記事の詳細

数字がかなり苦手ですという方。
独身の若いうちに個人年金保険に加入を始めると掛け金が安いです、と案内されますが、それは払う期間が長いからです。
全体を通してみれば、支払った金額に比した年金が帰ってきます。

返戻率はどれくらい?

narrator

親の世代なら利率の良い状態で始められた方もいらっしゃるので、かけておくと、とてもお得だと勧められるかも知れませんが、現状は月に1万円を積み立てて満期を迎えると、金額に数十万円の加算がついて戻ってくる商品と捕えると概ね分かりやすいかと思います。
返戻率は大体102パーセントから115パーセントとなっています。

個人年金保険料の控除対象のものを選ぶと年末調整の際に控除対象金額として、まとまった金額が記載できますので、どちらかというとそちらがおすすめです。
比較するなら、そういった点も参考にしましょう。

人生の転機での解約はちょっと待って!

結婚したり、出産したりで物入りになって解約してしまいがちですが、ちょっとご注意を。
ご主人名義で既に年に所得控除の限界までのしっかりした保険をかけているのなら、あえて加入者は奥様のままで残されるのもメリットがあります。

加入者を主人にまとめてしまうと、保険料を支払っていたのが夫で、積み立てた保険金を受取るのは妻となるので、贈与税の対象になってしまいます。
奥様名義のままでしたら、受取人は本人ですので課税はかかりません。
面倒だから支払口座は一つに、と簡単に考えると、意外と後がややこしくなってしまう場合もあります。

夫から妻への送金は贈与税がかかるケースもあるので要注意

まとまった金額を一度に受け取ると、贈与税が高くつきます。
ですが、金額が年間110万円以下なら贈与税はかかりません。

夫の口座から妻の口座に、保険料を毎年110万円以下で入金して貰えば、将来贈与税がかかる心配はないのです。
ですが、この方法は必ず課税対象外と認められるかどうかは、管轄の税務署の判断によるので、事前に税務署や税理士さんに確認は取ったほうが堅実です。

ご夫婦の将来設計にもよりますが、お子様が成人するまではそちらに優先的にお金を使って、個人年金の積み立て開始時期はその後にまとめられても良いかも知れません。

イメージとしては学資保険を掛けきって、それからご夫婦の老後の保険を充実させる方法もおすすめです。

万が一の保障を第一に!

家族のもしもの時、対応できる貯金があって、なおかつ個人年金にも入れる余裕があるのは一番安心ですが、それほどの余裕がないからこそ、もしもの保障を真剣に考えられるご家庭が多いのが現状ではないでしょうか。

子供が小さいうちは学資保険と、医療保険または簡単な共済をかけて、成人したら高額の設定で、短期で年金積立を終了させて夫婦の老後貯金に力を入れる。
結婚前に加入していた奥様名義の個人年金があって、家計から予算を組めるならば継続されるのも一つの選択肢です。

中途解約だと目減りしてしまうものですので、子供にお金がかかる時期でも、捻出できるかどうかの見極めは早めにされることをおすすめします。

やはり生命保険は定期的な見直しも必要であることは事実です。
素人では判断できかねることも、専門的な知識を持ち合わせたファイナンシャルプランナーに相談すれば、自分に合った適切なプランを設計してもらえます。

窓口で相談できるタイプや、自宅や指定した場所にまで出向いてもらえるサービスもあるので、現在の契約内容に不安を感じる方は、一度相談されてみるのも良いかもしれませんね。
下記に保険相談できるサービスをまとめていますので、参考にされてみてくださいね。
いすれも利用料は完全無料です。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る