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本来であれば、ある程度の容積のあるトラックと、最低限2名で行なうのが、ほとんどの引越し業者のスタイルでした。
しかし、出張などで一時的な転居をするなどの場合、一般的な引越しスタイルでは、価格に対して作業が吊り合わないため、遠距離の出張ではとにかく費用ばかりがかかって、昔は大変だったんですね。

そこで、主に宅配業や一般運送業を行なう会社が、一定の基準を満たせば、一般的な小荷物扱いで流通ルートにのせられるため、考えたのが「単身パック」です。
最近では、既に生活に必要な家財を設置してある賃貸物件も多いため、衣料と小型家電だけ持ち込めば生活できる物件も増えています

宅配会社が考えたコンテナの利用とデメリット

一部は、小型トラックなどの利用で対応していますが、通常は宅配や一般運送でよく使われる、台車、コンテナを使用します。 
縦横、幅が一律であり、車輪がついていますから、各小型トラックで集荷をさい、コンテナに乗せ換えて、大型トラックで他の荷物と混載して移送することが出来ます。

単価は安くても、多量に1拠点から集荷できるので、会社としては効率がよく、スピーディに移送も可能というのが利点になってます。

デメリットは、高さや奥行きに制限があり、大型家電は対応しないなど、制約が多いです。
反対に、新しく生活を始めたいといった人には、全て現地で購入するので、衣料と少ない雑貨、生活必需品だけをスピーディに安く移送できますから、かなり便利になるでしょう。

値引きはできない?閑散期と繁忙期

単身パックの平均相場は、ほとんどが移送距離です。
これに、5~2月の閑散期と、繁忙期の3月、4月、年末年始が加わります。

価格は閑散期で、平均39,000円、繁忙期で4万8,000円くらいですから、1万円くらいの差額がありますが、荷物自体の大小も、1万程度の違いです。
基本的に値引きはできないと言われています。

大手が行っている単身パックは、一例として、横が1メートル弱、高さが154センチ前後、奥行き74センチに収まるコンテナに入る対応なので、ゴルフバック1つ、衣装ケース4つ、扇風機1台程度だと思って良いかも知れません。
専用ボックスを使わないタイプは、通常と変わらない代金になってる場合が多いです。

容積が重要なので、各社のホームページでは、押入れ一個分などの表記など、様々な参考例を掲載しています。
大手の場合の平均的な相場は、1万8,000円前後がボーダーラインですね。

利用するメリットとは?

利点としては、時間の節約が全てと言っても過言ではないでしょう。
同一市内とか、100キロ未満の距離なら、かなりスピーディに運んでくれます。

しかし、一番の利用で便利なのが、やはり出張や転勤で、単身で暮らす場合です。
学生も非常に便利ですが、生活家電などがどうしても必要な場合は、予算的に引越し代金を節約するかどうかでしょうね。

学生時代にだけ、学校近くで暮らしたいだけというのなら、本当に最低限な家電は現地で購入、単身パックを利用して、自分は手ぶらで転居という方法もあるでしょう。

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