式は無関係で、オリジナルパーツに戻せないというのは、実はなかなか致命的なことなんです。

人気があるのは無難な色

日本の場合、人気色というより、「無難な色」を選ぶ人が大半です。
目立つ色は見ている分には良いのですが、汚れが目立ったり、傷が気になったりして、メンテンスにあまり気を配らない色が好まれます。
例えば、洗車傷がよくわからないホワイトや、少々の傷では反射も弱いシルバーなどがそうです。

黒も人気がありますが、中古車では逆に汚れが目立ち、敬遠されることも多いようです。
値段がつきにくいのは、パールの入ったものや、時代的にはトレンドが過ぎたグリーン、ブルーも色が淡いものは、色痩せに見えるので、中古車ではあまり人気がありません。

赤は新車だと発色も良いのですが、経年劣化を一番しやすいので、中古では案外、売れ行きは悪いそうです。

修理痕はプロならわかってしまう

塗装のプロでなくとも、板金の経験がある人なら、必ず車のボディの再塗装は絶対に見分けることが可能です。
結局のところ、見た目の美しさよりも、オリジナル塗装を維持しているかが重要で、貴重な色とか、塗装の厚みなどは、マニアックなお店以外は、あまり高く評価はしてくれません。
ディーラーでの修理も、提携先に車を出すため、結局、修理したところは確実に査定でバレてしまうといってよいでしょう。

コーティングなし!ガレージ保管だと価格が違う

「~コーティング」とか、洗車の専門店などで、ボディに撥水処理をするのが、常識のようになり、ディーラーでも勧められて施している人が多いですよね。
しかし、これはボディを全部再塗装するのと同じで、中古車として販売する場合、塗装は劣化したものと同様に評価されるようです。

お店で担当者が車両を確認するときは、このボディコーティングでのパフがけ傷を、見分ける人さえいるとと言われます。
これはネットの仮査定では出てこない部分だと言えるでしょう。

強力なガラスコーティングなどは、何もしないで放置していると、だんだんと洗車傷が目立ってきてしまうので、本当はボディ塗装にとっては、良いことは一つもありません。

むしろ、風雨を防ぐガレージ保管であれば、洗車するだけの管理が好ましいと言えるでしょう。
結局、野外保管の場合は、いくら手をかけている車であっても、査定額が低いという結果になることも考えられます。

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