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最近では“楽天カードvsヤフーカード”という密かな討論が繰り広げられているのだとか・・・。
いったい、どちらがお得に使うことができて、おすすめなのでしょうか?

年会費無料・ポイント還元率1%など条件は同じ

narrator

そもそも“楽天カード vs Yahooカード”なんていうのは、ナンセンスな話だと言われる方もおられます。
確かに、どちらも年会費は無料!
ポイント還元率はともに100円で1ポイントという計算方法による1%
ETC発行手数料500円というのも同じなら、家族カードの年会費不要である点も同じです。
おまけに、1回払いの他に2回払いでも金利・手数料が要らないという点まで同様なのですから、概ね比較のしようがないというのが、多くの方の本音ではないかと思われます。

となると、どっちもどっちという結論になりますよね。
そこで、楽天ファンは楽天カード、Yahoo!ファンはヤフーカードでいいんじゃないの?となる訳です。
もしくは、どうせ年会費無料なんだから一方はVIZA、そしてもう一方はJCBという形で、両方を持つのもおすすめという見解もありますね。

楽天ポイントとTポイント

とかく似ていると言われがちの「楽天カード」と「Yahooカード」ですが、全く違いや差がない訳ではありません。
よく見れば、異なる点は多々あります。その最大の相違点ですが、楽天カードは「楽天スーパーポイント」が溜まり、ヤフーカードは「Tポイント」が貯まるところでしょう。
そんなの当たり前でしょうと思われるかもしれませんが、実はこの2つのポイントは、かなり用途の範囲に差があります。

何と言っても、ネット上で貯めたポイントはネット上で使うというのが楽天ポイントの基本なのに対し、Tポイントは街中での決済も可能で、多くの場所で1ポイント1円として使えます。「ファミリーマート」や「ドトールコーヒー」での支払いなどなど、間もなく「吉野家」でも使用可能になるそうですから、小銭代わりとして結構役立つでしょう。

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とは言え、通販を利用するに当たっては、楽天市場の膨大なショップ数と多岐に渡るジャンルの取扱商品数は絶対的な魅力です。また、貯めた楽天ポイントで、それらの買い物をしたり、旅行に行ったりできるのはありがたい話ですよね。
そのため、どちらか一方のポイントで充分という方もいれば、両方とも必要という方もいるのです。

電子マネー(Edy)付きで便利

楽天カードが街中の利用で重宝されていないのか?というと、これがまた満更でもなさそうです。
楽天カードにあってヤフーカードにないメリットの一つに、Edyという電子マネーが一体化しているという点が挙げられます。
そして、これがあればTポイント加盟店であるファミリーマートでの決済ができて、楽天ポイントも貯まるのです。
もちろん、その他多くのコンビニやファーストフード店でも使うことができ、カード決済不可の場所でもポイントを貯めることができます。

ということで、基本的に楽天ポイントを躍起になって貯めておられる方は、楽天カードのデメリットをあまり気にされません。それだけ上手に使いこなしておられるということなのでしょう。ですが、初心者にはそれなりの注意点もあるので、今ヤフーカードとの比較検討しておられる方は知っておかれた方が安心だと思います。

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楽天カードの注意点

楽天カードの謳い文句の一つに、楽天市場での買い物は、いつでもポイント2倍、週末はポイント3倍というのがあるのですが、これには注意が必要です。そもそも楽天で会員登録し、買い物すれば100円につき1ポイントの楽天ポイントが誰にでも積算されて行きます。

2倍になるというのは、これにカード決済によるポイントが同じく100円で1ポイント貯まるからに他なりません。
つまり、ポイント2倍と言っても、2つの異なるポイント付与サービスが合体して倍増するというだけで、もともと切り離して考えるべきシステムなのです。

また、週末3倍というのも嘘偽りはありませんが、先述した通り1倍はカードがあってもなくても関係ない部分で貯まるポイントです。それにプラスして「カード感謝デー」と呼ばれるこのキャンペーンで貯まる1倍分は、通常のカード決済によるポイントとは別に、後日購入した金額に応じて加算される期間限定ポイントです。
そのため、特に初心者はポイント付与日や有効期限の確認を怠ると、無駄にしてしまうこともあるでしょう。

ポイント付与の仕組みを理解する

上記のような楽天ポイントの仕組みを見ると、必ずしも楽天カードがなくても、満更損をする訳ではないということが分かります。

届いたメールの広告をワンクリックするだけの「インフォシーク」やアンケートに答えるだけの「楽天リサーチ」、それに商品検索する際に使うだけの「楽天ツールバー」など。楽天には、簡単にポイントが貯まるサービスやシステムがいろいろ用意されているのです。

もちろんショッピングするだけでも、通常ポイントは貯まります。それを考えると、先の“いつでもポイント2倍”の落とし穴を逆手に取り、楽天でのショッピングの決済時にヤフーカードを使ってTポイントも同時に貯めるのもまた、一つの賢い方法だと言えるのではないでしょうか?

特にCDやDVD、ゲーム、あるいは、音楽配信や電子書籍と言ったエンタメ関連やホビー関連で通販と実店舗の両方をフル活用しておられる方にとっては、Tポイントの方が重宝される場合も多いでしょう。かと言って、それらを楽天グループ内のショップやサイトで調達することも多々あるため、どちらのポイントもそれなりに貯めて使われているケースが珍しくないのです。

Yahooカードのメリット

ヤフーカードにあって楽天カードにないメリットの一つに「Tモール」と呼ばれる会員専用サイト経由で通販市場を利用すると、ポイント還元率がアップするというのがあります。
また、定期的にカード会員は「Yahoo!ショッピング」や「LOHACO」でのポイントが2倍・3倍になるという感謝デーでのボーナスポイントは、楽天のように期間限定ではない(無期限で使用できる)というのも長所だと言えるでしょう。

さらに、決済方法の中には、1回払い・2回払い・分割払い・リボ払いに加え、楽天カードにはないボーナス払いがあります。つまり、選択肢が1つ多いのです。

こうした部分を見ると、少なくてもこの2つのクレカを真面目に比較検討することは、決してナンセンスではありませんね。

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