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車の水没でも、壊れるのはある程度の水没までと考えたほうが良いですね。 
反対に、仮に水没して動いたとしても、「これは壊れた状態」という場合もあります。
それをまとめると、以下のようになります。

  1. 一応、車は無事である可能性が高いもの
  2. 窓を閉めきって、ドアに施錠した状態で、ヘッドライトの下辺りまで、「淡水」に浸かった場合
    豪雨などで、かなり水に浸かってしまった場合、ヘッドライトのような電流が多く流れるところ以外は、漏電してもさほど問題にはなりません。 

    仮にエンジンが、かからなくなっても、時間を置いて乾燥させれば問題ない場合が多いです。 
    エンジンを停止させない限りは、あまり排気管からも水の今夕は少ないです。

  3. クラクションが鳴りっぱなしになった
  4. 漏電ではなく、リレーやスイッチに当たる部分が水に浸かっているため、電気系統がショートしている可能性が高いです。 
    ワイパーが勝手に動いたり、ブレーキランプが付くなど、この場合は、車両が完全に乾いても、出火の危険があるので、車は基本的にハーネスの張替えになりますが、今の車は廃車にする方が早いでしょう。

  5. 停車中の車が、車内にまで水に浸かっている

これは、電気系統だけではなく、場合によっては、バッテリーまで水に浸かってますし、排気管からエンジンの方へも水が侵入しているので、エンジンはかける事自体が大変危険です。 窓を僅かに開けており、ドアに隙間があると、水は非常に早く車内に侵入します。

津波で流された車は何処へ

震災などで、津波で流された車を見たことがあると思います。 
そもそも、津波は淡水ではなく、海の水、つまり塩水なので、浮かんで流され、無事であっても、基本的に塩水は電気系統を傷めますし、シャーシも直に腐ってくるので、ほとんどが廃車です。 
使える車はほとんど無いでしょう。

不動車の査定に関して

根本的に、水没車、水害で塩水に浸かった車などは、多くの買取業者は、敬遠します。 
取り扱ってくれる業者もありますが、修理で乗れても、後々ショートする危険もあるので、部品取りとしても査定はかなり低いです。
事故車と違って 水没程度も後から確認がとれないため、使える部品も少ないですね。

売るというより、ほぼ、多少のお金になればいいという程度で、価格の価格検討などしなければ、一部、引取りに応じる会社は存在します。

エンジンはかけない!

まず絶対に、エンジンをかけないことですね。
電気系統がショートしてしまっている場合、思わぬ箇所から、ショートで出火するかもしれませんし、場合によっては、慎重にバッテリーは外す必要があるでしょう。

水没というのは、まず電気系統が最初に壊れます。
不用意に、動いたからといって、自走するなどもってのほかです。 
現在の車は、エンジン、ステアリング、車内設備など、ECUで管理している場合もあり、まず電気系統が壊れると、修理しようがないということは、肝に命じておいたほうが良いでしょう。

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