引越し 挨拶回り どこまで

一人暮らしの場合は特に必要なし！？
基本として、一人暮らしの場合は、わざわざ挨拶回りの気遣いは無用と、考えて差し支えありません。
顔があった時に、挨拶しやすければすれば良いですし、雰囲気的に難しいなら、会釈で失礼には当たらないでしょう。

どこまでするの？常識的な範囲とは

家族連れで越してくる場合は、アパートでは向かい側と階下、横に並んで部屋があるなら、自分の部屋の両脇だけで充分です。
特に、小さな子どもがいる場合は、声も大きく、迷惑がかかりますから、挨拶は粗品を添えて直接伺うようにした方が無難ですね。

戸建ての場合は、並び合う両隣と、向かいの家だけにとどめます。
挨拶に出向くタイミングですが、家族団らんの時間帯がベストです。

相手側も奥さんが対応する場合が多いでしょうから、挨拶する側も奥さんの方が出向くのがよいでしょう。
戸建住宅は、とくに防犯の意味でも近所づきあいは、無いよりあった方が無難です。

訪問するタイミングは？

挨拶回りの期限は、越してきてから3日以内が基本です。

これは粗品を渡すタイミングで、3日以内に渡せなければ、玄関先に粗品を置いておき、見かけた時に直ぐに手渡せるようにしておきましょう。
何度も呼び鈴を鳴らしてお伺いするのは、失礼になるので避けた方が良いでしょう。

選び方や予算はいくらくらい？

現金を手渡すわけではないので、洗剤、石鹸、お菓子など、いずれもすぐに使えて、残らないものが良いです。
例えば、戸建て住宅に転居してきた人が、近隣のアパート住人にまで気を配る必要はありませんし、3世帯以上の配慮は特に必要ないでしょう。

近所はそれで良いとして、親しい人へも、電話での挨拶で充分で、相手も引越しで費用がかかっていることを察してくれるでしょうから、その程度で充分です。

具体的な金額の相場は！？

ネットで調べると、相場は500円～1,500円以内と金額に幅がありますが、アパートなら500円以内の洗剤などでも充分です。
戸建ては、今後の付き合いを考え、それでいてお返しを気遣わせないように、1,000円～1,500円以内の小さな菓子折りで良いでしょう。

住み始めで相手を知りませんから、アレルギーなどの心配もあまり必要ではないでしょう。
逆に、アレルギー等を理由に断られるのであれば、それまでの付き合い方で充分です。

お気持ちだけで充分ですと言われたら、ありがとうございますと、ひと言お礼を添えると良いでしょう。

最も支持されるのはお菓子！生ものはNO

人気は、やはりお菓子が一番で、生もの以外で考えて、近場のお店で、包装をしてくれるところで選ぶのが一般的です。
引っ越す前に揃えるのは、荷物が増えるだけなのでやめておきましょう。
冷蔵が必要な物も、賞味期限の関係上、あまりふさわしくありません。

のしには粗品と書く

のしなどは、「引越し祝い」と記すのは、引越した知人・友人に送る場合に、記すのであって、挨拶回りでは「粗品」とだけ書きます。
洗剤などの日用品は、インジェクトプリンターなどでパソコンを使って”のし”を印刷し、テープでとめるだけでOKです。
食品は、包装しないと失礼になります。