記事の詳細

車検間近でも売ってもいいんでしょうか?
結論から言うと、車検費用というのは、負担するのは所有者であり、販売者はあまり関係ありません。

検切れの明記のある中古車の場合は、コミコミの価格として、提示してありますし、車種によっては、保管している期間中、検切れになることはよくあります。 

有効期限が長い方が高値であることは事実

通常は、明記してある販売価格は、諸経費込みと、本体価格の2種類があり、上乗せ分は明記してあるか、購入するときに説明がされるので、車検間近だから売れないとか、査定はがっくり落とされる心配はあまりありません。

しかし注意して欲しいのは、だからといって車検直後の有効期間が長い車両と、全く同じ査定額になるはずもなく、ある程度は影響されて、期間が短いなら、それは良い評価にはならないということだけは、言っておきましょう。
それだけの手間、手数料がかかってしまうということで、いうなれば、販売価格にはあまり影響はしないが、買取価格には多少の影響はあるということです。

期限間近の場合の対処法

車検が切れたけども、これでは公道を走ることが出来ないため、売るのを断念せざるを得ない場合がります。
しかし、車検をわざわざ通さずとも、市役所で手続きし、自賠責を入り直せば、仮のナンバーが発行され、公道は走行可能になります。

最終的には出張見積りをお願いするが、とりあえず買取業者に見積もりだけ出してもらって、後日引き取ってもらうとか、相談次第でやりようはいくらでもあります。
こういった方法で買取業者が引き取る場合、普通はローダーで持って行き、後日、自賠責だけ13ヶ月分だけ申し込み、展示しておき、売却がきまったところで、車検費用を購入者に負担してもらうのが通例です。

当然、表示価格は、車検費用を抜いた本体価格か、車検費用や諸手続き込みの表示価格になります。
諸経費全て込みのことを、「コミコミ」とか言いますよね。

市役所で申請した、仮ナンバーは最大5日間は利用して、公道を走って車検場で車検を通すので、業者としては、特に手間が増えるだけで、価格にはあまり影響がないんですね。

つまりは、検切れなら出張査定、検切れ間近なら、売る気があるのなら、買取専門でも、販売兼業でも、相談して売却は可能となります。

査定の基準はあくまで走行距離と年式

走行距離と年式、あとは内外装状態と、非喫煙かどうかが、売却の大きな鍵となるので、車検については、所有者の諸費用が増えるだけですし、どのみち新車なら3年、その後は2年おきに、車検費用はかかりますから、わざわざ切れかけているからといって、10万円近い車検費用を捻出する必要はありません。

極端に言ってしまえば、走行距離が短く、高年式で、非喫煙なら、車検はどうでも良いということが、中古自動車買取では言えるということになります。

ただしネットの、無料査定の項目の中には、車検の残り日数を入力するサイトもあるので、売れ筋としては車検切れ、車検切れ間近な自動車は、そうでない車と比べ、それなりに評価は低いのかもしれませんね。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る