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引越しのおまかせ、らくらくパックの中身って、どんな感じなのでしょう。

「丸ごとおまかせ」とか「らくらくパック」など、依頼者が梱包も発送準備も何もしないサービスというのが、随分前から各大手引越業者で、提供されてきました。 

古くからあるのが、アート引越センターのサービスなどで、フルコースの依頼では、まず本当に依頼者は何もせず、現場で作業の立会いをするだけです。

どんなサービス?

この方式は、大手の引越し専業会社が得意とするサービスですが、まず完全な分業で行われており、梱包作業は現地スタッフで女性が中心のパートタイマー、家具梱包などは担当スタッフが、当日に搬出作業と合わせて行われる事が多いです。 

大体は、最初に梱包スタッフが、小物の梱包を行います。

事前にスケジュールに合わせて、現地へ到着し、その時間に合わせて、梱包資材が会社から運び入れられ、作業が終わると、梱包スタッフだけが、解散していきます。

搬出時間に合わせて、特別仕様のコンテナ付きトラックが到着し、建物の養生を行った後に、搬出作業を行い、完了すると、立会いの依頼者に告げて、輸送を開始します。

この場合、搬出はその地域担当、転居先の搬入と、開梱作業は、やはり別に、その地域の担当とパートタイマーが行います。 
基本的には、資材代と資材の処分費用、人件費によって金額が変わるというのが基本です。

輸送に関する事、搬入、搬出、セッティングなどは、基本費用として、最初から計算され、これにこの梱包、開梱作業の人件費が上乗せされるイメージです。

完全に業者に任せるメリット・デメリット

一番効果が高いのは、最大2日程度で、転出、転入が完了するため、時間に余裕が無く、今すぐにでも転居したい場合、とくに2LDK以上の賃貸などでは、家族丸ごとの梱包を考える必要もないため、かなり便利です。
ただしこれは、転居先の間取りを把握し、インテリアの配置などをすでに指示できる状態であれば、かなり便利ということになります。

搬出だけお任せで、搬入は大型家具と、大型家電だけのセッティングにするとか、開梱は自分でやるだけの、搬入だけのことは出来ますが、梱包を自分で行い、搬入で開梱をお願いする場合は、多くはそういったオプションがないか、割高になるケースが多く、また資材もレンタルが条件になってることが多いです。

費用の相場は、3人家族平均の家財一式で、100キロ移動圏内だと、20万以上~35万円前後と、かなり割高になります。
ただし、時間の節約とか、引越し作業中に、小さなお子さんと奥さんが外出し、旦那さんだけが立会人で作業の現場にいるなどして、引越しは本当にスピーディに終わるので、これは転勤で家族が引っ越す場合は、かなり重宝するでしょうね。

パックの総額では何が高いの?

ほとんどは、人件費ですが、梱包資材も会社によっては、専用の資材を使いますし、全ての家財は割れ物として扱うため、緩衝材の使用がかなり多く、この費用とパートタイマーなどの一人当たりの人件費が、総額の大半を占めています。

家財でも、小物や食器類、雑貨が多い場合は、3人世帯で3人~4人くらいは、派遣されているようです。
作業は時間で区切られており、追加作業は非対応で、作業時間超過に関しては、会社の方から連絡が行きます。

どこまでの準備を自分でする必要があるのか?ですが、やはり退出に関しては、短期間で済ませれば、賃貸では家賃は日割りになるため、搬出をスムーズにする方を優先させたほうが便利です。

つまり荷解き作業は簡潔にし、自分で細かい作業は、現地で後日といった場合なら、費用は4割ほど抑えることが、一般的には可能ですね。

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