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有名プロ野球選手をCM起用して、一躍有名になった企業向け防犯システムのセコムですが、セコム損害保険株式会社というと、まるで警備会社が損保業界に参入したような感じがしますよね。
実は、セコム損害保険株式会社は、かつて東洋火災海上保険株式会社でした。1998年にセコムが資本提携し、後に社名を変更して現在に至った損保会社です。

大きな特徴

前身であった東洋火災海上保険時代に、業界で初めて自転車総合保険を提供したとか、現在でも提供している積立型住宅保険など、非常に独自のサービスを提供してきたのがこの企業です。

自動車保険では、対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、人身傷害保険、搭乗者傷害保険、自損事故傷害特約、無保険車事故傷害特約などは、従来では特約契約を別に組まなければなりませんが、セコム損保は自動付帯です。

この特約の内容を理解するのは、自動車保険に初めて加入する人にとっては、一番の障害と言ってもよいでしょう。
それをちゃんと理解して、必要な特約を加えるということは、本来は代理店契約か損保会社の担当者と直接契約を結ぶほうがふさわしいのです。

加入のメリット

セコム損保のメリットは、やはり「初めて自動車保険に加入」といった場合に、契約内容にあまり難しい考慮の必要がないということです。
このため、通常は似たような補償内容を延々と各社で比較する必要はなく、加入すると同時に自損事故、搭乗者傷害、無保険車事故障害の補償を受けられるため、契約は非常にシンプルです。
加えて、他者運転特約でさえ自動付帯です。
細かい事をあまり考えたくない人にとって、これは便利な損保ですね。

そして、セコム損保ならではなのが、企業向けセキュリティ会社のため、24時間必ず会社が動いているという点です。
これは緊急時の24時間対応ではスピーディにつながるため、自然と事故対応が早いということになります。
加えて、資本提携が警備会社のために、警察との連携もスムーズです。

更に得する人気の保証内容

契約年齢を35歳以上、70歳以下限定にした場合、最も頻繁に自動車を運転する世代になりますが、この年令幅に固定して70歳以上の補償を外すと、セコム損保に契約した場合は、保険料が安くなります。

また、セコム自動車保険には本人限定特約はない代わり、契約者とその配偶者の限定割引とされるのも特徴です。
更に、家族全員がゴールド自動車免許を持っていて、主に車を使用するといったケースの場合は家族割自体にゴールド免許割引が適用されるといった特徴があります。

もう一つの特徴をあげると、通常の搭乗者傷害保険の場合は、治療にかかった日数に応じて保険金を支払うことが多いのですが、セコムの自動車保険は、部位、症状別払方式といわれる、怪我の部位や症状に応じた設定金額を支払う方式を採用しています。
つまり合理的にしてあるんですね。
しかも、オンライン申し込みと、代理店申し込みの両方にセコム損保は対応しています。

契約者にとっては、自動付帯が多く、しかもそもそもが24時間運営を基本とした警備会社の信頼性と高い評価、昭和25年から続く安定した損保会社の実績など、こうしたことが、徐々に口コミでは高い評価に繋がってきているのでしょうね。

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