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冷蔵庫の選び方のポイントとして、必ずと言っていいほど挙げられるのが、価格・容量・サイズ・省エネの4つで、それにプラスして機能性というのも近頃は重要視されます。
しかし、これら全てを検討し、我が家に合ったものをと思うがために、ますます冷蔵庫選びを難しくしていると言っても過言ではないでしょう。

見て見ぬふりのできないポイントと、ズバッと切り捨てられるポイントをしっかり抑えることにより、容易に賢い冷蔵庫選びができるのです。
そこで、絶対に妥協ない点と諦めるべき点、そして、それらを踏まえた上での様々な冷蔵庫選びの考え方を見ていきましょう。

値段の相場

まずは何と言っても価格!
予算を決めた上で探される方がほとんどですよね。

ところが、冷蔵庫の価格は条件をどれだけ満たしているかだけでなく、どこで購入するかによっても変わってきます。

価格の相場ですが、一人暮らしに最も最適だと言われる150Lから200L未満の2ドア冷蔵庫の相場は2万5,000円~3万5,000円が妥当でしょう。
ちなみに、シャープや東芝・三菱と言った国内大手メーカーで3万5,000円前後!
ハイアールやユーイング、アビテラックスと言った海外メーカーや国内中小メーカーで2万5,000円前後となっています。

そして、この単身向け冷蔵庫の価格×家族の人数で、家族構成によっておよその予算案も立てられるのです。
つまり、新婚なら5万円~7万円!
4人家族なら10万円~14万円と言ったところですね。

サイズ選び

次にサイズ!

どんなに安く高機能な冷蔵庫が手に入るとしても、キッチンに入らないのでは話になりません。
しかも冷蔵庫というのは、タンスや本棚のように、壁にピッタリ貼り付けたり、両隣の家財道具の隙間にきっちり収まるような配置では、放熱がうまくできず、電気代がかさむ上、寿命も縮めてしまいます。

そのため、必ず背面に5cm以上、両側面にそれぞれ2cm以上ずつの空間ができるサイズを最大限の大きさとして定めるのが大事なのです。
60cm四方の場所に設置するとすれば、最大でも幅・奥行きともに55cmと考えるといいでしょう。

ちなみに、マンションの平均的な冷蔵庫設置スペースは、60cm×60cmとされています。
単身者向けの2ドア冷蔵庫の平均的な大きさは「幅45cmから55cm、奥行き50cmから60cm」と言われているので、奥行きさえ気を付ければ、十分置けるものが多いでしょう。

ところが、300L以上のファミリータイプの冷蔵庫になると、平均サイズが「横幅60cmから90cm、奥行き60cmから70cm」が一般的。
そうなると、今度は逆に、奥行きはどうにかなっても、太すぎて入らないという事にもなりかねません。

もちろん単身向けとファミリー向けでは、集合住宅自体の構造も異なり、やや広めに冷蔵庫スペースが取られているところもあれば、両サイドの家財道具で調節できる場合もあるでしょう。
しかし、古いマンションやアパートを中心に、それが難しい事も充分考えられるので、やはり、きちんと設置場所のサイズを測った上で品定めをするのが絶対条件です。

機能性

次に冷蔵庫選びにおいて、ズバッと切り捨てられるチェックポイントを考えていきましょう。

まず最初は機能性!

当然ですが、高機能製品は高価になります。
この機能が欲しいとか、これだけは最低でも必要だ!というのは考えない方がいいでしょう。
あくまでも価格重視で、決めた予算内で買える商品についている機能は、全ておまけとして喜ぶくらいの余裕を持ちましょう。

逆に言えば、今時の冷蔵庫は、最低限必要な機能と性能は兼ね備えていて、昔のように冷凍庫に霜が付いて冷えが悪くなるトラブルはめったにありません。あれば、故障か不良品でしょう。
少なくとも、冷凍室と冷蔵室がセパレートになっている2ドア以上のものなら、自動霜取り装置は標準装備なのです。

また、ファミリータイプで言えば、3ドア以上のものにはチルド室、4ドア以上のものには製氷室があるのは当然です。
となると、高望みしなくても特に使い勝手の悪さを感じることはないでしょう。

省エネ

ズバッと切り捨てられる冷蔵庫選びのチェックポイント、もう一つは省エネ!

省エネは家電選びの常識として捉えている方がほとんどでしょう。
消費者がそう思っている以上、省エネ機能を持たない冷蔵庫は売れません。
そのため、メーカーとしては標準装備として導入しているのです。

しかも昨今は省エネ&省スペースが一つの売りのようになっていて、先述したサイズ重視で選ぶことにより、放熱もしっかりできますから、自動的に省エネも実現されます。

また、最適な容量の冷蔵庫を選ぶことでも電気代を節約できます。
冷凍室は隙間もないほど詰め込む方が、食品自体の熱が逃げません。
逆に冷蔵室の方は、エアコンで部屋を冷やす原理と同じで、ゆとりのあるサイズで食品を詰め込み過ぎないことがエコ対策となります。

容量の目安

ここまでの内容から、ほぼ予算とサイズだけで、手頃な冷蔵庫がピックアップできることが分かりました。
しかし、候補に上げた中から最終的にコレッ!という商品を選ぶ大きな決め手となるのは、やっぱり容量でしょう。

まず、冷蔵庫の最適な容量は、
70L×家族の人数+常備品100L+予備70L
とされています。

そこで、単純計算すると、

単身者なら、70L×1人+100+70=240L
夫婦2人なら、70L×2人+100+70=310L
4人家族なら、70L×4人+100+70=450L

となります。

ここで注目したいのが、家族の人数に関係なく、常備品は100L、予備は70L必要だとされているところです。
常備品100Lというのは、単身者に最も人気の2ドア冷蔵庫の平均容量である200Lにおいては、半分のスペースを占める容量になりますよね。
となると、この常備品を考えることで、本当に最適な冷蔵庫の容量が決まってくるような気がしませんか?

常備品スペース

そもそも常備品というのは、どのような品を示しているのでしょうか?

実は、WEB上にはいくつかのアンケートや質問があって、それらを総括すると、基本的には、卵・牛乳・バターやマーガリン、そして、マヨネーズやドレッシング・ポン酢などの調味料類から、漬け物や梅干し・塩からと言った副菜などが、一般的です。

ところが牛乳で言えば、家族の定番とされる1000mlも、一人暮らしの定番とされる500mlも、パックの高さが異なるだけで、占める床面積は同じ!そう、多くの常備品において、必要な面積それほど差がないのです。

更に、若い方は飲料の貯蔵も多く、ビールやチューハイと言ったアルコール類が庫内を占拠しておられる方も少なくありません。
こうした事を考えると、この常備品100Lという枠は、単身者にも決して多過ぎることはありません。
むしろ、3人以上の家族になると、1人増えるごとに20L程度ずつ多めに取り、4人家族では150Lと定めるのが適切でしょう。

常備品の枠を的確に定めておくことで、初めて予備容量70Lが生きてくるとも言えそうです。
もし、常備品の枠で失敗すれば「予備スペースなし」にもなりかねませんので、ここは充分検討すべき点です。

予備スペース

それでは、次に予備のスペースに該当するものは何かを見ていきましょう。
予備と言われるだけに、普段めったに入れない物のためにあるという方もいれば、いつも活用しているという方もいらっしゃるでしょう。

ついつい特売で衝動買いされる方や、残り物が常に出るお宅は、少人数であっても後者のパターンで、フル稼働という感じでしょう。
けれど、独身男性は前者のパターンで、中にはもらい物のためにあるという方もいらっしゃるようです。

また、単身・ファミリーを問わず、週末にまとめ買いをし、惣菜の作り置きをされる方は、週の始めは一杯で、その後徐々に消費されていくというケースが多いでしょうから、やはり一杯になった時の状況を想定しなければなりません。
それぞれの生活スタイルを充分に考慮し、少なめに見積もったり、逆に多めに見積もったりされるのがポイントです。

一人暮らしに1ドアはNG?

一人暮らしの冷蔵庫と言えば1ドア!
昔は、そう思われがちでしたが今は違います。
そもそも、先術のように1人が必要とする冷蔵庫の容量は240Lです。
100L未満の1ドア冷蔵庫は問題外でしょう。

また、省エネのところでご説明したように、冷蔵室の詰め込みは電気代ばかりが嵩み、冷えが悪いという現象を引き起こします。
もともと冷蔵室の容量が少なく、冷凍室があってないような1ドア冷蔵庫は、飲み物を冷やすだけの目的で使用するなど、いわゆるサブとしての役割で購入するべきです。

単身者に最適なおすすめ冷蔵庫

100L未満の1ドア冷蔵庫はサブとしての存在であって、一人暮らしの場合は冷蔵庫1台が常識と考えるので、
70L×1人+常備品スペース100L
が必要となり、最低でも170L以上のものを選ぶのがベストです。

自炊をされない方なら予備スペース30Lをプラスして200L
また自炊をされる方であれば、食材や作り置きの料理を保存することを考え、予備スペース50Lをプラスして、220L程度が理想です。

実際にパーソナル冷蔵庫として単身者向けに大手メーカーが出している冷蔵庫の多くは、230L前後で2ドアタイプとなっています。
むしろ、独身の方ほど冷凍食品やアイスクリームの購入頻度が高く、冷凍室の必要性も高いのです。
そうなると、省エネという点でも、やや小さめながらも、しっかりと冷凍室があって、且つ若干大きめの冷蔵室を持つ2ドアを選ぶのがおすすめです。

新婚カップルに人気の冷蔵庫

250L~300L程度の3ドア冷蔵庫が、実はファミリーだけではなく単身世帯にも徐々に普及してきています。
というのも、3ドアでも横幅は2ドア並のサイズで、スリムタイプやコンパクトタイプと呼ばれる中型冷蔵庫が普及してきているからです。
さすがに300L以上のものには手が出なくても、300L未満のサイズなら、これでもいいかな?と思う人が増えているようです。

これは一見、無駄や贅沢を絵に描いたような冷蔵庫の選び方に見えるかもしれませんが実は、かなり賢い冷蔵庫の選び方とも言えます。

冷蔵庫の耐久年数は、8年~10年とされています。
そうなると、仮に大学進学時に購入しても、アラサーになるまでの長い付き合いが可能で、大学卒業後に就職し、一人暮らしを始めた人なら尚更の事、やがて2人暮らしになる可能性も考えられます。
その時、慌てて買換えなくても、しばらくはそのまま使えるという利点もあります。

そして、この考え方は結婚に伴い、冷蔵庫を購入される新婚カップルにも当てはまります。
実際、上記の予算案と必要容量の目安で言えば、夫婦2人の場合、300L~400Lの中型を5~7万円で買うのが一般的だと言えます。
ところが、400L以上の大きめ冷蔵庫を10万円程度の価格で購入される新婚さんは少なくなく、これは明らかに将来小さな家族が増える事を見越しての選び方ですね。

すると、どうでしょう!?
独身時代に奮発した人は、結婚して子供が物心ついた頃に、新婚で思い切った人は子供が食べ盛りになる頃に買い換えの時期を迎えることになりますよね。
そうなんです、タイミング的にも無駄がなく、理想的なサイクルで冷蔵庫の大きさの見直しができる事になるのです。

買換えに最適な時期(タイミング)

ここまでくれば買換えの際の冷蔵庫選びのポイントはお分かり頂けるのではないでしょうか。あとはタイミングだけという事になります。

壊れたら買い換えるという方もいらしゃるかもしれません。
夜も寝られないほど音がうるさくなるとか、水漏れする、製氷機能が故障する等のトラブルは末期症状です。すぐに買い換えなくてはいけない状況です。

恐らくそうなる随分前から不調で、部分的に冷えの悪いところがあったり、必要以上に電力を消費していたりと、無駄な時間とお金を費やしているはずです。
そこで、耐久年数を目安に、まだ普通に使えているうちに買い換えを検討するのがベストです。

冷蔵庫には必ず、“買い時”と呼ばれる安い時期が年に一度訪れます。
それは年末商戦に向けて多くのメーカーが新製品をリリースする直前から、新製品が出た直後の9月~10月!
そのため、この時期に買換えるのが、さらに賢い作戦なのは言うまでもないでしょう。

ただし冷蔵庫は、日々の生活になくてはならない電化製品だけに、故障した場合に安い時期が来るまで待ったり、ゆっくり掘り出し物を探す暇なんてありません。
それも踏まえ、耐久年数を目安に、早目に新しい冷蔵庫選びをスタートさせる事が大切です。

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