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初めての引越しで気をつけること!女性の一人暮らしと部屋探しのポイント
世間では、凄惨な事件に巻き込まれるとき、トラブルが多いのは家族連れより、一人暮らしの方です。
女性は特に不安に感じることも多いでしょう。
男性では、夜中の騒音、女性ではやはり男女間のトラブルですね。
警視庁でも注意喚起をしていますが、注意する点は以下が代表的な例です。
部屋への侵入
高層マンションだから安心とは限りません。
別の階の住民で、転居した後も合鍵や、他の住民や宅配員などと共に、オートロックをすり抜けて建物の中に入ることが出来ます。
大きなマンションは、住人一人づつの顔を覚えていませんから、住人と間違えて一緒に入っている侵入者に、気がついていない場合が多いのです。
不用意にドアを開けない
基本中の基本ですが、「お隣の者ですが、水が漏れてますよ」とか、「メーターの点検です」などと、うっかり信用しやすい口実を、多くの犯罪者は知っています。
インターホンは、確実に動作するか、故障していないか、電池が切れていないかなど、入居前には絶対に確認をしておきましょう。
とにかく施錠、何があろうが、ゴミ出しで2階から1階へ降りるのでさえ、施錠でも構いません。
鍵は無くしたら、本体ごと交換するくらいであってもおかしくないんですね。
ちなみに日本郵便のポストの施錠は、鍵を紛失した場合、全国の全てのポストの鍵と本体を交換する決まりがあります。
セキュリティーとは、やり過ぎるということは無いんですね。
1階は避けよう
まず、どんな物件でも1階は避けたほうが無難です。
カーテンを閉めても、道が目の前にあれば、通行人と眼が合いますし、何より、通りから部屋へ入る様子がわかってしまいます。
出来ればですが、隣の部屋の玄関が、ドアを開けると目の前にある、つまり、横並びの部屋ではない方が安心です。
なぜなら、相手方に不審者がいた場合は、こちらで通報できますし、挨拶しなくとも、偶然ドアを開けた時に、相手と会うこともあるため、顔を知る意味でも良いんですね。
レディース専用マンションは、実は安心でもない
ほとんどのケースは、月並みなセキュリティの上に、デザインが女性向けというのが多いです。
至る所に防犯カメラがあったとしても、その来訪者が侵入者なのか、他人の彼氏や家族かはわかりません。
逆に、女性だけが住んでいると、大々的に主張してしまってるので、メリットは少ないです。
立ち入り制限があるところだと、親しいボーイフレンドでさえ、予め許可が必要だったりと、不便なところもあります。
家族連れがお隣、もしくは家族で住んでる人が多い物件を選ぶ
一人暮らしが多い物件は、部屋数が多く、しかもプライベート確保のために、セキュリティーはしっかりしてそうですが、イザという時、手助けしてる人は案外少ないものです。
特に初めての女性の一人暮らしの場合、市役所や警察署の場所、近所のスーパーなどの情報など、身近に聞けるのもありがたいです。
相手が男性でも、家族持ちとなれば、話しやすいでしょう。
ガスコンロが置けるキッチンスペースがある
調理をしなくても、湯沸かしくらいはすると思います。
IHがたった一つといった物件は、自然と調理をしなくなりますし、専用の調理器具しか使えません。
電気コンロのタイプは、スイッチが何かの拍子で入った時に心配です。
今のガス器具は、ガス漏れや吹きこぼれがあると、自動でガスを遮断しますし、ガスメーターも異常にガスが出て行くのを感知すると、自動で遮断するようになっています。
ガスは、プロパンでも、都市ガスでも利用に不便はありません。
間取りは、出来れば2部屋、無くともロフトスペースが広いこと。
トイレとバスは別々でないと、身体を洗う場所がありません。
西に窓がない、やや南西向きの部屋がベストです。
暖房費の節約になります。
最適な時期は、いつ頃?
一般的には、業者の閑散期の9月上旬が良いといわれています。
冷暖房の観点からすると、もう少し後、厚くも寒くも無い季節に荷物を運ぶと、冷暖房の必要もなく、節約になります。
週末は必ずスケジュールが組まれますから、火曜日、水曜日、木曜日のいずれかがベスト。
時間は出来るだけ早い時間にした方が、荷解きも早く終わります。
理想は、11時までに運び込みが終わり、昼食後に荷解きに取り掛かれることです。
入学や就職で、女性の一人暮らしを始めたい場合は、祝日と平日で、日曜や土曜日を避けることですね。
週末はスケジュールが混みあい、夕方や午後に回されることもありますし、土日が作業で潰れると、直ぐに平日にお仕事や学業が始まるので、荷物の整理が肉体的に無理が生じるからです。
休日はゆっくり休み、その代わり、平日に少しづつ作業を進めれば、1週間程度で整理は完全に片付くはずです。
女性スタッフの多い営業所が安心
女性の一人暮らしを前提に、まずそれを話してから、不動産屋などに相談すると良いでしょう。
順番は、通勤や通学までの時間と距離、徒歩か自転車かを考え、土地選び、地元の不動産屋の順番で決めます。
女性スタッフの多い営業所はオススメです。
外に張り出してある物件以外にも、相談して、その人を見て、信頼出来る人(お酒を飲まない、煙草を吸わない、格好が派手じゃない等)なら、親切な大家さんを紹介してくれる店舗もありますね。
まず、書類や間取りだけ見て、判断しないようにしましょう。
たいていは、3件くらいの物件を車で案内してくれたりします。
ワンルームマンション、ワンルームアパートは、緊急で、その日のうちに決めるのは良いのですが、長い目で見ると住まいとしては脆弱です。現在は一人暮らし自体が少ないので、物件数はよほどの繁華街でない限り、余裕があると思ってよいでしょう。