記事の詳細

生命保険の内容を確認しよう!

突然ですが、皆さんは、自分の契約している生命保険が固定金利型か、変動金利型か?
また、予定利率が何パーセントなのかをちゃんと把握していらっしゃいますか?
それが分からないのに見直しを考えるのは、実に危険かも知れません。
今一度、それも含めて、契約内容を確認してみましょう。

ちなみに、死亡補償金や入院給付金の額と同じく、予定利率についても、保険証券を見れば一目瞭然!
この証券は、万一の時に受取り手続きをするにも必須の書類ですから、タンスの奥に大切にしまい込み過ぎるのはNGです。
時々は引っ張り出してチェックするようにし、いつでも取り出せる場所に保管しておかれる事をおすすめします。

そう言えば以前、マツコデラックスの「日本ぼかし話」というようなタイトルだったでしょうか。
生命保険業界の裏事情が大胆に表に出されたとかなんとかで、放送第1回目にして打ち切りになったテレビ番組がありました。
セールスレディーたちがベッドの中で営業しているというような内容だったかと思うのですが、事実、ああいう事はなきにしもあらずでしょう。

さすがに、俗に言う枕営業までは行かなくても、食事に付き合う程度の事は、相手が異性であっても同性であってもよくある話で、時に軽く奢ったりもしているようです。
もちろん全て外交員たちの自腹ですから、むしろ、本当に大変な仕事だなぁと思いますね。

さらに、本音を言うと、生命保険の中身なんて、どこのどのプランも似たりよったりで、結局は人間関係が物を言う部分が往々にしてあるのだろうとも思えます。

というより、余りにも複雑で、約款や契約書を見ても、細かい文字で長々と実に沢山の時効が書かれているため、内容が分からない!
だから、内容比較も容易にできず、結果的に、セールスの人柄に惹かれて入るとおっしゃる方も多いのでしょう。

最低限チェックしておきたいのが予定利率

しかし、やっぱりそれではいけません。
もちろん長い付き合いになる事を考えると、信用や交換の持てない担当者はご勘弁頂きたいと思うのは当たり前で、営業の能力や性格も重要視する必要性が高いのは確かです。

ですが、商品そのものの中身も、最低限抑えておきたい部分というのがあって、その一つが予定利率!
これはその理由を説明し始めると長くなるので省きますが、とにかく、この数字が大きければ大きいほど割引率が高く、解約して返戻金を受け取るにも優位な商品という事になります。
けれど、単に数字を見るだけですから、難しくて内容が分からないとか、他社と内容比較しにくいという事はなさそうですね。

ちなみに、どこの保険会社も、国が定める標準予定利率だけは最低限守らなければならないとされていて、それがかつては1.5パーセントでしたが、今は1.0パーセントまで引き下げられました。

全く同じ保険年齢で、全く同じ保障内容のプランに加入したのにも拘わらず、最近入った人の方が保険料がかなり高いのはそのせいです。
ようするに、割引率が悪くなってしまったという訳ですね。

ですから、数社の生保を比較検討する場合には、この予定利率は絶対に見逃せない数字で、これは同じ会社の中で転換や切り替えなどの見直しをする際にも当てはまる事です。
特に、数年前までに加入した終身保険や学資保険、あるいは個人年金保険など、貯蓄性の高いものについては、できる限り残す形で変更を考える事が大切でしょう。

転換や切り替えの前に今の契約内容をしっかりと見直しする

でも、生命保険というのは、ライフステージに応じて編成して行かなければいけないものなんじゃないの?
とおっしゃる方が圧倒的多数で、それは正しくその通りです。
家族構成や生活環境が変われば、必要なお金も変動しますし、それに見合う保障にバージョンアップしたり、逆に抑えられるのであれば抑え、節約する事も大事になって来るでしょう。

とは言え、そもそも終身保険というのは死亡保障だけにすぎず、そう頻繁に弄る必要などないのです。
正真正銘の終身、一生涯というやつですね。

しかも、転換にせよ、切り替えにせよ、どんなに古い付き合いであっても、完全なる新規契約です。
そのため、改めて告知書の記入が義務付けられ、以前と変わらない内容では、告知義務違反の疑いを持たれる事も大いに考えられるでしょう。
そこで、診断書の提出まで求められたりし、とにかく厄介です。
ですので、極力既存のプランの中で、特約の大きさを変えるというような方法が最も利口だろうと思われます。

それに何より、現状のままでも十分だと思うのであれば、どんなに勧められても、変更などする必要はありません。
とにもかくにも、まずは今の生命保険の内容を改めてしっかりと確認し、把握する事が大切です。
見直す見直さないはそれからの話ですね。

関連記事

コメントは利用できません。

お問い合わせ

当サイトへのお問い合わせは
こちらからお願いいたします。

ブログ

ページ上部へ戻る