自動車保険 うつ病

運転免許証を取得する際に、事前に警察から詳細な説明がありますが、その中で印象的なのは「全盲か、運転に支障がある視力、あるいはハンドルを握れない両手足がない場合を除き、多くの人は自動車運転免許証は取得できます。」と、日本の法律ではそうなっているそうです。　

色弱も日本の信号機は、その状態で今は赤か黄色か青色と認識できる共通の方式を採用していますから、色ではなく「識別」できれば、何も問題がないそうです。

運転免許証の運転条件は低い

身体障害者も、適性検査と補装具次第で、運転免許証を取得できます。
これは途中で事故により、身体障害者となった場合も同様です。

この運転免許証所得には、多くは適性検査が必ず行われていますが、それは運転に対する注意喚起に意味合いが大きく、精神的に落ち込んでいてミスを連発したとしても、受け直せば良いだけのことです。

つまり運転免許証とは、公道で交通ルールを理解し、自動車を運転できる許可証なので、それがあるということは自動車を取得できるし、同時に自動車賠償責任も同時に負うことになります。

自動車賠償責任保険に加入できなければ、自動車は運転できませんし、この加入無くして、任意保険だけに加入する事はできないのです。
つまり運転免許証を持っているということは、誰でもほぼ間違いなく任意保険に加入できる資格があるということです。

自動車を運転できるのなら、誰でも加入できる

精神疾患に関する項目は、ほとんどすべての保険契約では、条件に加えていないのは、運転免許証が交付され、すでに自動車運転では適合を受けているのと同じことになります。
うつ病を発症中だから、契約を拒否するなどは、むしろ違法として保険会社が処罰されるでしょう。
これは差別と同じです。
ただし、注意はその治療中の投薬による、運転への影響です。

つまり、治療中で眠くなる薬物などの投与などがある場合は、法律上でも自動車運転を禁止している通りで、これは保険会社も全く同じです。車両保険などは、保険金を受け取れない場合もあります。

飲酒とは違って警察の罰則も緩いですが、やはり風邪薬なども同様、身体的に視力や眠気を誘うような薬物を、定期的に飲まなければならないような場合に限って保険契約はしていても、運転は控えるようでなくてはなりません。

ただし自粛は必要！交通事故から身を守るのは自分自身！

通常の人でも、怒りっぽい人が、渋滞から抜けると、思わぬ猛スピードで交差点に突進して、重大な死亡事故を起こすことがあります。
そうでなくても、空いている自動車専用道路では、あまりバックミラーも左右確認もしないものです。　

つまり精神状態と運転マナー、スピードの抑制などは、警察による統計で、因果関係が非常にハッキリしています。
不安な精神状態で、憂さ晴らしに自動車運転などは、保険契約云々の前に、非常に危険です。

時には、運転を控える勇気も持つことが、交通安全では重要です。
自動車保険は万が一の備えであって、交通事故から自分の身を守るのは、あくまでも自分である事を忘れないようにしましょう。