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本来の保険会社の保険料納付では、分割やローンといったものは受付ないのが普通でしたが、最近は大半の損保会社が、クレジットカード対応となっています。

中でも、三井ダイレクト、ソニー損保、SBI損保、チューリッヒなどは、国内ほぼ全てのクレジットカード会社に対応しています。

ところで、なぜ今まで多くの損保会社がクレジットカードに非対応だったかといえば、それは1年契約の場合、分割だと契約を解除しても、リボルビング払いなどでは、支払いが継続して行われるため、更新前提でもトータルでは保険料の割り引き率が、低いように感じてしまうといったデメリットがあるのも影響していました。

それに、クレジットカード会社と提携する際には、コストが掛かり、トータルでは会社の収益が落ちるからですが、ダイレクト保険の登場と普及で、業界は様変わりしたようです。

結局のところ、経費がほとんどかからず代理店契約もあまり必要ない、ネットで契約が成立してしまう、通販型保険の登場で、それに押される形で多くの損保会社が、クレジットカード対応を強いられたわけです。

ダイレクト保険では分割に対応していないケースが多い

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これは、クレジットカードの場合は、利用者がカード会社に対して、利息付きの借金をしているのと同じ事になるので、損保会社にとっては、一括だろうがクレジットカードのリボルビングだろうが、収益は同じです。

そのため、保険料の分割などは、ダイレクト保険では扱ってないことが多いですね。
つまり、クレジットカードの契約で、分割払いに対しては損保会社は関係ないといわけです。

大体、VISAかマスターカードが3回、5回、6回、10回、12回の分割払いに対応しているようですね。

中断や解約でも支払いは残る点に注意!

やはりネックになるのが、解約後もクレジットカード会社への支払いは継続しているわけで、当然ながら、新規契約、もしくは損保会社の乗り換えなどでは、その支払いに上乗せして保険料を支払う必要が出てくることです。

そのため、保険料は年払いの支払いなので、多くの保険会社が途中変更は不可としています。
つまり、長期契約では途中から契約変更は不可能、ただし、通販型自動車保険は、契約から15日以内なら通常通り、クーリングオフができます。

また、初回の契約は通常通り金融機関からの振込みで、途中の契約変更でクレジットカードに対応しているケースもあります。
とにかく、クレジットカードは便利ですが、保険商品のように数万から十数万になるような支払いには、利息もそれだけ大きいので、よくよく注意して使い過ぎないのがコツですね。
引き落とし日だけではなく、月の締め日を考慮して、普段の使いすぎに注意するのは常識です。

クレカを上手に活用する方法は!?

クレジットカードの正しい使い方が、日本ではなぜか定着していませんが、少額の支払いには、積極的にクレジットカードを利用した方が倹約になります。

例えば、1回払いは原則利息は、ほとんどつきませんから、数百円~1万円の範囲内で、月に2万程の出費であれば、せいぜい手数料が加わるだけなので、実際に現金で支払うのと、そう変わらない事が多いのです。
つまり、問題なのは”一時しのぎ”に利用することです。

例えば、毎月2万~3万の出費はいつでも現金で使えるといった場合、貯金には手を付けず、クレジットカードだけ使うと、支払いは翌月の場合は、約2ヶ月は自分の貯金をそのままにしておけます。

毎月の利用明細を見て、普段使っている出費総額を、これで可視化できます。
つまり損保の保険料も、今は払えないのではなく、カード払いで公共料金なども含め支払いを行なうと、自分の資金管理ができるというわけですね。

つまり、一括で現金で支払える範囲を、クレジットカードにすることで、ポイントは貯まりますし、それほど損もなく貯金の管理も楽になるのです。

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