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結婚したら、多くの場合、女性は名字が変わります。
即ち、名前が変わるという事で、自然と名義変更という名目で、
独身時代に加入していた生命保険にも目を向けられるのですが、
男性はと言うと、思いの他そのまま放置状態になっている人が多いというから驚きです。
中身はさておき、少なくとも、受取人だけは新妻に変更する事は必要不可欠でしょう。

これは奥様を愛しているとか愛していないとか、そんな綺麗ごとではなく、
損得勘定の面で非常に重要なポイントなのです。

贈与税がかからないように必ず手続きを!

narrator
独り身の時代に入った生保の受取人は、恐らく父親ないし母親、
もしくは、兄弟姉妹になっているかと思われますが、
それだと、当然の事ながら、そうした親族に死亡補償金や入院給付金などが支払われる事になり、
若い奥様には、1円も入りません。

それでも、うちの両親はそんな鬼舅や鬼姑じゃないから、
ちゃんと彼女が困らないように、保険金を渡してくれると思われるかも知れませんが、
そうなると、そのお金にドーンと贈与税が掛かってしまうのです。

そう、せっかくの置き土産なのに、たんまりと税金で持って行かれてしまうという訳なんですね。

その点、法定相続人となる配偶者を受取人にする事で控除対象となって、
よほどの資産家でない限り、1,000万程度の保証金なら、
まるごと非課税となり、1円も差し引かれる事はありません。

そのため、これは入籍直後に忘れずやっておきたい手続きの一つになって来るのです。

単に受取人の名義を変更するだけで、解約する訳でもなければ、
見直しでも再加入でもなんでもありませんから、
新たな審査や健康診断等の面倒な手続きは一切無用!

保険会社の営業や担当者と連絡が取りやすい場合は、
そちらに電話やメールをされても構いませんし、
コールセンターに申し込みをするという形でも構いません。

書類を郵送してもらい、必要事項を記入して返送するだけで完了です。
また、知人など、外交員と親しい場合は、結婚祝い金等を持って
直接訪ねて来てくれるかも知れませんから、真っ先に知らせましょう。

必要な保障を見直すタイミング

ただ、それだけにとどまらず、やはり結婚を機に、
既存の生保の内容全体を見直す事は大切だろうと思います。

何しろ、結婚前と結婚後では、経済状況も大きく変わりますし、
本当に必要な保障というのも違って来ます。

よくあるパターンとしては、独身時代に加入する保険というのは、
親や周囲に進められ、自分ではよく分からないうちに入ったもので、
中身もよく理解していないというものです。

女は若くして、経済観念がしっかりしていますから、
それほどでもありませんが、男性はこういう方が多く、今見てビックリ!

俺には、こんな高額の死亡保証金が掛けられていたんだ、
と目を丸くする人も珍しくありません。

そして、次に驚かれるのが、月々の保険料です。
当然ですが、保証額の高いプランは、月額も高く、
中途半端な金額ではなかったりもするのです。

けれど、シングル時代というのは、給料天引きの人は特にそうでしょうし、
銀行引き落としでも、比較的経済的余裕があるため、さほど気にならずにいたものと思われます。

ですが、結婚したらそうは行きません。
自分の給料で家族を養わなければならず、従来通りの支払いでは
、たちまち家計が圧迫され、苦しくなる事も大いに考えられるでしょう。

夫だけではなく妻の医療保険も重要視する

narrator
ですが、家庭を持った以上、生命保険は今まで以上に必要不可欠なものでもあります。

事実、程なく挙式を上げるという今が一番幸せだと言えそうなカップルに対するアンケート結果によると、
新婚生活を始めるに当たり、保険の加入や見直しを考えるという答えが全体の8割以上を占め、
残りの2割の大半も、すでにある程度将来を見据えたプランに入っているから、
慌てる必要はないというだけで、生保なんて要らないと思っている人は、ほとんどいないのです。

しかも、近頃は夫婦共稼ぎの家庭を目指すカップルが増え、
それを象徴するかのように、夫だけでなく、それぞれがそれなりの保険に加入するべきだと言うんですね。

実際、これから子供をと考えておられるのであれば、
旦那以上に妻の医療保険は重要視するべきかも知れません。

何故なら、結婚直前に入ったものであれば、妊娠や出産に当たって、
緊急の入院や治療が必要になった時に給付金がもらえるような商品もあるからです。

ただし、そのためには、契約成立時のタイミングが重要で、
妊娠発覚後では対象外になってしまう事も珍しくありません。

ですので、婚約時代から早めに加入し、後に名義変更される事をおすすめします。

相場やランキングは参考程度に!自分に合った保険選びが大切

また、ご主人様の方も、病気や怪我のリスクは、若いからと言って、
決して低くはない事を考えると、医療サポートの部分は充実させておきたいところですね。

むしろ、死亡した暁には、遺族年金などもありますし、
あえて多額の保証金を受け取れなくても何とかなるものです。

それに対し、入院や休職により、収入が減少する事の方がたちまち生活苦に陥りやすいもので、
日々の生活を守れるような保険の選び方をするのが重要になって来るでしょう。

そして何より、家計を圧迫しないような支払いの困難でないプランに入る事は絶対条件!
最初から無理をしては、幸せな日々は長続きしません。

確かに、赤ちゃんが誕生した時の事を踏まえ、
少しでも大きな保障をと考えたいところではありますが、
子供たちにお金が掛かる時期とその費用はある程度限られています。

ですから、その期間だけ、必要に応じた保険金が受け取れるような
掛け捨ての定期保険を付け加える事も可能ですから、
そうした事も念頭において、身の丈に応じた保険選びを考えましょう。

もちろん、無理に人と比較する必要もなく、
相場やランキングなども、あくまでもご参考程度にという事です。

やはり保険という専門的な分野になると、一人では決め兼ねる
という方も少なくないでしょう。

そんな方におすすめなのが、無料で相談に乗ってもらえる窓口です。
プロのファイナンシャルプランナーがライフプランに応じて適切にアドバイスしてくれます。

来店型で窓口にて相談できるタイプもありますし、
指定した場所や自宅などに出向いてもらえるサービスもあります。

利用料は一切かかりませんし、加入しなくても無理な勧誘はありませんので、
こういったサービスを利用して、最適な保険選びをするのも一つの選択肢ですね

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