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近頃は、家庭の中でも、パパは仕事が忙しく、お兄ちゃんは部活に専念、お姉ちゃんは塾通いや習い事で、ママはそうした兄妹の送り迎えに大忙し!
という事で、僕が晩ご飯を食べる時には、家には誰もいないというお宅も珍しくないんだそうですよ。
また、例え一家揃って食卓に着いていたとしても、みんながみんな、テレビに釘付け!
殆ど会話がないようなシーンも多々あるとかで、ある人は言いました。
これでは、ルームシェアと同じだろうと・・・。

シェアハウスとは赤の他人同士が生活する住居

しかし、それでも、これは明らかに異なります。
何故なら、シェアハウスというのは、原則として、親兄弟や恋愛関係にある男女が住むものではなく、赤の他人同士が暮らす住居だからです。

よって、その形態もまちまちで、欧米では、建物によって分類していたりもしますが、基本的に日本では、集合住宅の一室か、戸建てを丸ごと2人から4人程度で共同生活の場とする事をルームシェアと呼んでいるようですね。

都心の一戸建てにも住める!いいところ満載

ルームシェアには様々なメリットがあります。
中でも、何と言っても家賃や光熱費などの生活費が安く抑えられる、これが一番で、その目的から選択されている方が圧倒的多数なのは確かでしょう。
しかも、都心部の一戸建てに容易に住めたりもしますし、一人じゃない便利さもあります。

例えば、部屋の模様替えをしたい時など、女性の単身世帯だと、自分で重たい家具を動かさなければならず、汗だくになって四苦八苦させられるものですが、そこに男性がいたらどうでしょう。
手伝ってもらえて楽ちんという事になります。

また、貯まらなく人恋しい時に、すぐ話し相手になってもらえる人がいるというのは、特に初めて都会で一人暮らしをする人などにとっては、とても安心できることだと言えそうですね。

さらに、外国人と同居すれば、無料で生きた語学学習が出来ます。
実際、英語やフランス語などが堪能になりたいという理由からシェア生活を選ばれる方もおられますし、それに特化したまるで英会話教室のような国際色豊かな物件も多数存在します。
つまり、大学生にはもちろん、サラリーマンやOLにとっても、悪い話ではないという事なのです。

人間関係の難しさ!悩みやストレス

一見、いい事づくしに見えるルームシェアライフですが、もちろんデメリット満載でもあります。
その一番は何と言っても、人間関係の難しさ!

例えば、夏場のお風呂上がり、裸で大胆にアイスクリームでも食べたいと思う事は、男だけでなく、女にもよくある事です。
けれど、他人の多数いる家で、そんな事は絶対にできません。
例え異性がいないとしても、そういうふしだらな事をしないのが常識というものです。

それに、湯上がりにすっぽんぽんでアイスやビールどころか、入浴や洗面の時間まできっちり個々に決められているシェアハウスも少なくありません。
他にも、掃除や洗濯、そして料理などは、どのように役割分担や時間割を決めるか?
来客時にはどうするか?
などなど、全てにおいて話し合いの下に、事細かなルールが定められます。

現実問題、そうしなければトラブル続出で、やって行けないのがシェアハウスというもの!
ですから、決め事が多ければ多いほど、表面上はうまくいく方法なのです。

とは言え、それは住民にとっては、本当に窮屈で、辛いものだったりもします。
もちろん個人の性格や考え方によって差の出る部分の大きいところではありますが、それでもほとんど悩みのない人、ストレスを抱えていない人というのはまずいないものと思われますね。

笑えることもあれば一生許せないことも!?

人が集まるところ、必ず笑いと涙があるもので、日々の生活を共にするシェアハウスは、正しくそうした人間劇の宝庫です。
どこのどんな素敵な豪邸やタワーマンションでハウスシェアしている人たちにも、おんぼろアパートや骨董民家でルームシェアしている人たちにも、様々なエピソードがあります。

しかも、思わずあるあると言って笑えるものもあれば、一生許せないというようなものもあって、思いのほか大変な事は容易に察しの付くところですね。

そこで皆さん、やはり特に後者の問題に発展するような事は、極力慎むのをルームメイトへのと言うより、自分自身への暗黙のうちのルールとしておられるようです。
ところが、狭い島国の日本でも、地域や家庭によって、それぞれ異なる文化があるわけですから、広い世界にまで目を向けると、その誤差は計り知れません。
ようするに、我が家では、あるいは、我が町では当たり前であっても、人には全然当たり前ではないという事も沢山あって、特に最初のうちは、それを把握するのに一苦労されます。

ところが、その当たり前じゃない部分全てが非常識に受け取られる訳ではなく、面白いとか、意外と便利という事で、案外受け入れられたりする事も少なくはなく、これは正しくこうしたライフスタイルの楽しいところだと言えるでしょう。そう、こうして、様々な異文化や言語を持ち寄って、新しい自分たちだけの空間とカルチャーを築き上げている素敵な世界でもあるのです。

失敗例の多くは友人・知人同士の同居

ルームシェアを始めるに当たり、多くの方が最も不安に思われるのが、どんな同居人がいるのか、どういう人と一緒に暮らす事になるのかという事でしょう。
そこで、それならいっその事、同郷の仲間や元々の友人とルームメイトになる方が、気心も知れていて安心だと考えられる方も多いようです。

ところがところが、友達というのは、あくまでもよそ行きの顔で付き合っているものであって、家ではみんな素顔に戻ります。
結果、相手の知らなかった面どころか、知りたくなかった面があっという間にカミングアウト!

たちまち頭痛の種になってしまうケースは後を絶たず、実際、ハウスシェアの失敗例としては、友人同士、知人同士がダントツなんですねぇ!
特に女同士は要注意で、一度仲違いすると、そう易々と元に戻りませんから、結局、誰かが退去しなければ解決できない事もよくあるようです。

こんな人におすすめ!トラブルにならない秘訣

ルームシェアに向いている人は、ズバリ、あらゆるあるあるを楽しめる人!
つまり、基本的にはおおらかで且つ、好奇心旺盛な方がいいという事になります。
ただ、余りにも何でもかんでも人の言いなりになっていては身が持ちませんし、何かについて首を突っ込んでもトラブルメーカーになりかねません。

そこで、自分の意見を押し付けるのではなく、話し合いの元に主張し、周囲のいいとこ取りできる人が最適という事になるでしょう。
早い話、少々要領のいい人です。
よって、上手に節約ライフを送って、ガッツリ貯金したいと考えておられるような方にはお勧めということになりますね。

後、掃除にせよ、料理にせよ、おしゃべりにせよ、嫌いじゃないけど、必要以上にはやりたくないという人は最高で、そういう性格なら恐らく、足らずもお節介も抑えられるでしょう。

そう、ルームシェアをするに当たって一番大事な事は、自分の存在感を5とし、残る半分を同居人の人数で割った割合で考えることなのです。
気配りなくしてやってはいけないようなライフスタイルの中で、ちょっと意外な割合かも知れませんが、これがポイント!
これを実践できなければ、長続きしないと思っておかれた方が無難でしょうね。

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