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何故匿名では、一括査定ができないのでしょうか。
一括査定のシステムというのは、実は、ほとんどのパターンは「個人情報収集」にあるといっても過言ではありません。
その理由は、やはり効率よく営業したいといった業界の思惑があります。

現状としては、飛び込み営業といういのは、営業マンの個人差、能力などに左右され、人によっては不快な思いをさせて、かえって販売店や買取店の評判を落とすことが多く、訪問型のセールスは今ではかなり少数派になってきています。 

フォームに入力された情報を提携企業に提供する

そこでメールによる勧誘があるのですが、インターネットの利用は現在はパソコンから、携帯、携帯からスマホへと変化していますが、それでも「広告」による表示であることを明記しなければ、スパムとして判断されるため企業が車保有者に対して、ピンポイントに営業をかけるのが、大変難しい状況にあります。

一括サイトの運営側に出資、あるいは協力する形で、データベース上の査定金額を提供し、一括査定のサービス運営側は、フォームに入力された情報を、「提携企業にだけ情報提供する」といった限定的な扱いを明記した上で、各買い取り専業の企業へ個人情報を提供し、営業に役立てるといった方式を採用しているわけです。

つまり形を変えた営業手法なんですね。
もちろん、それ以上に3次公開はしませんから、ギリギリ違法性はないわけです。

ただし、本人の同意が必要ですから、個人情報の取扱に関してはどこかに必ず明記してあります。

任意の電話番号は極力入力しない

住所や氏名などを明記する場合、ほとんどが必須となっていますが、正しくない住所は弾かれますので、これは入力するしかありません。
電話番号の入力は任意である場合があるため、これはできれば入力は避けたほうが良いです。
売却したのに他社から営業の電話来るのは煩わしいので、電話連絡はできるだけ避けたいところです。

現状として、匿名でサービスを利用しても、利用者側に罪が問われることはありませんが、メールや電話によって査定額を知らせるようなシステムが多いので、どうしても個人情報入力は避けられないようになっています。

結論から言えば、「個人情報なしで得られる情報は、あまり信用できない。」ということになるでしょう。

一括見積もりの場合、どこも同じような金額が提示される

一括査定の相場は信頼できるのでしょうか。

これに関しては、外装や内装を見ないで、走行距離と年式で最初に振り分け、買取りに応じる会社だけのデータがメールや、電話によってわかりますから、売れるか、売れないかの基準も分かりますし、外内装の状態さえ良ければ、ある程度は見積りの目安にはなります。

しかし、やはり細かい査定は持ち込んだ場合や、出張で細かくプロが見るので、相場としては一様に近い金額が出てくるのは仕方ないところでもあります。

メールアドレスはフリーメールを活用する

インターネットには、無料で数ギガの容量を使える、WEBメールが多数存在します。
中には使えない一括サイトもありますが、使える場合はパソコンや携帯メールではなく、一時的にフリーのWEBメールを活用するのも良いですね。

現実問題としては、匿名で一括査定が可能としているサイトも、過去には幾つかありましたが、内容は結局、何処かの一括サイトへの誘導だったりして、かなり怪しいものが多いです。
利用するポイントは、やはり電話番号とメールアドレスといったことになるでしょう。

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