車 買取 残債

車をローンで購入されていてローンの残債がある場合の買取についてみていきたいと思います。

車を手放すのであれば年度末までに、という情報を耳にする機会も多いのではないでしょうか。
これは、毎年度の始まり、つまり4月1日に車を所有している場合、必ず自動車税が課せられてしまうからなんです。
車を手放すことをお考えの方で、ローンの残債があるためどうしたらいいのかわからないという方には是非ご一読頂ければと思います。

所有車を手放す場合、中古車買取会社に売るというのが主流になっています。
ですが、ローンが残っている車でも業者は買い取ってくれるのでしょうか。

結論から言うと、ローンが残っていても売ることはできます。
車検証の名義が本人または家族のものであれば、売る手続きは簡単です。
そして売ったお金で残りのローンをすべて支払ってしまうというのが一般的なようです。

売却時の注意点！まずは名義を確認する

ただし、車検証の名義があなたやご家族のものでない場合は気をつけなければなりません。
そのためにも、売却を検討する際には、車検証の名義を確認するというのを忘れてはいけません。
もし分からないようでしたら、車を購入されたお店に確認するとすぐに教えてくれるでしょう。

さて、車検証の名義があなたやご家族のものでない場合とはどのような場合でしょうか。
それはローンを組むために名義を車販売会社やクレジット会社に設定している場合です。
この場合は、中古車買取会社に売る前に、その名義主に「車を売っても良いか」という旨を確認しなければなりません。

一般的には、車販売会社もクレジット会社も確認をすれば売ることを拒否するようなことはありませんのでご安心ください。
まずは、販売店とクレジット会社に問い合わせてみましょう。

車検証の名義となっている販売店やクレジット会社は、車を売ることで残債を支払えるようであれば基本的には承諾してくれます。
もしも車の買取価格がローンの残債よりも低かった場合でも、差額を現金で支払うことができれば問題ありません。

返済額が残っていることを事前に伝えない

車の査定とローンの残債等の手続きは、買取業者が引き受けてくれる場合がほとんどです。
このとき注意したいのが、「車を査定する段階では、残債があることを伝えない」ということ。

これは、会社によっては査定段階で残債があることがわかると、安く買い叩こうという傾向があるためです。
愛車の査定額が決まってから残債があることを伝えても問題はありませんし、金額が決まったあとであれば、残債によって額面を変更されることはまずありませんのでご安心下さい。

返済額が残っている車を売る場合には、兎にも角にもまず販売店とクレジット会社に問い合わせてみましょう。