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新たな門出となる引越し。できるだけトラブルなく穏便に済ませたいものですよね。
ありがちなトラブルと対処法についてみていきましょう。

見積もりは正確に

引っ越し先の住所や運ぶ荷物、処分するものなどハッキリ決まって、条件が整った段階で見積り依頼しましょう。というのも、あいまいな状態で依頼すると、正確な料金が出ないばかりか、いろんなパターンが想定され、通常よりも高く見積もられてしまう可能性もあるからです。

これは処分する予定です・・・と伝えたところで、本当に引っ越し当日までに処分されているかどうか分からないよね?というのが業者の言い分で、それなら一応料金に加えておこう!となるのです。

⇒ 見積もり訪問前にやるべきこと

無料ダンボールに注意

見積もりの際にダンボールを勝手に置いて帰られるケースがあります。無料進呈だし早目に準備しておこう!と、早速梱包に使われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、ちょっと待って下さい。ここには落とし穴があります。

いくつかの業者に相見積もりをお願いした結果、ダンボールをもらった業者とは別の業者に依頼するとなった場合、ダンボールを返却して下さいと言われることがあります。たかがダンボールとはいえ、数十枚にもなると結構な重量になります。持ち運ぶのも大変ですし、自家用車に積み込みが困難なケースもあるでしょう。その場合、郵送での返却になると思いますが、送料はもちろん依頼者側の負担となります。

勝手に置いて行かれたとはいえ、梱包に使ってしまったのであれば、買取を強いられることもあるでしょう。まだ契約する業者がハッキリしない場合は、たとえ無料でも、ダンボールは受け取らないようにしましょう。無理矢理置いていくような業者は要注意です。

追加料金

引越しトラブルでありがちなのが追加料金に関する事例です。
見積もりで料金を算出してもらって契約したのに、当日になっていきなり追加料金を課せられるなんて考えたくもないですよね。

見積もりミス

最も多いのが、業者側の見積もりミスです。訪問見積もり時に予想した荷物量よりも実際の方が多く、トラックに積み切れず、残りを運ぶのに追加料金を求めてくるケースがあります。

また、大型家具などの運搬で廊下を通らないような荷物があり、窓から吊り下げ作業を行った場合にも追加料金を求められることがあります。これらは見積もりが甘かった結果起こり得るトラブルですが、不当にも料金を請求してくる業者が実際に存在します。

もちろん不測の事態というのは発生するものですが、だからといって無闇やたらと業者の言いなりになる必要はありません。事前に推測できるにも関わらず、きちんと確認できていなかったのは完全に業者のミスですから交渉の余地はあるでしょう。

こういったトラブルを避けるためにも、見積もりの段階で追加料金が発生する可能性について聞き、ないという回答であれば見積もり書に一筆書いてもらいましょう。また、追加が発生する場合は、どういったケースなのか?を具体的に詰めておいた方がいいでしょう。

オプション

引越しにはオプションサービスがあります。具体的にはエアコンの脱着、清掃、不用品の処分などが挙げられます。必要であれば契約時に一緒にお願いするケースが多いと思いますが、単にオプション料金だけで済まないこともあるので注意が必要です。

下記は私自身が経験したことです。

もともと引越費用にエアコンの脱着も込みだったのですが、実際に入居先のエアコン室外機を設置する場所が想定外ということで、配管料と作業工賃が追加で請求されました。

結局、引越が安くついたと喜んでいたのに、追加料金が思っていた以上に高かったため、設置工事だけは時期をずらして別会社でお願いすることになりました。不測の事態について事前に何の説明もなかったため、納得いかず結構もめました。オプションを申し込む場合には、あらゆることを想定し、追加で料金が発生する可能性があるかないか?を事前に確認しておいた方がいいでしょう。

手付金の請求は違法?

契約の段階で手付金を求めてくるような業者もあります。標準引越運送約款にも記載がありますが、こういった行為は違法となるため拒否しましょう。

業者としては、一件でも確実に契約を取りたい訳ですから、先に少しでもお金を支払ってもらって、断りづらくしたいという意向があるのでしょう。引越し費用は当日支払いとするのが通常の業者で、手付金を求めてくるような業者は難があると思って警戒した方がいいでしょう。

荷物の紛失・盗難

あってはならないことですが、荷物が紛失するトラブルもあります。引越し先で「あれ?〇〇がない!?」と気付くようなことがあります。可能性として考えられるのは、引越し途中に盗難にあった、もしくは転居元に置き去りにされる。などです。

盗難

盗難といえば、積み込んだトラックに人がいないのを見計らっての犯行も増えているようですから注意が必要です。
対策としては高価なものは作業中に目を離さない。作業員に伝え、積み途中のトラックを見張ってもらうなどの対策が必要です。もし可能であれば自ら運ぶのが安心ですね。

置き忘れ

引越し当日にはイレギュラーなことも発生し、ついつい誰かが運んでくれるだろう。という認識で、物を運び忘れることも考えられます。置き忘れ防止の対策としては、転居元に荷物が残っていないか、最終確認する人を事前に決めておくといいでしょう。

傷や破損

絶対にあって欲しくないのが、傷や破損のトラブルです。作業中に床に落としたり壁にぶつけたりすることで、家具や家電に傷がついたり破損したりすることがあります。また、退去先や入居先の壁や床が傷ついてしまうこともあるでしょう。もちろん、傷がつかないよう事前に養生して作業を行う訳ですが、人間が行う以上絶対ないとは言い切れません。

できることなら傷や破損のトラブルは避けたいものですが、万が一の時には保険で対応してもらえます。
ただ、作業中に起こった事故だと確認できればいいのですが、問題は後になって傷や破損が発覚した場合です。「この傷はもともとありました」「いいえ、ありませんでした」と言い合いになってしまう可能性もなきにしもあらず。

そういったトラブルを回避するためにも、事前に作業員と家具や家電、床・壁の傷の確認をして、後で分かるように記録しておくといいでしょう。

時間通りに作業が開始されない

引越しでありがちなのは時間に遅れるトラブルです。特に午後の便の場合は、午前中の作業がスムーズに行われず時間が押してしまう、道が渋滞していて時間通りにトラックが来ないといったことが考えられます。

予定通りの時間から作業が開始されない!というのは午前より午後便の方が多く考えられます。どうしても待つのが難しいという場合は、少し料金は高くなりますが、午前便を予約しておくのがいいかもしれませんね。

午後便を頼む場合は、少しくらい時間に遅れてもいい・・・くらいの心持ちでいた方がイライラしなくて済むかもしれませんね。

まとめ

引越しの際に起こりうるトラブル事例についてまとめてみました。
できるだけ快適且つスムーズに引っ越し作業が進められるよう、できることは事前にしっかり対処しておきたいところですね。

いろんな業者があって、料金はもちろんサービス内容もまちまちです。見積もりそのものは完全無料ですから、できるだけ多くの業者と交渉し安心してお任せできるところを探してみましょう

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