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日産のエルグランドは、今最も中古車市場で人気の高い車です。
一応現在の形状で言えばミニバンという事にはなりますが、嘗てのワンボックスカーの仕様をほぼそのまま引き継いだゆったりした作りと、高級感のあるデザインが多くの支持を集めているのでしょう。

新車購入は敷居が高い?中古車が人気

同じ日産のミニバンであるセレナよりも用途が広く、キャラバンよりもルックスがおしゃれとなれば、誰もが欲しい車という事になって来るのです。
しかし、新車で購入するとなると、どうしても高嶺の花になってしまうため、少しでも状態のいい中古車をそこそこの価格で購入したいと考える人が増えているんですね。

そして、その需要に伴い、買取価格も上昇しているという訳です。
事実、2007年モデルのエルグランドでも、走行距離が3万キロ程度であれば、100万絵以上の査定が出る事も珍しくありません。
いえ、それよりさらに古く、2005年モデルで走行距離が5万キロというものでも、80万円を大きく上回る高値で買い取られたという事例が少なくないのです。

7年目を目安に売りたい!

ですから、2010年度以降でのモデルで、走行距離が2万キロ以内なら、200万は楽に超えるでしょう。
ただ、そのレベルのエルグランドをあっさり売却出来るかと言うと、多くの人は、よほど必要に迫られない限り、難しいようです。
結果、とことん乗りつぶし、高値で売る事を断念されてしまわれる方が後を絶たないものと思われます。

しかし、車というのは、買い時と売り時のバランスというのが非常に大事になって来ます。
また、長く乗れば乗るほど、愛着も大きくなりますが、リスクも大きくなるという事を認識しておく必要性が否めないんですね。

そういう意味で、エルグランドの場合は、車検を受けるのは精々2回まで、7年目を目安に高額買取に出し、新車に乗り換えられるというのも賢い手なのではないでしょうか。

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