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車の買取の相場を知ろう!走行距離と年式の関係
一般的に、中古自動車を購入する多くの人は、大抵が外装の状態と、年式、最後は走行距離を見ると思います。
年式は、外観からも「なんとなく古臭く感じる」というのは、5~10年落ちくらいからで、やはり中古自動車でも査定で比較的高めなのは、ほとんどが1~2年以内の高年式です。
以前はほとんどが走行距離が非常に重要で、国産車は5万キロ、輸入車は3年目くらいから、消耗パーツの交換時期が迫ってきますから、そうなっていました。
査定の基準
現状として、現在は「走行距離」と「年式」から最初に査定の基準が出来て、その次に実際に内装、外装、塗装の状態から、査定の相場は計算されます。
ネットの無料査定でも、まずは「車種」、「年式」、「走行距離」が必ず入力事項になっており、自動車買取の基本となっているんですね。
今の車は、修理を前提とせず、基本は「売りやすいか?」ですから、故障や部品交換の可能性が低い、走行距離の短いもの、新車は無理だが、出来るだけ近い年式が欲しい、といった購買者の心理に合わせた状態になっています。
買う側は見た目、売る側は状態
中古自動車販売で、一番嫌がるのは当然、後日に修理やクレーム、故障の連絡が入ることです。
従って、大概の中古自動車保証は、車検が切れる前に、保証期間が切れるようになっているため、最大でも2年が多いですね。
実はこの保証付きは、限りなく故障や修理を必要としない状態を示している、そう言えるので、購入する際の目安にはなります。
修理や故障の可能性だから、保証がつくというのも皮肉ですが、実際はそういうお店が多いです。
保証が長いものもありますが、それらの費用は、ほぼ経年劣化に伴うパーツ交換費用と似たような金額になっています。
反対に、見た目、つまり外装や内装に関しては、故障や事故歴があっても、素人には、なかなか見分けがつかないので、凹みや少々の傷は、簡単な板金で修理し、比較的、同車種なら安く提供して、保証は付かないことが多いです。
中古車の価格の背景には、こうした販売側の心理も含まれていることになります。
本当に目利きが出来る業者とは?
相場を知っている業者は、業者間取引が多いと言えるでしょう。
中古自動車の部品卸業も存在しますし、大手であれば、全国平均をデータベースから出してくるので、全国どこでも平均的な価格が、「相場」として通用します。
しかしこれは、逆に担当者が実際の車の状態を把握しないでも、見た目と、走行距離、年式で判断してしまうため、車種特有の故障箇所がよくわからないことも多くあり、多数の車種を扱うケースでは、更に目利きはそれなりだ、ということが出てきます。
例えば、大手の買取と販売を行なう会社などでは、系列店にトヨタ車のみとか、コンパクトカーのみといった店舗もよくあるのですが、やはり、分類が細かく、似たような車種でも価格が少しずつ違うので、それなりに適正な価格で販売しているため、やはり買取もそれだけ細かく査定している感じがありますね。
自分の車の相場が知りたい
ネットで調べても、目安に過ぎないとも言えるのと、地域によって売れ筋と、そうでないものがありますから、一番良いのは、自宅から10キロ圏内の中古自動車販売店で、同じ車種を見て回り、年式と走行距離を確認し、価格を見るのが一番かもしれません。
多くの中古自動車販売では、買取り価格の1.5倍~1.6倍で販売していますから、そこから逆算すると、自分の車の買取価格が、大体見えてきます。