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一括査定のメリットやデメリットについてみていきましょう。
一番のメリットは、近くに数社の車買取専門店がある場合、大手業者なら、「なびくる」などの一括査定無料サイトへの登録があるため、およそ査定の目安が一度にわかる点ですね。 

複数の業者にて見積もりを取る

査定に関しては、大手の場合は、一般社団法人 日本自動車査定協会の基本価格設定から、減額の決まりに従って、ポイントで計算していきます。

※標準仕様となる、査定の基準

  • 外装、内装ともに無傷の状態
  • エンジン、ステアリング、サスペンションなど走行に支障がなく、良好な状態
  • 1年1万キロ未満の、標準的な走行距離となっている
  • タイヤの残り溝が、スリップサインの出る1.6ミリ以上がある
  • 事故歴、損傷減価要因や改造工作などがない状態
  • まず以上が、基準となり、この価格の状態で、ここから時期的に既に売れ残りの可能性が高い車両、中古車販売で整備が必要なコストの計算、在庫回転率が加わって、基準価格が設定されます。 
    この時の点数が査定協会が定めたポイントになってるんですね。

    この場合、在庫過多になってる会社は、当然、査定額を下げますし、資本力があり、自社整備工場保有の場合は、整備費に関しては、コストが下げられるといった算段が付くことになります。 

    従って、最初の見積もりは、必ず複数の業者から見積もりを取るというのが、絶対のルールなんですね。 
    各社、専属の査定士もいるため、多少の差額がここに生まれるというわけです。

    売却するために損をしない方法

    なかでも、自動車オーナーが心に留めておくべきことは、やはり日常点検です。
    それも、法律的にも薦められる、定期点検、6ヶ月点検や12ヶ月点検などの、定期整備と、保管場所です。 

    屋根なし駐車場保管に関しても、専用の車種の形状に合わせたボディーカバーの装着、マシンウォッシュをしない、車内で喫煙をしない、ペットを同乗させないなど、普段からの使用の仕方で、総額10数万の違いが出てくることもあるんですね。

    最終的に1社に絞って交渉を進める

    買取り業者は、どんなに価格交渉を迫ろうと、最終的には1社に集約されます。 
    そこでは他社の見積もりをいくら提示しても、社の規定以上には査定額を引き上げる事はできません。 

    初期の段階では、あくまでも見積もりの把握は、売る側の心のなかに留めるべきで、「他社では~円で見積もった」などの情報は、あまり言うのは良くないでしょう。 
    逆に相場を業者に教えても、売る側にはメリットはありません。

    また、その査定額さえも、直ぐにその場で本社連絡し、業者が利用する、中古車オークション市場の相場で判断されてしまうので、「水増しの見積もり」と直ぐに足元を見られてしまいます。 
    従って、総合的に一括見積もりで、目安がつかめたら、あとはそのお店で交渉をするというのが、自動車買取り利用の鉄則ではないでしょうか。

    買い替えの賢い利用方法

    車を売却するのは、多くは現金を手にすることだと思います。 
    あるいは新車を買うためとか、新たに自動車を手にするための頭金としての活用もあるでしょう。 

    しかし、普段乗らないからといって、それをいきなり売りに出して、走行距離が短く、年式も新しいから高額査定になるとは限りません。 
    自動車は金属機械ですから、至る所にグリスが圧入され、エンジンも含めて、快調な状態を維持するためには、普段から使用していた方が、調子は良いものなんですね。

    新車を購入し、3年ローンを組んだとして、3年後に車を売却する場合、必ず下取り価格が出てきます。 
    次に購入する車に対しては、新車購入の借入額が前回と同額でも、この下取り価格を上乗せできると考え、中古車を買取業者に売ってしまえば、人気車種を買い続ける限り、常にグレードを上げながら、車を買い換えていくことが出来ます。 

    ローンがあるのは変わりがないですが、無理なく返済パターンを変えないで済むため、ある程度、これは賢い方法だと思えますね。

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