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加入する保険をどうやって選ぶ?生命保険の入り方は3通り
生命保険の入り方なんて言うと、何だかいろいろあって、ややこしくてしかたがないと感じられる方もおられるようですが、決してそんな事はありません。
①昔ながらの保険会社のセールスレディーや営業マンを通して入るか?
②代理店経由で入るか?
③自分で選んだ通販型の商品に申し込むか?
のいずれかであって、前者2つが対面型、後者が非対面型となるだけの事です。
しかし、どれを選ぶかで、選択肢の数や範囲は随分違ってくる上に、価格自体の差はもっと大きくなると言っても過言ではないでしょう。
また、保険というのは入っておしまいではなく、むしろ契約が成立してから以降、長い付き合いが始まる訳で、それもそれなりに考慮しておく事は大切でしょう。
大手の保険会社や代理店経由で契約すると?
その点、最も伝統的な保険会社のセールスに申し込む場合は、まさに殿様気分!
担当者を電話一本で呼び出しては、甘えたり文句を言ったりと、いささか気分次第でわがままに遣う事ができ、面倒なことは全て押し付けられると言っても過言ではないでしょう。
その代わりに、自社の商品しか扱う事が出来ませんから、見直しの際に勧められるのも、やっぱり同じ会社の保険という事になります。
さらに、生保レディーたちと親しくなればなるほど、解約や他社との比較検討がしにくくなるため、一度高価な老舗大手で契約してしまうと、後々厄介な事になりかねないという事実もあります。
こうしたデメリットは専属型の代理店にも当てはまるもので、その上こちらは自ら来店しなくてはならないというデメリットもあります。
ですが、そのお陰で若干クールに付き合える分、辞めたり乗り換えたりが容易であると言えそうです。
通販型のメリットやデメリット
さらに、最近流行りの通販型なら、自分が出て行く必要もなければ、相手を呼びつける手間も省けます。
自宅で、たった一人で生命保険に入るなんていう事も出来るのです。
これなら正しく、時間も選択も自由自在!
なんと気楽な時代になったものでしょうか。
おまけに、人件費や店舗維持費など、余分なコストが掛からない分、安価に良質な商品を提供してくれているのですから、もはや、外交員も代理店も要らないということになり、パソコンやスマホから簡単に申し込みできるので、これに優る生命保険の入り方はないのではないかという気すらしますね。
ならば、各社の外交員の数や代理店の数は減っているのかというと、決してそんな事はありません。
それどころか、生保レディーたちの数はさておき、代理店の数は、益々増える一方ではありませんか!?
それに、よくよく見てみると、WEBでしか申し込み受付をしないと徹している完全なるインターネット専業の会社は、登場当初の勢いはなく、思ったほど支持されていない事が分かります。
そこはやはり、オール・セルフサービスというのが、いかに大変な事であるかを物語っているのでしょう。
さらに顔の見えない取引の最大の弱点は、感情が伝わらないという事にあります。
だからこそ平等且つ正当なる契約のみが成立するという長所は大きいのですが、その反面、少しでもグレーゾーンにはみ出していれば、たちまち切り捨てられてしまいます。
事実、寝る間も惜しんで複数の会社のシュミレーションに挑戦し、見積もりを出し、嫌になるほど細かな告知書への回答を完了させたのにもかかわらず、引き受け出来ないと言われ、一気に生命保険に入る自信や気力をなくしてしまったという方は少なくありません。
その点、顔をつきあわせ、その場で討論する対面型なら、ちょっとしたきっかけで簡単にセーフティーゾーンに引き込んでもらえます。
それは別段、成績を上げるために営業担当者が無茶をしている訳ではなく、告知というのは本当に書き方一つで大きく左右され、真実が伝わらない事が多いのだという事なのです。
複数の会社の商品を取り扱う代理店で相談する
そんなこんなを考えると、それぞれの短所をフォローすべく現われたのが、今流行りの複数の会社の商品を取り扱う乗合代理店、こちらのようにいわゆる保険ショップと呼ばれるところではないでしょうか!?
しかし、そこにもまた、それなりの注意点はあって、店や担当者によっては限りなく専属店に近い目的で提案しているという事を知っておかなければなりません。
要するに、利益率の高い会社や商品を選んで勧めてくることがあるという事です。
ですので、どの入り方をするにしても、必ず自分自身で何社かのプランを比較検討する事は必要不可欠で、その結果によってどういった手段を選ぶのかを決められるのがベターでしょ
例えば、外資系でいいのであれば、大抵は通信販売していますから、それを申し込めばいい訳ですし、損保系なら専属代理店で気楽に加入出来ます。
そして、やっぱり老舗大手で加入したいと思うのであれば、生保レディーたちを呼びつければいいのです。
さらに、いくつかピックアップした上で、もっと詳細に比較検討したいのであれば、乗合代理店で相談されるのも悪くはないでしょう。
人任せにせず自分自身で比較検討する
いずれにせよ、生保に入るという事は、自分の身にお金を賭ける事であると考えれば、もともと人任せになんか出来ないはず!
どの入り方にも付帯するデメリットをきちんと把握し、それを自分自身でフォローする事は大切なのではないでしょうか。
かと言って、自分自身で何もかもを決めるリスクも大きく、それをフォローしてもらう存在もまた重要視するべきだと思います。
恐らく、それが今尚、生命保険会社の営業担当者や代理店の減らない理由と言えるでしょう。
自分自身では決め兼ねるという場合は、ある程度アドバイスしてもらい、いくつかの選択肢を与えてもらうのも良いでしょう。
中立な立場で自分に合ったプランを提案してくれるのが保険のプロとも言われるファイナンシャルプランナーです。
まずは相談に乗ってもらい、その中から最もしっくりくる商品を見極めるのが安心かもしれませんね。
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