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宅建を受験する際に気になるのが、合格ラインです。
試験後には、自己採点の点数と大手予備校の予想合格ラインを比較する受験生がほとんどです。

しかしハッキリと合否が知らされるのは1ヶ月以上先になります。
何点取れば安全圏なのか、合格ラインをお教えします。

35点程度を取得

宅建試験は50点満点のマークシート方式の試験です。
そのうち35点程度を取得することで合格になります。

なぜ合格点が曖昧なのか?
合格基準点は毎年異なり、32点~36点とバラツキがあります。
パーセンテージでいえば64%~72%と幅があります。

しかし合格率に目を向けると15%~17%とあまり動きがみられません。

合格率から合格点を決定

上記のように合格率の数値のみ動きが小さいことから、合格基準点を決めているのは合格率だと予測されます。
比較的問題が優しい年度には合格ラインが上がり、問題が難しい年度には逆に下がる傾向があります。

そこで過去問題を使用して勉強をする際は、その年の合格点を念頭に置きながら自己採点を心掛けましょう。

意外と知らない?「5問免除の登録講習」

宅建試験には登録講習という、5問免除をしてもらえる講習があります。

宅建士試験前にこの講習を受けることで、本試験が5問も免除になります。

しかし誰しもが、この講習を受講できるわけではありません。

「勤務先の会社が宅地建物取引業者として登録」していること、
もしくは「勤務先で従業者証明書を発行されている」

このどちらかに当てはまる人のみに受講資格があります。

登録講習修了者の大きなメリット

登録講習修了者には証明書が交付され、3年以内の宅建試験について、5問の免除が受けられます。
ただし注意しなければならないのは、試験時間が10分短縮される点です。

そして免除される5問は46問から50問と決められています。
この5問は「宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関する科目」と
「土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関する科目」です。

かなり細かい知識が要求されるマイナーな分野になります。
そのためこの箇所が免除されるメリットは大きくなります。

登録講習修了者の合格率

一般の受験者の合格率が15%~16%なのに対し、登録講習修了者の合格率は19%~22%と高いことがわかります。

また合格率によって合格ラインが決定されていると予測されることから、
5問免除を利用できれば、合格ラインから抜け出せる計算になります。40点あればどう転んでもクリア!

試験後の自己採点の点数よりも、予備校の予想合格点の方が高かった場合には、合格発表前に大きなダメージを受けます。
しかし的中率が高いとはいえ、各予備校の予想合格点はあくまで予想でしかありません。

予想合格点の点数に振り回されないためにも、40点程度を獲得しておけば、安心して12月の合格発表が迎えられます。
そのためには、全力を尽くした日々の勉強が不可欠になります。

下記の通信講座「フォーサイト」は、数ある宅建資格対策講座の中でも合格率が高いことで評判です。
一人でスケジュールを立てて勉強するのが苦手な方や、仕事の後の限られた時間で学習するからこそ、効率よく勉強したい方にはおすすめです。

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