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保険契約の見直しというのは、生命保険では事実上の新規契約と同じで、大抵の場合、保険会社にとって有利な医療保険などの掛け捨て保険への乗り換えで、死亡保障の枠を小さくすることが多いです。 

損害保険の場合は、一番の理由は1年契約が基本だとすると、保険料が上がるタイミングに見直しされる機会が最も多いと思います。

切り替えたいのは保険料が上がるタイミング!中古車への乗り換え

新車購入で車を乗り換えているなら、特に更新を続けていても問題はありません。
等級の割り引きも継承し、自動車保険でいうところの車両の入れ替えだけで済むからです。

ところが新車で購入し、しばらく乗っていて無事故であっても、乗り換える時に中古車を選ぶ場合は、この等級はそのままでも保険料は同じ車格で、大きく変わることがあります。

やはり形式と走行距離が関係するのですが、それと同時に車両自体の耐用年数を考慮して、新車購入よりも早い時期に乗り換えの可能性が出てくるので、保険料は再計算されることになるんですね。

いずれにせよ契約中の任意保険を途中で解約して、他の会社に切り替えるなどは、保険料引き上げが一番の理由になっています。
事故対応で不満があり、保険会社を切り替えるというのであれば、それは少し待ったほうが良いかもしれません。
というのも、交通事故対応というのは、交通事故当事者がお互いに任意保険に加入し、それなりの特約などの補償を使う場合に、非常にスムーズになります。
そうでない場合は、相手との示談交渉は、本人と連絡がとれて、保険会社との話し合いに応じるかどうかで決まります。

対応が遅いとか、連絡がなかなか来ないというのは、当事者である相手が仕事中であるとか、連絡が取れないことが大半です。
各損保会社は、それぞれ事故対応専任の担当者がいますから、対応自体に会社ごとの落差はほとんど無いと言って良いでしょう。

安い保険料で補償を手厚くするなら契約続行がお得!?

自動車保険は、無事故の状態なら途中解約して、他の会社へ切り替えても等級はそのまま温存できます。
よって、途中解約を保険会社が拒否することはできません。

例えば、車両の入れ替え日当日が旧保険と新保険の入れ替えと同日である場合、新規車両は新規保険、旧車両はそのまま担保されているので、当日に事故を起こした場合でも旧保険で補償は受けられます。
ただし、等級は、新保険の方で更新時に引き下がる事になります。

解約のデメリットは、途中解約の場合です。

自動車保険の等級割引率の基準は同契約という前提があるので、新しい保険と契約しても等級だけは引き継がれますが、契約期間はその契約が有効になる日から起算されます。
そのため、そのまま更新するよりは、更新日が遅くなることになります。
また、等級を引き継ぐためには、少なくとも8日以内に新契約への加入が必要となるので、あまり猶予はありません。

代理店契約の保険や、通常の担当者が説明する損害保険に比べ、ネットなどの通販型保険は保険料の面で非常に有利なため、保険料を安くしながら補償を手厚くするというなら、むしろ変えないほうがお得かもしれません。

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