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新車を、買って直ぐ売るならともかく、走行距離5,000キロ以下というのは、非常に珍しい方だと思います。 
通常は1万キロ未満の幅で売りに出されるか、2万キロ弱くらいが買取相場として、比較的高めの方です。

例えば、中古自動車で270万円で販売されていた場合、走行距離が1万2,000キロくらいなら、160万円以下で買われている可能性が高く、約1万キロごとに、相場は10万円~15万円ほどは差し引かれているでしょう。
もちろん、これは販売側の在庫数とか、経費も絡んでいるので、正確な数字ではありませんが、目安としてはそういった感じです。

これは中古市場全てに言えることですが、仮に新車で購入しても、人の手から他人へ渡ることは、既に中古として見られますから、絶対的に価値は一つ下がっているのです。

業者の得意分野をリサーチする

どのような中古自動車販売店でも、輸入車から、大型トラックまで扱うということは少ないです。 
ベンツや輸入車を扱うところだと、国産車でも、軽自動車なら、スポーツタイプ、国産セダンなら高級車でレクサスとか、何らかの特徴があります。 

日本の有名な大手買取り店の代表的なところは、テレビCMでよく見かける車種全般なら、大体取り扱いがあり、中でも国産小型車に関しては、かなりの実績を持っていることが知られています。

小さな買取専門業者などは、持って行く前に、大手に直接持ち込み、仮の査定で見積もりを出して、その後、査定額は告げずに査定してもらって、そこで判断するのが妥当だと思います。 

地域によっては、周辺に競合他社がある場合は、自ずと価格競争で、高めの査定額を提示してくるケースも多いです。 反対に、閑散とした地域にある、国道にポツンとある店では、大手以外は、査定額は低めにして、販売価格の方に上乗せすることが常套手段になってますね。

同じ仕様なのに価格差が生まれる理由とは

走行距離が同じで、年式も同じなのに、時として価格が大きく異るケースがあります。 
「似たような限定仕様車なのに…」と思っても、違うのは、内装の程度、禁煙車、ディーラーオプション装備多数などの、細かい点です。

特に、発売時にだけ施された、メーカーオプションが既にディーラーには在庫がないといった、ニューモデル発売前の、前モデルで、フルオプション限定車仕様などといった場合は、通常より、かなり高い査定額が提示されます。

目安は、「限定車仕様」とか、「メーカー純正品フルオプション装備」といったところです。 
それ以外は、「走行距離」、「年式」、と全体的な使用感の程度だけで判断されます。 

この辺りはいくらお店を変えても、同じ地域では同程度の価格が提示されるので、あまり違いは出てきません。

売る前にやっておきたいこと

まずは、しばらく車を洗っていないのなら、洗車機にかけず、自分で手洗いすることです。 
ワックスは査定当日に簡易的なよくある”拭くだけワックス”的なものだけで充分です。 

掃除はしっかりやっておくことですが、要は自分が車を買うことを想定して、グローブボックス、トランクルームなど、新車に近い状態にまで、出来るだけ現状復帰することです。
 
査定当日は、車を動かしませんが、お店によっては、後日、車両点検に入るかもしれませんので、走行距離1万キロ未満なら、日常点検整備で修理工場へ出しても、費用は2万もかかりませんので、12ヶ月点検などへ出しても良いでしょう。

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