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引越し作業というものは、どんな人でも忙しくなるものです。

というのも、引越し業者はどこを選べばいいのか、梱包はどの程度までしておけばいいのか、引越し先ではまず何を準備しておけばいいのか?など、多くのことに気を配る必要が出てきます。

このような状況ですので、引越しの段取りやスケジュールはきちんと立てて、スムーズな方法で行うことが大切です。

そうでないと、引越しの際に何かしら忘れ物をしてしまったり、大きなミスをしてしまうことになります。

ここでは、引越しをスムーズな進行で行うための段取りやスケジュールの立て方を紹介していきます。

チェックリストの作成

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梱包作業から引越し業者の手配、また旧宅の清掃など、引越しの際には大小に関わらず、やるべきことがたくさんあります。

普段、あまりやらないことまであるので、チェックリストを作成し、やり残しのないようにするのが大事でしょう。

チェックリストは、やるべきことを初めから順番に洗い出し、「内容」「手続き先」「手続き方法」「必要なもの」「注意事項」など書き込む欄を作っておけば、ミスが少なくなります。

例えば、マンションなど旧宅を賃貸契約している人は、賃貸契約解除を最初の方にリストとして加えることになるでしょう。

その場合、「内容」には「賃貸契約の解除」、手続き先には「契約した不動産会社、管理会社」、「手続き方法」には「電話、書面」、「必要なもの」には、「賃貸契約書類」、「注意事項」には「契約書の再確認」、といったように書き込めば、準備不足で困ることもないでしょう。

引越し業者を選ぶ

引越し先が決まっているのならば、次には早めに引越し業者を決めておくべきでしょう。

時期によっては混み合っていて、かなり先まで待たないと、依頼したい引越し業者に対応してもらえない場合もあるからです。

引越し業者を選ぶ際には、自分の引越のケースにふさわしいサービスを提供している業者を選びましょう。

各社で色々なサービスを行っていて、その内容にそれほど大きな違いはみられませんが、比較してみれば最も自分に合うところが自ずと見つかるはずです。

選ぶにあたって、最も気になる点は、値段ではないでしょうか。

これも各会社に同じ条件を伝えて、見積もりを取って見るのが一番です。

ただ、幾つもの会社に連絡を取るのは結構時間がかかるものです。

この場合、インターネット上で各社に一括で見積もりを取ってもらえるサービスがありますので、そういったものを活用するのが有効でしょう。

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引越しの日取りを決める

引越し業者の選定とほぼ同時進行になるかもしれませんが、引越しの日取りはなるべく早めに確定しましょう。

それぞれの引越し業者は土日祝日や繁忙期の2~4月は割増料金になっています。

こういった日にちを外せば、金額も抑えて引越しができるので、日取りの設定は大事な要素の一ついえます。

また、日取りを決める際に考えなくてはならないのが、事前準備です。

梱包作業を自分でする場合には特にそうですが、だいたい1ヶ月前から準備しないと間に合わなくなることがあります。

忙しい会社員などの人は、引越し業者に梱包作業からお願いすることもできますが、他人にプライベートなものを取り扱ってもらうというのは、意外と嫌なものです。

そう考えれば、事前準備に1ヶ月か、それ以上の余裕を持っておくのが理想的でしょう。

手続きの確認

住民票の移行(転入・転出届け)というのも、引越しの際に忘れがちなことの一つです。

特に引越ししてしばらく移さなくても、役所から通達が来たりすることもないので、そのままにしてしまいがちです。

ただ、引越し先で新しい住民票でないと手続きできないこと、例えばパスポートや運転免許証の住所変更、携帯電話の新規契約などの時に、困るケースも考えられます。

平日に役所に行って手続きしなくてはいけないので、日程に無理が出ないよう、なるべく早めに行っておきましょう。

特に旧宅のある市区町村から別の市区町村に引っ越す時には、それぞれの役所で手続きが必要になるので注意しましょう。

不用品の処分

梱包作業を進めていくうちに、持っていくべきものと不要なものが自然と分別されてきます。

その中で、不要品ついて、平日に回収場所に出すものは問題ないかもしれませんが、粗大ゴミなどは回収業者に手配するなどの処分が必要になります。

こちらも電話で依頼し、指定の回収シールを貼るなどして用意する必要があるため、忘れずに手配しましょう。

ブランド品や洋服など、買取が期待できるものは専門の買取業者に査定依頼するのが良いでしょう。

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梱包作業

最も厄介なのが、この梱包作業です。

荷物は大小、または種類も様々でしょうから、梱包資材もいくつか種類を揃えておくのが便利です。

基本的には大型の家具類、例えばタンスやクローゼットなどから作業します。

そうすると、自然とその中身も整理する必要がありますので、無駄のない作業に繋がります。

また、大型の家電類について、テレビやDVD機器、オーディオといったものは、できれば購入した時の資材を用いて梱包します。

すでに資材を捨ててしまった場合には、エアキャップ(プチプチ)でしっかり包んでおけば、移動中の破損などを防ぐことができます。

大型家電類の準備

テレビでも大型のものや、洗濯機、冷蔵庫といったものは、一般の人では梱包から搬出・搬入を行うのは、非常に難しいでしょう。

冷蔵庫や洗濯機の水抜き、中身の取り出し、配線の整理などできることはしておきますが、実際の梱包と移動は業者に任せるのが無難です。

中には、大型家電類・家具類だけの搬出・搬入サービスをしているところもあります。

小物は自分で移動できるという場合には、このようなサービスを利用するのもコストパフォーマンスにおいてメリットがあるでしょう。

引越し後の役所での手続き

小物から大型のものまで、ひと通り引越し作業を終えることができたら、タイミングをみて該当地区の役所で手続きを済ませます。

国民年金

例えば、国民年金は異なる市区町村に引越した時には手続きが必要になります。

国民年金手帳と印鑑を持参して、原則14日以内に申請します。

印鑑登録

印鑑登録についても手続きが必要です。

印鑑登録証は地方自治体から発行されるものなので、引っ越した後には登録し直す必要があります。

運転免許証

運転免許証は最も頻繁に使う身分証になるので、これは早めに処理しておくのがいいでしょう。

申請場所は警察署か、あれば運転免許センターでもできます。
免許証、印鑑、住民票を忘れないように持って行きます。

ペットの鑑札の発行

中にはペットを飼っている人もいるかもしれませんが、鑑札というものがあるのはご存知と思います。

これも自治体が発行しているものですので、登録し直します。

役所だけでなく、保健所でも手続きでき、転居の後、30日以内の登録が推奨されています。

近隣住民への挨拶

これは人によってするかどうかは別れると思いますが、戸建を購入して永住するつもりだったり、またはしばらく住み続けるという場合にも、近隣住民への挨拶はしておいた方が、後々の付き合い方でプラスになるでしょう。

特に子供がいる場合には、うるさくしてしまうこともあるでしょうし、地域のサークル活動に参加することも多いでしょうから、挨拶はしておくべきです。

ちなみに、挨拶の時に持参する粗品ですが、平均的な金額は1,000円程度となっています。

品物はタオル、お菓子、洗剤などが一般的ですが、お菓子の場合はお煎餅やクッキーなど、日持ちのするものの方が喜ばれます。

粗品を渡す時には、のしをつけておけば、名前を覚えてもらえることにつながりますので、忘れずに用意しましょう。

まとめ

引越しの際はするべきことが多く、以上に紹介してきたことのほかにも、引っ越す前の挨拶など、あげればまだまだ出てきます。

すべきことをリストにして、無理のないスケジュールのもと引越し作業にあたってください。

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