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独身だから生命保険はいらないで良いのか?というと答えは「NO」です。
「結婚して家族ができたら入るよ」という声はよく聞きます。
たしかに、結婚した時は、プランを見直すタイミングです。

でも、独身のうちからその土台となる保険には加入しておいたほうが、実はメリットが大きいのです。

保険金が支払われるケースのうち3つは自分が受け取れる

生命保険は家族に遺すもので、独身には必要ない。
これはある意味正解です。その通りです。

でも実は、死亡時以外にも保険金を受け取れるケースが3つあります。

高度障害状態の際の収入保障と満期金

1つ目は高度障害状態になった時です。
車いすでの生活になるようなケースです。

多いのはバイク事故やスノーボードでの怪我です。
この場合、仕事ができなくなり収入が途絶えてしまうことが多いです。
生命保険では高度障害時も死亡時と同額の保険金を「自分」が受け取れるので、国からでる障害年金とあわせて収入保障として使うことができます。

2つ目は、満期金です。
いわゆる「保険で貯金をする」というものです。
保険で積立てをして増えたお金は当然「自分」で受け取ることができます。

3つ目は、入院や手術の給付金です。
病気やけがで入院や手術をした場合もお金が支払われますが、これも「自分」で受け取ることができます。

月々の支払いだけじゃない、トータルの保険料が安い!?

保険は若いうちに加入したほうが安いという話は聞いたことがあると思います。
これは月々が安いだけで、早く契約すると長く払わないといけないから、総支払は高くなるんじゃ?と思っている人は多いと思います。

掛け捨てタイプの保険で早く入る方が合計が高くなるものもありますが、独身の方の多くが選ばれる積立タイプや終身保険は、1歳でも若く加入した方が合計保険料が安くなります。

これは、将来住宅ローンや子どもの教育費で負担が増える時に、結婚してから入った同級生より自分は保険料が安いというのは、家族にとってもメリットです。

意外に厳しい加入条件~健康面~

病気にかかってしまうと生命保険には入れなくなることはなんとなく分かると思います。
実はこの病気というのは、 何もガンや脳梗塞などの重い病気だけではありません。
例えば、社会問題にもなっている「うつ病」があります。

うつ病になってしまうと加入できない(または割増の保険料がついてしまう)生命保険は山ほどあります。
また健康診断でC判定などが出始めると、つっこまれることも多々あります。

「要再検査」という部位がひとつでもあるとその部分は厳しく審査される場合があります。
結婚した時にオールAの健康体とは限らないのでやっぱり不安が残ります。

大きすぎる死亡保障・高額保険料には注意

独身の方にとって保険も必要なのかなと少しは感じていただけたと思います。
でもここで注意が必要です。

保険が必要だからといって、規模の大きい掛け捨て保険に加入したり、積立てができると思ってものすごく高い保険料の年金保険に加入するのは、注意が必要です。

まず、大きな掛け捨てタイプの保険は、いつ入るのが良いかというと、ずばり結婚する時です。
それまでは親に迷惑かけない程度の保障に入っておいて、結婚する時に掛け捨てタイプを付け足すというイメージです。

次に、高額の保険ですが、積立てタイプでたしかにお金は増えるとはいえ、自分の今の生活を圧迫するほどの保険に加入するのは本末転倒です。
保険貧乏になってはいけません。

払えなくなったら途中で解約すればいいと思うかもしれませんが、早期解約は返戻金もわずかしかありません。
やはり適切な範囲で加入するようにしま しょう。

最後に「いつかは結婚して家族をもちたい」と思っている独身の方は、「将来にむけて土台となる」、「親に迷惑かけない 程度の」、「支払いに困らない程度の」保険に入っておくと、将来良かったと思える日がきっとくるはずです。

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