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1996年に、生命保険会社大手だった日本生命は、本格的に損害保険事業に乗り出す事になります。
1900年初頭の頃は、損保会社が乱立し、その後統合と合併が繰り返されましたが、損保事業の主体が自動車による交通事故を扱うようになると、一気に保険金支払いで経営は悪化、やがて生き残りをかけて損保会社は更に合併を進めていきます。

その中で生命保険会社も、損保会社を運営するようになり、日本生命はニッセイ同和損害保険を設立し、子会社としてサービスを提供するようになりました。現在では、あいおい損害保険株式会社と合併し、2010年に世界第7位、日本最大の損保会社として経営を続けています。

主な提携先はトヨタ

日本3大メガ損保というのは、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、東京海上日動火災などで、どれも大資本ですがそれぞれ持株会社の中にある企業というのが特徴です。

つまりグループ企業の中の1企業である点ですね。
あいおいニッセイ同和損保は、MS&ADインシュアランスグループホールディングスの傘下です。

日本生命との関係は直接ありませんが、生命保険の営業担当が窓口となり、生命保険契約と同時に、自動車保険の見直しなど、シームレスな連携ができているので、非常に便利だと言われています。

カーディーラーではトヨタなどが、主な提携先として知られていますね。
損保会社の最大規模ということもあり、自賠責保険でも有名になっています。

あいおいニッセイ同和損害保険の特徴

担当者と直接話をしながらの、柔軟な保険料の設定ができる点は、数ある損保会社の中でも群を抜いています。
それが自動車保険で長い実績がある「TOUGH タフ」です。

年間220万件の事故対応実績、全国218拠点のサービスセンターなど、対応も万全で、そっれが口コミでも高い評価になっています。トヨタの事実上の自賠責保険の提供先でも有り、それを通じて営業担当が直接、自動車購入者に連絡を入れたりするので、自然と加入者が多いのも特徴です。

見積りは、代理店を通じてだったり、生命保険の営業担当、あるいは営業所へ電話連絡などでコンタクトを摂ることができ、担当者から直接、車両保険の補償内容や、ロードサービスの付帯、様々な細かい設定を個人個人で行い、契約する形になっています。

シンプルな契約ではありませんが、火災保険、医療保険、介護保険などの各種保険や、日本生命との連携もあるため、更新時に非常に手続きが簡単というのが、評価が高い理由になっています。

基本的には、賠償部分は他社とほとんど同じで、特約では他社が採用する補償全てを揃えているといった感じです。

全損による新車特約や、超過費用修理費用特約など、必要十分な特約は、あいおいニッセイ同和損保になくて、他社にあるといったことはありません。

保険料は基礎的な賠償補償に自動付帯も多いので、決して安めとはいえませんが、更新時に細かくカスタマイズができる点は、流石最大の大手といったところでしょう。

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