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入金までの期間に、金額の変更はあり得るのでしょうか。

根本的に、売買契約書といった書面にサインする場合は、そこからすでに契約成立となり、契約内容の変更は、互いの同意なしにはできないことになります。 

多くのトラブルは、契約成立後のキャンセルや、入金期間などに当たるでしょう。
あまりに入金が長い場合は、問い合わせる必要もありますが、ほとんどの企業や買取店では、現金での手渡しや、銀行振込が主体です。

契約後、振り込みされるのは2~3営業日後に

振込手続きは、契約上、ネットで完結できるなら即金もあるのですが、大抵は2日~3営業日かかることが多いです。
これは、入金処理自体は店舗では行わず、売上集計が終わった時に、本部や本社で一括処理している場合が多いからですね。
買取りの度に、その日のうちに即金とした場合、買い取った側が、あとから盗難車とわかった場合など、様々なトラブルを避ける意味もあります。

自動車というのは、車検証さえあれば、現住所や電話番号など、重要な個人情報が入手できてしまうため、仮に盗難届が、自宅から離れた駐車場に車があった場合、次の休日まで盗まれたことに気が付かない場合もあります。
トラブルを避ける意味でも、僅かに入金期間をずらすのはよくあることです。

現金手渡しを避ける理由とは?

お金の手渡しをしないというのは、現金盗難の事件を避けるために、多くの買取店が実施しています。
自動車の売買契約は、10数万から、100数十万になるため、多くの現金を扱うということは、閉店時のセキュリティがかなり強固でない限り難しいといえるでしょう。 

近くに銀行がある場合などは、コンビニエンスがそうであるように、一定時間になれば貸し金庫などを利用するのですが、買取りの場合は「売上」はないため、支払いだけに資金を常備する必要があります。 

このため防犯上、大手を筆頭に、即金に対しては慎重というのが、実態なんですね。

即金の場合の注意点とトラブル

「即金可能」と明記してあれば、中古車売却には、現金がその場で手渡されますから、非常に有難い存在ですよね。
しかし注意点はいくつかあります。
それは、ネットでの申し込み可能で、査定無料、しかも即金とまで、三拍子揃っている場合です。

この場合は、確かに即金で取引は迅速なのですが、商売として考える意味では、「即金=急な出費がある」ということで、即現金化したいといった消費者の心理を突いて、査定も基本的な部分だけで、あまり詳細には勘定せず、車種と年式、走行距離を勘案して、ほぼ、同条件では最低額を提示してくることが多いからです。

それ以外では、個人経営、もしくは販売と買取りを同時に兼業で行うところは、在庫数も把握していますし、根本的に本部や本社はありませんから、その場での決済が通常です。

振込の場合は、1営業日を置かないと、入金タイミングでは、銀行へ行けないこともあるでしょうし、休日や祝日を挟んだ場合は、3営業日ということもあります。
いずれにせよ、良心的なお店なら、原則3営業日以内の入金というのが、業界の常識でしょうね。

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