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見積もりだけで決めるのはNG!一人暮らしの引越しと業者選びのコツ
あながちよく間違えているパターンは、「安いからお願いした」といったことから、結果的に必要のない経費まで支払わされているケースです。
見積もりだけを見て、業者を選ぶのは避けた方が良いでしょう。
今は、省庁から通達で、法外な請求は出来ないため、基礎部分の費用、必要経費としてかかる部分は、一定以上余分に支払うことは無くなっています。
予想しないトラブルに見舞われるケースもある?
見積もりでは見えない部分、それはオプションの範囲、つまりレギュラー作業と、そうではない付帯作業の範囲の幅で見極めます。
例えば、普通の引越しでは、転居が500キロ以上になるケースは少ないと思います。
しかし、半径15キロ圏内と500キロ以上の長距離では、せいぜい平均的に2万円の差額しか出ない場合があります。
長距離異動であっても、1人のドライバーが担当するのではなく、集荷専門担当、配送専門担当、現地担当と、大手の引越し業者は拠点ごとに各作業を割り振っているからです。
これは、全国にある事業所の売上げに関わっており、例えば引越し自体が少ない、人口の低い場所では、なるべく広いエリアを担当することによって、収益の割合を高めようとしているためでもあります。
従って、見積もり時点で、かなり低い金額を提示する会社は、人材も少なく、ドライバーも少ないため、担当者の作業負担が重く、時にはハードなローテーション作業で、トラブルになることもあるようです。
一人暮らしの引越し費用の目安は、あくまでも荷物の量です。
長距離異動では、荷台の保管も途中であるため、その費用もかかっており、500キロ以上の移動では、荷物が少ないのに比べ、3人分くらい家財があると、総額で3万円以上の違いが出てきます。
初めての新生活!オススメな会社は?
第一に、引越しが初めて、しかも一人暮らしを始めるなら、「一人暮らし専用パック」「単身パック」といったサービスを利用するのが最も安くなります。
まず、会社としても、専用のケースや小さなトラックで済みますし、人材をあまり多く必要としないため、スケジュールも組みやすく、また軽作業になるので、大変ありがたいんですね。
こうしたサービスを行っている会社は、以下の様なところがあります。
他にも、各社単身用とは記載がなくとも、ワンコンテナとか単身で、荷物が少ないお客様の対応に積極的です。
こんな裏技もあります
荷物が多い方の引越しでは、かさばるコレクションや、本、当日必要になるカーテンなど、細かいものを賃貸契約や、住み始める際の不動産契約に、実際に住む日よりは、数日前に入居可能としておいて、レンタカーでワンボックスを借りておき、2日間契約で転居先に運んでおくといった方法です。
家賃は日割りで発生しますし、レンタル代はかかりますが、夏なら冬物衣料やストーブなど、冬なら扇風機や掛ふとんなど、とりあえず最初に移動しておいてから、引越し業者に見積もりを出すと、かなりの節約になります。
近距離限定の方法ですが、レンタカーに関しては、借りっぱなしではなく、数日間利用をおさえておく形で、毎回返却するなどが、会社によっては対応可能です。
後悔しないために、まず準備を
最初の一人暮らしは特にそうですが、必要なもの、要らないものの区別が、大抵はハッキリしないものです。
しかし、暮らしていくと必ず家財は減らずに増えます。
スタートは、とにかく出来るだけ少ないことが良いです。
その分、新天地での暮らしを充実されるために、必要なお金を使うべきでしょう。