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多走行車の相場はどれくらいになるのでしょうか。

一般的な常識としては、中古自動車買取後の中古車の行方は、まずは整備に回されます。
そのため本見積もりの査定提示額は、この費用も差し引いて計算されているのです。 

5万キロ~6万キロ!年式が古くても部品交換などで再販される

通常は整備と言っても、大きな部品交換などはなく、オイル交換とか12ヶ月点検程度の軽微なものが多いのですが、多数の在庫を抱えない、中小企業の中古自動車買取店では、ある程度古い年式でも、部品交換などで対応し販売するケースもあります。

この境目になるのが、走行距離が5万キロあたりからで、6万を超えた場合は、小型自動車では売値で40万~50万前後くらいが底値になるかもしれません。
実際、大手の中古自動車販売店では、程度の良い、内装も綺麗な5万3,000キロのトヨタ・ヴィッツなどは、60万円前後となってるので、買取価格で考えれば、35万~40万前後と見ることが出来るでしょう。

ここから、5万キロごとに、査定額は落ち込む傾向があるようで、買取の限界走行距離が、大体20万キロあたりからです。
これに当てはまらないのが、ビンテージカーで、この場合は希少性があったとしても、同じ車種で走行距離が5万キロ以下の車に比べ、4割以上は下がるのが普通です。

20万km以上は「自動車ではない」

軽自動車の場合は、修理前提で丁寧に乗ったとしても、走行距離が8万キロ以上を超えると、ドライブトレーンと、オートマチックの場合は、ミッション系に不具合が出てくる頃です。
特に街乗り主体で、ほとんど短距離しか走行しない場合は、AT車の方が早く駆動系の部分が経年劣化や、摩耗が多くなります。

普通自動車の場合や、ある程度大きな車格の場合は10万キロで、軽自動車は8万キロ、普通自動車は10万キロくらいあたりは、売値がつかないので、買い取るとしても、数万円くらいで、高くても10万円台くらいですね。

更に20万キロを超えると、売値も買値もつかず、むしろ売るくらいなら、乗りつぶすか、あるいは廃車にした方が手間がかかりません。
走行距離15万キロ以上、20万キロまでの車は、商売にとっては「自動車」ではないと判断されてしまうのです。

部品取りにしても、相当の経年劣化が考えられますから、リビルドするにしてもトータルな経費を考えると、中古買取会社が請け負うとは考えにくいでしょう。

あるとすれば、1万円くらいで買取り、廃車手続き費用で相殺されるのが関の山といった感じです。
それでも運よく高値で売れないだろうか?と考えるのが人間の心情です。
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車体の寿命と耐用年数について

税制上は、自動車の「耐用年数」には決まりがあります。耐用年数とは、実用に耐える期間という意味ではなく、新車が100として1年毎に価格が一定額で消費されるという考え方に基づいています。

これが軽自動車は4年で、普通自動車は6年です。
つまり、軽自動車なら、仮に120万円で新車で購入した場合、1年で30万円の消費があるという前提ですので、車両の”税制上”の価値は90万円になります。

商用車以外の一般使用を想定した走行距離は、およそ1万キロですから、軽自動車では4年で4万キロ、普通自動車は6年で6万キロです。
こうしてみると、買取価格の計算方法は、大体この耐用年数に比例して行われているのがわかりますね。

故障と不具合が出てくるサイクル

軽自動車は、3万キロを突破すると、燈火類はもちろん、バッテリー、ATフルード、サスペンションあたりに、ガタが出てきます。 普通自動車は、大体、5万キロくらいですね。

整備を怠らなければ車検はこれでも通るのですが、普通自動車では、恐らく5万キロを超えた車はブレーキ系の交換箇所も増えているので、車検の基本費用が4万円くらいだと、整備費用が6万~8万くらいは取られることがあります。

これを買い取りで考えると、ある程度、長く乗るためには、それくらいの整備費用が必要で、仮に50万で売るとした場合の見積りは、その整備費用を差し引くことになるため、内装の程度によっては、最終的な見積り価格は、20万円前後となるケースもあるんですね。

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