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ミニ保険こと「少額短期保険」はとにかく内容がバラエティー豊富です。2006年の保険法改正以来、いろんな商品が登場しています。

その数、約70社、200種類以上!ただし、いろいろな種類があるように見えるミニ保険ですが、必ず生命保険・医療保険・介護保険・損害保険のうちのいずれかの区分に入ります。そして、既存の保険の補助的な存在となるものが多いです。

特徴

ミニ保険と従来の生命保険や損害保険との最大の違いは、加入者の意思や希望に関わらず、完全掛け捨て型定期保険で、生命保険・医療保険は最長1年、損害保険は最長2年の短期契約となり、死亡保障額最高300万、医療補償額最高80万、損害補償額最高1,000万の少額保障となります。

ただ、高齢者・障害者・持病のある方・妊婦さん・外国人、さらには、ペット・天候・チケットなど、これまで好条件の保険加入が難しかった人はもちろん、完全に対象外とされていた人や物まで加入できる商品があるのが大きな特徴です。そのため、きっと使えるというものが、どなたにも見つかるでしょう。賢く味方に付けて、万一の時には、しっかりと利益を得たり、必要最小限の損失に抑えられるように活用したいものですね。

地震保険

narrator

日本は今、大地も世相も大きく揺れ動いています。いつ何があっても不思議ではない時代で、特に地震と死亡事件は、忘れた頃にやって来るという状態ではなくなりました。

熊本地震や東日本大震災を見ても分かる通り、火災は土地までは奪い取りませんが、地震は、津波や土砂が押し寄せれば、その地で再起することが難しくなります。にも関わらず、従来型の火災保険とセットになっている商品は補償額が火災の3分の2までとか、半分程度というのが圧倒的に多いのです。

そこで、単体で発売されている地震ミニ保険の出番です。地震に伴う家屋の倒壊や火災、津波被害の他、地崩れや土砂災害、地盤沈下液状化による自宅へのダメージもしっかり補償してくれます。ローン残高のある方はもちろん、老朽化したお家にお住まいの方も、加入しておかれると安心でしょう。

大震災の際、必ず問題視されるのが、独居老人の存在です。一人暮らしのお年寄りの孤独死は、どこでも多発しています。
さらに、自殺や殺人も含めると、集合住宅や借家など、賃貸住宅をお持ちの方は、いつ、自分の貸している部屋で死亡事故や事件が起るか、気が気ではないでしょう。

そこで、貸している部屋で自殺や孤独死、殺人事件が起こった際の原状回復費用から、事故後の空室家賃の損失までを補償してくれるミニ保険というのがあります。これからの時代、大家になったと同時に、あくまでも使わないのを前提に加入しておくと安心ですね。

ペット保険

今やペットのための手厚い保障がついている医療保険はすっかり有名になりました。数あるミニ保険の中でも、最も有名だと言っても過言ではないでしょう。

でも、もし、ペットは元気なのに、飼い主の方が倒れてしまったらどうなるでしょうか?特に、一人暮らしの淋しさを紛らわせるためにペットを飼っておられる方は大勢いらっしゃいます。そんな方々にとって、これもまた実に申告な問題でしょう。

そこで、飼い主が病気や怪我で入院した時はもちろん、要介護や身体障害の認定を受けた場合も、ペットが安心して暮らせる環境を整えるための費用を保障してくれるミニ保険があります。入院の場合、最長160日までの保障期間を持つ商品もありますから、当面は愛犬や愛猫のことを心配することなく闘病生活が送れますね。

不妊治療中の保障

妊婦さんが従来の生命保険や医療保険に加入困難というのはよく知られた話ですが、実は不妊治療中でも、ほぼ同等の扱いを受けることが珍しくありません。

もちろん、すでに保険に加入していれば問題ありませんが、それでも不妊治療中に女性特有の疾患を発症した場合は保障されないことが多く、妊娠・出産については、妊娠中毒症による入院や帝王切開と言った治療行為を受けない限り、一切給付金は下りません。

そこで、不妊治療中の女性や妊婦さんをサポートするためのミニ保険がいくつかあります。

不妊治療中に子宮筋腫などの疾患が明らかになった場合に、その治療に伴う入院や手術の給付金が下りる商品。
妊娠前に契約しておけば、自然分娩でも給付金が下りる商品。
妊娠直後から出産直前までの妊婦としての加入が可能で、異常分娩の入院や手術の給付金が下りる商品など。

不妊治療から出産まで、何があっても不思議ではないですし、多額の経費が掛かりますので、加入しておくと安心でしょう。

障害を持つ家族を守る

五体満足でも、知的障害や発達障害があると、保険には加入できません。また、鬱病や統合失調症などの精神疾患を抱えていても同じで、既存の医療保険や損害保険では、原則として発症後の保障はありません。

そこで、そうした障害を抱える人と家族のためのミニ保険というのがあります。ストレス社会の昨今、心を痛め、長期の休業を余儀なくされる方は大勢いらっしゃいます。そんな時でも、1日4,000円の休業補償のある商品もありますから、心配な方は加入しておいてもいいかもしれませんね。

知的障害者や発達障害者のための死亡保障付き医療保険に損害保険をプラスした商品もあります。他人に怪我をさせたり、器物損壊を与えたりした時の賠償費用の他、本人がトラブルに巻き込まれた際の弁護士費用も補償してくれますので、本人も家族も安心して日常生活が送れるでしょう。

急なトラブルに備えて!

弁護士費用と言えば、今や離婚や遺産相続など、いつ、弁護士を必要とした事態が発生するか分かりません。そこで、弁護士の紹介から相談、裁判費用までを手厚くサポートしてくれるミニ保険の出番です。1日わずか100円で、優秀な弁護士が雇えるような商品もあります。

せっかく憧れの韓流スターやジャニーズのコンサートチケットを入手したのに、インフルエンザに感染してしまって外出厳禁!こんな泣くに泣けない悲劇に見舞われる可能性は誰にだってあり得ます。そこで、コンサートや演劇、スポーツ観戦、その他イベント等のチケットを購入していながらも、一身上の都合によるキャンセルが発生した場合、満額払い戻ししてくれるミニ保険に入っておくと安心!購入したチケットの1割程度の掛け金で、病気や怪我以外に、仕事や身内の不幸など、急用で行けなくなった場合にも補償してくれます。

天候不良による災難や遭難時のサポート

海や山でのレジャーは、特に天候に大きく左右されがちで、せっかくの旅行が雨で台無しなんていうこともよくありますよね。無理をすれば、命に関わる事も少なくありません。そこで、そうした天候不良による災難や遭難に対して、手厚いサポートをしてくれるミニ保険があります。

例えば、旅先で0.5ミリ以上の雨が3時間以上降り続いた場合、その時間に合わせて宿泊費が還元され、宿泊代金全額が返って来るような商品もあります。

山では、天候が良くても悪くても、不慮の事故は付きもの!そこで、年間わずか4,000円の保険料で、万一山で遭難した時の捜索費用から救助費用までを賄え、テレビや新聞で取り上げられるような大がかりな事態にならなくても、5万円の見舞金が支払われる商品もあります。登山初心者はもちろん、ベテランの山男でも、是非入っておきたいところですね。

海や山へ行った以上、楽しく存分に遊んで、無事に帰って来るのが目的です。こうした補償は使わないに限ります。
これは恐らく、多くのミニ保険に共通して言えることですよね。

でも「転ばぬ先の杖」として加入しておけば、一つのお守りになるのではないでしょうか

ミニ保険を検討しているけど、どういった商品があるのか分からない!という方は保険の無料相談が便利です。知識豊富なプロのFPがしっかりヒアリングし、的確にアドバイスしてくれます。

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