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東急のハンズに西部のロフトと言われるくらい、都市型ホームセンターとして人気を博している「ロフト(Loft)」ですが、基本的には毎日買い物に行くというお店ではありませんよね。

そのため、店頭でしきりと勧められるロフトカードに、それほど魅力を感じず、興味を示されない方が多いのではないでしょうか。
しかし、どんなクレジットカードにも、利用者がお得になるサービスは付帯しているもので、結局はそれをどれだけ上手に使いこなせるかで、価値は大きく変わってくるのではないでしょうか。

ポイント還元率が低い

ロフトカードの最大のデメリットは、やはりポイント還元率にあると言えるでしょう。
100円で1ポイントというカードが多い中、1,000円で1ポイントなのですから、これは効率が悪すぎます。
例え1万円分のショッピングをしても、貯まるのはたった10ポイントです。

まさにやってらんないという事になり、それなら、手持ちの他社カードで決済し、そちらの得点を狙った方が利口だろうと考えられる方が多いのも納得できますね。
ただ、それなりにメリットがあるのであれば、永久不滅ポイントである事を考えると、サブカードとしての価値はあるのではないでしょうか。

月末の週末に10%割引の優待デーあり

narrator

ロフトカードの最大のメリットと言われているのが、毎月最終金曜日・土曜日・日曜日に実施されるご優待デーで、この日は1,000円以上買い物すると、10%引きになります。
このようなカード会員様ご優待というのは、多くのスーパーやデパート、あるいはショッピングモールで企画されていますが、その大半が、毎月10日・20日、もしくは8の付く日など、日にちを定めていて、その日が必ず休日になるとは限りません。
そのため、サラリーマンやOLは、仕事帰りに覗きに行くのがやっとで、じっくりゆっくり欲しい物が物色できないとか、めぼしい物が売り切れてしまっているという事も多いのではないでしょうか。

Loftのように必ず週末に優待デーを開催してくれるとなれば、話は随分違ってくるでしょう。
とにかく月末の土日はロフトへ行くと決め、予定も立てやすいですし、時間を気にせず、のんびりお買い物を楽しむことができます。
そして、いざ精算となれば1割引になるのですから、これは嬉しいですよね。
少なくとも、Loftでの買い物は、この優待デーにまとめて済ませるようにすれば、ロフトカードをお得に使えるでしょう。

還元率0.5%、1ポイントに5円分の価値がある

ロフトカードは果たして、本当に利益薄のクレカなのでしょうか?
実は、貯まったポイントを1ポイント1円と考えるからガッカリしてしまうのですが、ロフトカードの還元率は0.5%です。
つまり、現実には1ポイントで5円分の価値を持っているのです。

そうなると、100円で1円換算=1ポイント貯まるというクレカと大差はなくなります。
確かに、1,000円ごとにカウントされてしまうため、非常に切り捨てされる額が大きいのは否めませんが、そこはガッツリ損得勘定をし、できるだけ無駄のないような買い物をすれば、そこまで悪い設定ではないのではないでしょうか?

携帯の機種変更とポイント交換の時期をクロスさせる

ロフトカードの大きな特徴の一つに、さまざまな提携ポイントやギフト券にポイントを換えられるというのがあります。
実は、Tポイントやnanacoポイントにもなりますし、さらに、ドコモやauなど携帯電話会社のポイントにも換えることができるのです。
例えば、携帯キャリアのポイントに交換する場合、たった200ポイントで1000ポイントにも膨れ上がります。
2000ポイント貯まれば、1万円分の価値があるということになるのです。

実際のところ、還元率0.5%の世界で、2000ポイントも貯めようと思えば、並大抵のことではないでしょう。
それでも、月に一度、優待デーに1万円分のショッピングをし、10%の割引を受け、9,000円支払ったとします。
すると、年間に貯まるポイントは108ポイントですから、とりあえず2年間で200ポイントはクリアできそうです。

そこで、それを携帯電話会社のポイントに換え、機種変更の足しにするというのは、かなりありがたい話なのではないでしょうか。
ただし携帯電話というのは、そう頻繁に買換える物ではありません。
特に分割払いにされる方などは2年間はお使いになる物で、物持ちのいい方なら3年・4年と使用されます。
ということで、この機種変更の時期とロフトカードのポイント交換の時期を上手にクロスさせる事により、ここでも賢い使い方ができるという訳です。
これは、有効期限のない永久不滅ポイントだからこその価値だと言えますね。

チケットの予約や購入

忘れてならないのが、ロフト自体が西武系列の企業であって、当然そのカードはセゾンカードの一種である点です。
そのため、西友とリヴィンで毎月5日と20日に開催される優待デーの5%割引も利用できるのですが、それ以上に大きなメリットが、セゾンチケットで取り扱われる演劇やコンサート等のチケットの先行予約ができたり、割引を受けることができる点です。
例えば、親子で楽しめる様なイベントの入場券が200円でも安くなれば、家族4人分で800円のお得になります。
年に3回行けば2,400円の儲けになることを考えると、この点もしっかり評価したいところですね。

もともとロフトカードは、健全なる生活をしている人であれば、即日発行されるクレジットカードで、且つ、入会金も年会費も不要です。
クレカの大きな魅力の一つであるポイント還元率が高いとは言えなくても、細々とした割引や優待を巧みに活かせば、ゆっくり気長にコツコツ貯金ができる一枚で、とりあえず持っておけばそれなりのお得な使い方はできるのではないかと思います。

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