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とにかく種類が多すぎて、何がなんだかよく分からないというのが生命保険!
よく分からないままに、大手保険会社のセールスレディーを通して入る事になってしまわれる方が多いのでしょう。

何しろ、生保会社の外交員たちは、親切にも、恐らくこちらのニーズに合うであろうという商品を並べ、容易に把握できるように提示してくれます。
結果、まあそれならという感じで加入するという流れになる訳です。

しかし、これはあくまでも、恐らくという勝手な推測によって組まれたプランであって、本当に必要な内容なのか、無駄はないのかと、じっくり見てみると、思わず待ったを掛けたくなる事は決して珍しくありません。

もともと生命保険というのは、自分の身にお金を掛けるものなのですから、やはり人任せでというのはいかがなものかという事です。
特に昨今は、インターネットを通じて契約する、いわゆるネット型保険と呼ばれる会社が増え、自分の意思に忠実な保険契約が簡単にできるようになりました。

短所や長所をしっかり理解する

narrator
実際、家計を節約しながら必要最低限の保障を充実させるという面では、今や老舗の国内大手はどこも、ネット型保険には適わないと言っても過言ではないでしょう。

しかし、必ず何事にもメリットとデメリットは付き物で、当然、生命保険の世界も、常に一長一短です。

そうなると、自分自身を基準に、その短所と長所をしっかりと見極めることで、初めて最適な保険加入ができるものと考えられます。
そのためにも一度、両者を正しく比較検討するようにしましょう。

ところで皆さんは、日本国内には今、何社くらいの生命保険会社があると思われますか?
何しろ、すぐにくっついたり離れたり、ニューフェイスが参入して来たりという事で、銀行さんと同じで、馴染んだころにはなくなっているとか、名前が変わっているという事もしばしば!
なかなか正確に把握するのは大変です。
実際、一時期我が国には、40社以上の生命保険会社があると言われていましたが、2015年時点では39社と、若干減少しています。

1位から4位までに名を連ねる大手4社

加えて、日本の生保会社には一つ、大きな特徴があります。
それは、漢字orカタカナorひらがな!
社名をいかに書くかで、何となくビジネススタイルが決まってくるような部分は否めません。

やはり国内大手は全て漢字表記で、先述の通り安価な新参者(ネット型保険)に苦戦させられていると噂されているものの、総資産ベースで見る規模の大きさでは、群を抜いてランキングの上位を独占状態です。特にその中でも、1位から4位までに名を連ねる大手4社と呼ばれるのは、いずれも元祖日本法人!
当然、業界内でのシェアも、中途半端ではありません。

何だかんだと言われても、トップの日本生命を筆頭に、2位の第一生命、3位の住友生命、そして4位の明治安田生命とそれに次ぐ富国生命で大半を占めています。
読んで字のごとく、手堅くビジネス展開している事がよく分かります。

その一方で、外資系はそれらしく、カタカナ表記がメインで、噂のネット専業会社の大半はここに含まれます。
加えて、ひらがなで書く事が多いのが損保計の生保会社、なんともややこしい話ですが、早く言えば、もともと損害保険会社だったところが法改正を機に、生命保険を売り出したというだけの事です。

そのため、従来からの顧客を自社一本に絞る事を勧めるという形で囲える強みを持っていると言えるでしょう。
そう、ひらがなさえあれば、漢字がなくても取り敢えずは困りません。
それを絵に描いたような存在で、こちらもまた老舗生保会社にとっては、絶対に油断できない相手だろうと言えます。

インターネットでの加入手続きができる通販型

とは言え、やはり最もくせ者なのが、カタカナ生命と呼ばれる外資系の面々!

何せカタカナは、漢字やひらがなのフォローをするには最適な文字で、むしろ最も使い道豊富、柔軟性に優れていると言えるでしょう。

実はそれと同様に、この手の多くは今流行りのインターネット専業生保会社などとよく言われますが、実際にはそういうところはごくわずかで、日本法人と同様に直販店もあれば代理店もあります。
営業スタッフも大勢いて、日々外交員たちが町を歩き回っているところが圧倒的多数なのです。

それプラス、インターネットでの加入手続きができ、さらに、通信販売という形で、コールセンターで受付をした後、申込書を郵送するというパターンもありますから、必ずしもパソコンが使えなければ入れないとは限っていません。
それどころか、高齢者向けの商品も次々とリリースし、なるほど、確かに恐ろしい存在です。

事実、ネット販売を中心とする外資系は、国内大手に比べ、とにかく保険料が安いのが大きな取り柄です。
おまけに、自分で必要な保障額を決め、欲しい特約を付けて・・・という形で、自由自在にカスタマイズでき、それをとやかく言う人はいません。

実際問題、生保レディーたちが動き回ると、その分の経費は間違いなく掛かり、信じられない話かも知れませんが、その費用を出しているのは誰でもない、我々加入者です。
そんな馬鹿な、と言いたくなりますが、それが相互扶助を目的とした保険の仕組みというものなのです。

そうなると、極力そういう無駄なお金を使わず、自分たちの保険料を安くしてくれとなる訳で、それを実践しているのが外資系企業。
なるべく支店や営業マンの数を減らし、その分抑えたコストを商品価格に反映するという実に良心的な経営方針です。

ただ、その代わりに、お客様ご自身の保障については、ご自身で責任を持って下さいねというのが基本スタイルで、各プランの中身を自分で調べ、把握し納得して、さらに自分自身で手続きしなければなりません。

契約約款を読んで充分に理解する

約款なんて読んでも読まなくてもカラスの勝手ですが、一度契約が成立すると、何があっても、その約款通りの対応がなされますから、知らなかったとか、知っていればでは通らないのです。

後悔や失敗をしないためには、隅々まで目を通し、不安や疑問があれば問い合わせて回答をもらい、その後で選択しなければなりませんから、思いのほか時間が掛かる事も十分考えられます。

もちろん、このセルフサービス方式は給付金や保険金を受け取る際も同様で、何があっても契約者もしくは受取人が動かなければ、1円も手にはできないと言っても過言ではないでしょう。

その点、対面方式での販売が主流の国内大手は、担当者がいて、大部分の手続きを代行してくれます。
説明も行き届いていますし、質問にもその場で堪えてくれますから、案外早く納得や理解が出来、想起に契約成立となるケースが大半でしょう。
こうしたメリットとデメリットを比較すると、必ずしもネット型の方が早いとか、楽だとは限っていない事が分かります。

できるだけ支払いを安く済ませるには?

とは言え、やはり少しでも安価に抑えたいのは誰もが考える事で、同じ100万円の死亡保障を受け取るのに、月々1万円支払うのと、5,000円でいいのとは大違い!
みんながみんな、できれば5,000円で済ませたいに決まっています。

ならばどうするか、それは、どの保険会社を選ぶかではなく、人任せにしない事に徹する事です。
日本法人の最大のデメリットは価格が高い事だと言えますが、それには、元々の商品が高価なだけでなく、ただですらもお高めのところに、様々な特約が付帯させられるという部分が往々にしてあります。

逆に言えば、それをしないから外資系は安いのです。
しかし、中には、自分には必須となるような特約もありますから、それを知らずに外したり、組み込まないと、やっぱり後に痛い目に遭う事になるでしょう。

特に大手の医療保障は、値段相応の価値あるものは少なくありません。
ですので、自分にとって安心率と利益率の高いものは大切に、同じ条件で掛け金が安い保険があるのであれば、別途考える事も一つの手です。

こうして初めて組み上がるのが本当に私の人生に応じた保険!
正にライフプランで、それを確立するためには、様々な会社の様々な商品を見る事が大事だと言えるでしょうね。

ネット型保険は簡単にWEB申し込みできますが、詳しく説明を聞いた上で加入したいという方におすすめなのが、保険のプロであるFPに無料相談できるサービスです。
証券を持ち込みすれば、現在加入中の保険の見直しや、契約内容で不明な点も親切に教えてもらえます。
また、自分のライフスタイルにマッチしたプランを複数の保険会社から提案してもらえるというメリットも。

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