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現代の新しい自動車はブレーキアシストも含め、様々な技術の向上で確かに便利になりました。
確かに自動車事故の件数は、統計によれば若年層の死亡事故は減少の傾向が出てきています。

ところが、飲酒運転の事故の下げ止まりは顕著であるものの、歩行者と自動車の事故の割合では、歩行中の高齢者の事故が後を絶たない状態となっています。

不景気でも賠償責任は同じ

景気が悪くなり、給与も上がらない中で、必要経費の中でも生活費に次いで負担が大きいのが、自動車保険の保険料です。
しかも、毎年更新する度にまとめて支払うため、どうしてもそのタイミングで、保険の見直しをしたくなるのは、どのネットの相談サイトを見ても非常に相談件数が多いです。
景気が悪くても、対人賠償は常に重大事故では免れませんし、後遺障害は高齢になればなるほど増加するので、これは厄介な問題です。

更新できない!?損保会社が更新を断る理由

更新を断られる事例は、対人賠償ではよくあることです。
人身事故の場合でも、相手が歩行者の場合、自賠責保険の補償では足らないことがあります。

横断歩道のない道路の飛び出し等の場合、自動車運転者は問答無用に刑事処罰され、損保では過失割合を歩行者でも適用させますが、補償が減額されることはあっても、自賠責は過失割合が適用できないため、やはり賠償保険を使うことに変わりはありません。
仮に死亡せた場合は、自賠責保険の補償は全額支払うのと同じになります。

人身賠償で年間2回の事故で、原則として損保会社は更新を拒否する場合もあります。
現在の等級制度では、6等級下がるだけでなく、等級が元に戻るまで長期間になるため、基本的に保険事故は、人身事故では年1回を想定していると言ってよいでしょう。
仮に新規で契約した場合には、等級はゼロになってしまうからです。

更新忘れの場合はどうする?7日以内であれば継続が可能

通常は、損保会社が契約が切れる前に更新の案内や連絡をしてくるので、自動更新などの特約を付与しなくても、更新手続きをうっかり忘れたといったケースはないでしょう。

しかし、ネット契約が主体のダイレクト型保険などでは、更新のタイミングで保険会社を乗り換える人も多いので、その連絡も簡素な場合があります。

契約満了に際して、仮に更新手続きを忘れた場合は、等級はリセットされるのでしょうか?

この場合は、7日以内であれば継続して更新が可能です。
そこで忘れないようにしておくのは、新車購入の数日以内に必ず任意保険に契約しておくことです。
車検の度に自賠責の更新がありますから、契約した任意保険の更新日をメモに残して、車検証と一緒に車載すると忘れません。

更新しない旨を保険会社へ伝える

乗り換えの際に必要となる書類=自動車保険の見積りを出す際に必要になる書類と思ってよいです。
車台番号や車のナンバーの記載のある車検証、事故歴と本人確認用の運転免許証、そして現在契約している自動車保険の保険証券です。

任意保険はなるべく解約したその日のうちに、切り替わるのが望ましいので、更新前に契約更新をしない旨を、保険会社へ伝える必要があります。
契約満了の3ヶ月位前からできますが、1ヶ月前で充分でしょうね。

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