車 買取 どんな車でも

今や売れない車はありません。
そう思ってもいい時代ではあるでしょう。
実際「どんな車でも買取ます」という幟や看板を掲げている業者は少なくないですよね。

鉄くずの売買

ただし、そうした業者の多くは、古い車を買って売るという中古車販売のようなビジネスではなく、スクラップ屋としてのビジネスを運営している事が圧倒的多数です。
つまり、鉄くずを売買する事で利益を上げている会社！

後は、細かな部品を取り外し、修理工場や中古車屋などに安価に販売したりもしていると思ってもらえれば分かり安いでしょう。
とにかく今は鉄が高値で売れる時代ですから、こういうビジネスも立派に成り立つのであります。
確かに、リサイクル法が出来て以降、愛車を廃車するには、それなりの処分費用というのが課せられます。

もちろん、まだまだ現役としての価値があり、そこそこの値段で売却出来ればいう事はありません。
けれど、もう10年近くも乗っていて、走行距離が10万キロ以上を越えているような普通車は、どんなに綺麗でも、査定額0円と言われるのが一般的です。

自賠責保険や税金の戻りに注意

おまけに、リサイクル料金も納めていませんから、新車購入時にディーラーで下取りを希望すると、処分費用を請求されてしまうんですね。
そこで、そういう場合には、このような廃車屋に出すのは利口な手なのです。
1台当たり1万円というのが相場でしょうか。

用途がようとですから、どんなボロ車であっても引き取ってくれますし、事故車でも全く気にしません。
ただし、一つ気を付けて頂きたいのは、手放す車に車検期間が残っている場合は、廃車手続きを完了する事によって、自賠責保険や税金がいくらか返って来るという事です。

そして、それは本来、期限一杯分まで先払いした自分のものです。
けれど、これを売り主に返却せず、自社の利益や手数料としているところも少なくありませんから、必ず事前にその辺りを確認し、納得された上で買い取ってもらわれる事が大事でしょうね。