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生命保険のリスクマネジメント、つまりリスクを管理することは、リスクの発生を回避したり、発生の可能性を低くしたり、発生したとしても損失を最小限に抑えることを言います。

リスクを分析し、細分化し、最少の費用で最大の効果をあげられるよう処理することでもあります。
「治安の悪いところになるべく行かない」ことはリスクの回避で、「遠出の際に車の保守をきっちりする」ことはリスクの発生の可能性を低めることで、貴金属は分散して保管することはリスクの分散と言えます。

これらはリスクコントロールといい、リスクマネジメントの手法の一つです。
ほかにリスクファイナンシングがあります。
これは発生してしまった損失をお金で埋め合わせすることです。

保有、つまりもしも起きてしまった損失に対して貯金で埋め合わせるのと、転嫁、つまり起こってしまった損失をだれかに負担してもらうことが「保険」です。
ちなみにリスクマネジメントとリスクヘッジは同じような意味で用いられます。

家庭の状況に合った細分化や分析

そもそも生命保険がリスクヘッジになる得るのか!?
それは各家庭の家計管理観次第でもあります。

生涯でがんで死亡する確率は男性25.6%と言われています。
およそ4人に1人です。女性は15.7%、およそ6人に1人です。
そう考えてご不安の方が大きければ、がん保険を検討されても良いでしょう。

しかしすべての人がかかるわけではありません。
ご自身の家系ががんでなくなる方が多いなど気になる点が多ければ検討されても良いでしょう。

医療保険だけでもいいかなと思われたらそちらがおすすめです。
掛け金が安くて、働き盛りで保険料が払い終えられて補償は一生など色々なプランが今はありますので、お気軽に見積もりされてみてはいかがでしょう。

やはり4人に3人の死因はがんではなくて、肺炎やインフルエンザだったりするのですから。
お子様がスポーツをされていたら、しっかりけが補償をつけるなど、家族の現状に見合った補償内容を充実させることがリスクの細分化、分析と言えます。

入院5日目からの補償ってどうなの!?

ご結婚されたばかりで、将来はお子さんを持ちたいとお考えなら奥様にも女性特有疾病保障が充実した共済など、ご検討をお勧めします。
婦人科系の病気が妊娠時に見つかったりしますので、ご健康なうちにお守り感覚で入られるのも、ご予算が組めるならお勧めです。

ただでさえ体に負担のかかるタイミングの疾病発見は心身共に負担ですから、ちょっとでも気持ちを軽くするためにも加入されておくと安心でしょう。
しっかり貯金できるなら、そちらでリスクヘッジも学資保険、とはいっても自由に引き出せるわけではないですし、しっかり目標を定めて貯金できるならそちらの方がより良いこともありえます。

かなり前に組んだ学資保険は良く見たら入院特約が付いていましたが、入院5日目から補償開始でした。
あわてて解約しました。
滅多にないです、入院5日以上なんて。

このように8年前に組んだ補償は見直してみると不要な特約がついていたりします。
見直しはきっかけがないとなかなかしません。

貯金できる環境が一番!こまめに見直す

でもしっかり貯金ができるなら、こんな無駄な出費の機会は減るわけです。
元本割れもしませんし。
急に車が壊れたり、家電が壊れてしまったりのリスクに対応できるのはやはり貯金です。

収入の中でぎりぎりの金額保険をかけてしまうと、いざという時に対応が苦しいです。
学資保険はしぼって、無理が無ければ始めるか、またどうしても性格上あったら使ってしまう方にはお勧めです。

しかし結論としては、こまめに見直せる人が一番保険でのリスクヘッジに向いています。
生命保険、満期でかけかえをおすすめされたなら、ちょっとネット見積もりでもして現状の主流の保険とお手元の約款を比べてみられてください。

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