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中古車の価値はいったい何で決まるのでしょうか。

買い替えたいとお考えの方や、車を手放すようになった方が、業者へ査定依頼をしたときに思ったよりも下取り価格が低くてショック! 
なんて経験をされたという話をよく聞きます。

なぜ思ったよりも下取り価格が低くなってしまったのでしょうか? 
業者はどこを見て見積もり金額を出しているのでしょうか? 

ここでは車を査定に出すさいに気をつけておきたい、査定にプラスになる部分とマイナスになる部分をご紹介します。
まだ売りに出す予定のない方でも、今後査定に出す際に後悔しないためにも、ぜひチェックしてみてください。

傷の修理や非純正品へのカスタマイズや改造車

まず最初に普段乗っているときから気をつけておきたい、マイナスになってしまうポイントをご紹介します。

日頃車を運転しているときに、ついうっかり車を壁にこすってしまった。
そんな経験あると思います。

やはり普段から使用していればいるほど、車の傷とは切っても切れない関係にあるといえるでしょう。
それは仕方のないことです。
肝心なのは、傷の直し方です。

個人で間違った傷の直し方をしてしまうと、それだけで査定のマイナスポイントとなってしまうのです。
傷だらけなボディはやはりマイナスとなってしまいますが、間違った傷直しはそれ以上にNGです。

もし傷が気になる場合は、正規の業者に依頼するように心がけましょう。
また、ボディに穴や改造の後があるのもマイナスとなってしまいます。

純正品によるカスタマイズではなく、非純正による改造をそのままにしておくのは当然査定額の減額につながってしまいます。
改造した場合でも、純正品を取っておけば、純正品に直して査定に出すことができるので、カスタマイズした場合でも元の整備品はとっておくようにしましょう。

外装だけではなく内装も

外装だけでなく、内装も査定に大きく響きます。
シートが汚れていたり破れていたりした場合、それだけでマイナスとなってしまいます。

また、普段あまりに気にかけていない方が多いかもしれませんが、車内の臭いも査定に響きます。
ペットを飼われているご家庭や、喫煙習慣のある方は注意しましょう。

消臭剤等で容易に排除できるていどの臭いでしたら問題ありませんが、長期間にわたって染み付いてしまった臭いはなかなか取れませんし、消臭剤を使うことで臭いがミックスされ、逆効果になることもあります。
そうなるとマイナスとなってしまいます。

車を使用していれば、故障はつきものです。
修理したこと自体がマイナスに働く場合もありますが、さほど問題視されないケースもあります。

ただ、その修理した保証書がないとマイナス対象となってしまいます。
また、もっとも注意したいのがメーターの故障です。
メーターが故障して新しいものと取り替えた場合は、かならずそれまでのメーターの記録簿をつける必要があります。
これは修理を依頼した整備会社からもらえるので、なくさないように保管しておきましょう。

車検の期限はいつまで?

では次に、プラスとなる点をご案内します。

ちょっと気をつけておくだけで思いがけない高額査定となる場合があります。
例えば、当然ですが傷は少なければ少ないほど査定額は高くなります。
しかしプラスになる部分は傷や汚れだけではないのです。

まずあなたの車の車検の期限はいつになっているでしょうか? 
過去4ヶ月以内に車検をしたばかりの車ですと、次のオーナーさんが車検に出す手間が多少省けるのでそれだけでプラスとなります。

ABSの年式や純正の装備品

次に、ABSの年式をチェックしてみてください。
修理によってABSを取り替えた経験がある方はチャンスです。

年式が新しければ新しいほどプラスになります。
また、査定において装備品が純正品であるというのはとても大事なポイントです。
純正品の電動スライドドアや電動サンルーフが装備されている場合、大きなメリットになります。

車内にもプラスになる要素は当然あります。
もしあなたの愛車のシートが本革製であれば、その劣化がひどくない限りはプラスになります。

タイヤの溝は5ミリ以上!?

また、査定に出す際のタイヤにも注目してみてください。
タイヤの溝が5ミリ以上残っているとこれも査定額アップにつながるケースもあります。
ただし、業者によって視点が異なり、タイヤの状態の良し悪しはさほど価格に影響しない場合もあります。

あなたの愛車はどうでしょうか。
大切に乗れば乗るほど、査定の際の車の価値は高くなります。
これから下取りに出すという方も、そうでない方も、最終的に自分の愛車がより高い評価を得られるような運転を心がけてみてはいかがでしょうか。

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