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現在も介護職員の男女比は圧倒的に女性が多く、老人ホームやデイサービスといった施設では職員全体の平均年齢は42歳、男性の比率は25%程度となっています。

これらの施設では無資格で働ける施設もあり、非正規職員は42%に上っています。
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そして、ホームヘルパー2級資格から移行された介護職員初任者研修資格が必須となる訪問介護サービスを提供している施設では、職員の平均年齢が51.5歳、男女比は男性が8%と、ほとんどが女性職員であるということが分かります。

また、ホームヘルパーの仕事に関しては非正規雇用が80%にも上っているという点も特徴的となっています。

一方、訪問介護計画書を作成することが主な仕事となるサービス提供責任者における男女比となると、職員の平均年齢は46.8歳、従事する男性の割合は12.5%と訪問介護に携わる方よりも多くなっています。

さらに、このサービス提供責任者という職種は正規雇用が77%となっていて、他の施設の介護職者と比べると、この職種に就く多くの方が安定した雇用環境で働くことができているというところが特徴と言えるのではないかと思います。

このように、ひと言に介護職と言っても施設の違いや働き方によって男女比や年齢層もそれぞれに違いがあり、働き方も多様な選択肢があるということがお分かり頂けたかと思います。

受講生の性別は?

では、介護職員初任者研修の受講クラスにおける男女比や年齢層はどのようになっているのでしょうか。

1年程前にある大手の資格スクールに通っていたという知人に当時の様子を聞いてみたところ、彼女が通っていた平日コースでは30~40代の女性が多く、25名のうち男性は数人だけだったということでした。

しかし、代替講習のために行った土曜コースのクラスでは、1/3くらいが男性受講者で年齢層も20代くらいの若い方から、50代くらいの方まで幅広い方がいらっしゃったということで、「全体的に見ると男性受講者も結構いるんじゃないか」と教えてくれました。

近年、介護職員初任者研修資格の取得を目指す男性の中には、先程ご紹介したサービス提供責任者になることを目的としたり、将来的には社会福祉士やケアマネージャーの資格を取得することを目的として、足掛かり的にこの資格を受講するという方も多くなっているようです。

年齢制限の幅が広い職業

介護の仕事は、老人施設や訪問介護、デイサービスなど様々な働き方がありますが、どの仕事を選んだとしてもそれらの求人条件の多くは「年齢制限の幅が広い」という点が大きなポイントと言えます。

このため、現在介護職員初任者研修資格が取得できる資格スクールでも、下は18歳から上は70代くらいまでと、実に幅広い年齢層の方が高い意欲を持って学ばれています。

これは、スタートが何歳であっても確かな意欲さえ持っていれば、性別も年齢も関係なく誰でも学ぶことが出来るということと、働く場所を手に入れることができるということだと思います。

「介護の仕事をしたい」と思い立った際には、男女問わず何歳からでもこの資格に挑戦出来るというところが、この介護職員初任者研修資格の最も素晴らしい所と言えるでしょう。

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